江戸時代の作家「伊藤若冲」は謎の天才絵師と言われた。
没後300年。にわかに脚光を浴びてきました。
町人文化の活気あふれる時代、京都に生まれた。
たぐいまれな才能は氏の絵画すべてに表れている。
19世紀、印象派の時代モネが”光”を絵画の中に取り入れました。
しかし、それより早い18世紀に若冲は”光”と言う問題を
自分の絵の中に生かしていたのです。理想の色を追及したのでしょう。
京都のある寺院の天井画。200年間秘蔵の絵がこの度、世の中にお目見えしました。
168枚のあらゆる世界の花々。最新のグラフィツク技術でよみがえらせました。
それは、圧巻というしかない。
天才絵師の ‴若冲展”を見逃すのはあまりにも勿体無い。
氏は「自分の絵を本当に理解してくれるのは1000年後の人々だ」
との言葉を遺していた相です。