とちぎ発道路観察日記

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令和5年3月22日

雪国でなくとも、あれは存在する。

2016-02-15 22:44:47 | 交通信号機
おばんです。



今回も信号機に関係するお話。



信号機には小さな屋根が付いています。その屋根はフードや庇(ひさし)と呼ばれていまして、信号機のレンズの汚れを防いだり、疑似点灯(灯器が夕日に照らされて点灯しているように見える)を防ぐ役割があります。


基本、青黄赤ともにフードの長さは同じですが、異なる場合も存在します。


新潟をはじめ東北地方などで目にすることができるもので、赤だけフードが長くなっていたり、赤→黄→青にかけて順々にフードが短くなっているものです。


お気づきの方も多いと思われますが、新潟や東北地方では信号機は縦型ものが多いです(横型ももちろんあります)。

縦型の信号機は上から赤→黄→青となります。


理由は三色の中で一番重要な赤は大型車の後ろに停車したときなどで灯器が見難くても見えやすいように一番上に配置した結果です。

雪国で横型の信号機を設置すると雪の重みで灯器が傾いてしまうそうです。それを防ぐために縦型になっているそうです。これは殆どの方も知っておられるでしょうね。

青・黄のフードが短くなっている理由は、なるべく雪が積もりにくくする為です。








ここはとある交差点です。




一見、いたって普通の交差点ですが、よーく目を凝らして見ると・・・お気づきになりましたか。。?








では別のアングルで!












赤だけフードが長いことが分かると思います。



真横から見ると






これは、実は赤だけフードが長いのではなく黄・青のフードが短くなっています。
証拠に矢印灯器は赤と同じ長さです。



信号機の屋根ひとつとっても、このように種類があるのです。時代によってメーカーによってさまざまなタイプがあり、マニアはフードの形でメーカーが分かってしまいます(笑)













でも、この灯器のある場所は雪国ではありません。


下野の国栃木県です!

日光や那須は雪が降りますが、そんなに滅多に雪が降らないエリアにこの灯器は存在します。



おもしろいですね。





ではでは。。。






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