とちぎ発道路観察日記

このブログも開設から12年、、
頻度は少ないですが、今後ともよろしくお願いします。
令和5年3月22日

いろは坂の入口には(弐)

2013-02-20 00:02:43 | いろは坂
おばんです。


日が空いてしまいましたが、いろは坂の入口である馬返しのレポート(その弐)をお送りしたいと思います。
⇒(その壱)はこちらから




これは「とちぎ道と川 百選」を示す標柱です。県内の名勝などに建てられているものです。



これも昔からある可変標識ですね。私はこの「40」しか見たことがありません。夜間に通ってみてもこの状態だったので故障しているのでしょうか。他の規制表示も見てみたかったです。


そしてその標識の下!!




写真の矢印の先っちょ辺りに何かが消されたような痕跡があります。
実はこれ、かつて存在したいろは坂の通行区分帯を示していたものです。
左車線・・・バス、タクシー
右車線・・・自動車、二輪、小特

だった気がします。(昔の不鮮明な写真による情報なのであしからず。)
☝現在は車両区分を示す標識や標示がすべて撤去されてしまいました(いつ頃廃止になったのかは定かではありませんが、2005年には無かったと記憶しています。)。通行区分があった当時は外国人むけに英語表記だけのものもあったようです。


その先には

新たに設置された警戒標識がありました。
ちなみに後ろにある門型標識に以前は通行区分ここからの標識が付けられていましたが、現在はご覧の通り駐停禁と最高速度標識が付けられています。



門型標識の手前には大きな石碑がありました。日光道路・・・と書かれています。
昔は日光道路とも呼ばれていました。





観察してみると歴史を感じます。嗚呼、有料道路時代のいろは坂の写真が見てみたい!
また日光の図書館にでも行ってこようかな。


それでは。。。

いろは坂の入口には

2013-02-06 19:56:29 | いろは坂
おばんです。改めまして今年もよろしくお願いします(。・∀・)ノ゛

そしてお久しぶりですね。もともと更新頻度が少ないブログですが、テスト期間という事でブログの更新をストップしていました。
が、、、
これからは春休み期間に入る為、暇を見つけて更新していけたらな・・・と考えています。



今回は、「いろは坂」の書庫に手をつけようと思います。

いろは坂は登り・下りが分離された一方通行の国道です。その始まりは 馬返し から始まりますが、その馬返しの風景を紹介したいと思います。



ここが馬返しです。
昔はこの先急坂道・悪路の為、馬はこの先には行けず引き返していたことからこの名がついたようです。尚、馬返しまたは馬返と二通りの表記を見かけますが今回は馬返しの表記を使います。



少し手前にこのような標識がありました。



この先が上下線分離されている事を示しているようです。
もう少し詳しく観察してみると、、「沼田」の部分に枠が付いているのがお分かりかと思います。この写真の撮影時は夏だったのでこのようになっていますが、、冬場に来ると、



このように「金精峠冬期閉鎖」と板を差し込んでいます。
また下にも同じ内容が書かれています。

もうひとつ、この標識に使われているフォントは現行のものではなく、昔のローマ字表記の無い世代に使われていたものです。しかし世界遺産のある日光である為、当時からローマ字を表記していたのでしょうね。
おにぎりも少しBIGのようです。



