とちぎ発道路観察日記

このブログも開設から12年、、
頻度は少ないですが、今後ともよろしくお願いします。
令和5年3月22日

とちぎでも本格採用?

2011-04-10 21:44:12 | 交通信号機
こんにちは。

今日は、信号電材の信号機を紹介します。
形はこんな形です。

これは信号電材の薄型です。

信号電材では平成16年頃から他メーカーより先駆けで薄型LED灯器を製造しています。私は小学校で国会議事堂を見学しに東京に行った時、バスの中からこの灯器を見て、見たことの無い不思議な信号。と思ったことを覚えています。

そんな信号電材は昔から信号業界のパイオニアとも言える存在で、早くから信号灯器にアルミダイカストを用いたり、疑似点灯防止(多眼)レンズを開発したり・・・そんな信号電材の信号灯器、かつてとちぎではほとんど見られない灯器でした。
設置されていたのは確かなのですが、、足利・芳賀地域の数か所しか見られませんでした。
理由は、おそらくとちぎでは疑似点灯防止に力を入れていなかったからだと思います。

しかし近年!!
とちぎでも信号電材が見られるように。
この灯器のおかげで。



信号機に詳しく無い方でも違和感を覚えると思います。その名も・・・
視覚制限灯器(ルーバーフード)

仕組みは、四角い箱の中にいくつもの板が入っており、視覚を制限できます。
(クルマのエアコンの板みたいな。)

この信号機はこんな交差点に設置されています。

場所は宇都宮市宇高前交差点

ここは、中央の本線路と左側に平行するように、従道路があります。信号は別々に青になる為、左側の従道路のクルマが本線路の信号を見て進行してしまったら大変危険です。なので誤認対策としてこの灯器が設置されているのです。(赤い枠で囲まれた縦設置の灯器、赤が点灯中です。)

またとちぎがこの信号灯器を採用した理由がもうひとつ。

現在の主流であるLED灯器では従来のルーバーだとこんな感じに見えます。

灯器は日本信号製です。
LEDの粒がルーバーに干渉して見えにくいです。

しかし信号電材のルーバーフードには灯器のレンズも普通の透明レンズではなく、スモークのレンズを装着し四角いルーバーを装着しているので干渉は起きません。
四角いルーバーフードをはずしてしまえば、普通の灯器として利用できます。

すごいでしょ(笑)

現在、私の見た限りで
・宇都宮市 宇都宮高校前 r2(画像) 〈更新前は日信レモン300〉
・宇都宮市 平成通り  〈更新前は日信ブツブツ丸型300〉  
・宇都宮市 川田入口交差点 R4  〈更新前は京三VACオマル〉  
・宇都宮市 新4号側道  〈不明〉
・日光市 清滝インター前 R120  〈更新前は小糸ブツブツ丸型赤300〉
・佐野市(田沼町) 佐野田沼インター前 r16  〈新設〉
・那須塩原市(西那須野町) R400旧道のJR線陸橋より西  〈更新前は小糸U型?〉
・下野市(南河内町) r339  〈新設〉
・下野市(南河内町) 住宅地  〈新設〉
・下野市(南河内町) 自治医大前交差点より1つ東  〈更新前は日信U型〉
〈2012-12-4追加〉
・小山市 羽川西小前 r18〈更新前は京三ブツブツ丸型赤300〉
〈2012-12-10追加〉
・真岡市 清水付近 R121
以上の場所で確認済みです。


栃木では結構レアだった信号電材の灯器、もっと増えて欲しいものです。
きょうはここらで。。。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。