マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

祖国

2015-09-16 21:48:16 | Weblog
 
  今の私達には想像も出来ないーーーーーー。

 その状態の中から生きて祖国日本に帰ってきた人のお話。

 朝鮮半島に居住していた彼女は終戦のあと収容所に収容され 

 銃を手にしたソ連兵の下で時を過ごした。その後貨物車に乗ったり

 歩いたりして港町まで辿り着く。女性は皆丸刈りして男装した。

 身をまもるためにーーーーー。「とにかく祖国に帰りたい」

 集団脱走する。脱落者が次から次ーーー大きな川をいかだで渡る。

 其処が38度線と後で知る。

  がらっと光景が変わった。アメリカ軍の世界。そこから釜山に、

 其処で船に乗り博多え奇跡の旅が日本に辿り着かせてくれた。

  振り返って感じる事は”恨み”でも”憎しみ”でもない。

 挑戦人のオモニが大量の米を分けてくれた。ソ連兵が食料を与えてくれた。

 人間は国籍が違っても、肌の色が違っても”同じ人間”なんだと感じると。

 これが平和の原点の考え方と思うのですがーーー。

 ”地球民族主義”この考え方は理想論なのでしょうか。

 

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