杉本えつこ女史の「武士の娘」はベストセラーとなった。
彼女は若くして「アメリカ」に渡った。そして東洋と西洋を
結びつける事に努力した。明治生まれの彼女の人生は波乱の歴史。
アメリカで生涯の友となる”フローレンス・ウイルソン女史”との出会う。
彼女は日本が大好きであった。
戦争と言う愚かな行為はこの二人を、日本アメリカのはざ間で翻弄した。
新潟県長岡の彼女の生家は総てが無くなっても”梅ノ木”は今も健在。
樹齢150年。梅は武家屋敷に好まれたらしい。
古いしきたりの、明治と言うその時代に渡米し、外人と結婚する勇気。
開拓精神が旺盛だったのでしょう。
いずれにしても私達の先輩に”挑戦の女性”が居たのです。
”えつこの生き方”は私達女性に何かを問いかけてくれます。