電光掲示板も
かつては、古い公団ゴシックで「スリップ注意」などと書かれたものがありましたがここ数年で更新されました。

そして1984年(昭和59年)の無料化まではここに料金所があったようです。少し広くなっているのは料金所跡のなごりですね。


大谷川を示す看板です。「とちぎ県」という表記になっています。




いろは坂の工事状況をしめす看板。途中、カーブに数えてもよさそうなコーナーがありますが・・・



看板の横には資材置き場です。
道路好きからすれば宝の山?です。



この先にもまだあるのですが長くなりそうなので、、今回はここまでにしたいと思います。


ではでは。。。








いろは坂のカーブ標識の今昔

2011-08-10 09:48:47 | いろは坂
こんにちは。


いろは坂を訪れたことのある方は見たことがあろう標識です。
いつから設置されてたのかは不明ですが、

今回は今設置されているタイプと昔設置されていたタイプを見比べてみようといったレポートです。


〈現行〉

ブレていますがご了承ください。

現行タイプは、カーブの番号・いろは坂特有のひらがな48個・そして左上に栃木県花のやしおつつじのかわいいイラストが入っています。
いろは坂には48すべてのつづら折りにこの標識が立っています。中にはR120のおにぎりと「いろは坂」と書かれた補助標識が付いている個所もあります。

私はこの現行の標識しか見たことが無く、図書館の資料やインターネットなどで調べた結果、かつては下のようなタイプが設置されていたようです。


〈旧タイプ〉

イラストでしか載せられない為、、私のへたくそな絵で我慢してください<(_ _)>

形は国道標識のおにぎりと同じ形で、白地に青文字で
上に「曲線」と書かれていて、真ん中にいろはにほへと・・・とひらがなが入り、一番下に①②③④・・・と番号が入ったものが
設置されていたようです。

そして、下に付いた←はカーブの方向か一方通行を表していたようです。


※現在、yutubeでいろは坂の昔の動画がアップされていますが、このような形の標識が見ることが出来ます。



では、いつこの標識の世代交代が行われたか・・・は詳しくは分かりませんが、
現行の標識の柱に付いた栃木県のステッカーで分かるかもしれませんが、、走行中に設置年数は読めませんでしたorz
次にいろは坂を訪れた際は見てみようと思います。

旧タイプの標識のことをご存じの方、、情報をいただけるとありがたいです(*^_^*)

きょうはここらで。。。



















いろは坂起点(馬返)

2011-07-10 22:22:22 | いろは坂
おばんです。

今日は、手抜きになってしまうかもしれませんが、一応更新ってことで・・・(汗)

日光市にある国道120号いろは坂(日光道路)の起点の馬返の写真です。(2010年12月撮影)

標識には
↖沼田 中禅寺湖  と書いてあります。
金精峠が冬の通行止め期間になると、沼田の部分は「金精峠通行止め」の表記に変わります。
それと、左下の大谷川の標識は とちぎ県と表記されていて、県内には結構このタイプ、見ることが出来ます。



いろは坂は昭和29年に日本で2番目の有料道路として料金徴収開始、昭和34年に道路公団の管理下に置かれ、昭和40年に第二いろは坂(登り)開通。 昭和59年に無料開放されました。

起点は馬返から始まりますが、馬返という名の由来は、昔この坂は女人禁制・牛馬禁制であった為、ここで引き返した・・・(ウィキペディアによる)という話と、
この坂が急な為、馬をここで置いて、登って行った・・・(昔、私が聞いた記憶による)
という話だそうです。

また、父によると有料道路時代は写真の近辺に料金所があったそうです。
有料道路時代は、日光道路と呼ばれていた為、日光市内には未だに日光道路と書かれた標識も存在します。


次回のいろは坂の書庫はカーブの標識の今・昔を紹介します。

今日はここらで。。。

いろは坂

2011-05-17 21:35:57 | いろは坂
こんばんは。

関東地方にお住まいの方や、観光で奥日光を訪れたことのある方はご存じだと思いますが、
栃木県日光市の国道120号には「いろは坂」という坂が存在します。

つづら折りが続く、長い坂でカーブが48個あって、それぞれのカーブに い・・ろ・・は・・・
っていう標識があります。

またいろは坂は秋の紅葉の季節になると、とても綺麗です。(その分、渋滞も酷いのですが、)

そんないろは坂ですが、ワタクシ的には宝の山でもあります。
なので、いろは坂というページまで作ってしまったのです。(爆)

初回の今日は、いろは坂の話。

私が初めていろは坂を通行したのは、おそらく5才の時?でしょうか。(いとこが車酔いしていたのを覚えています)
そんで、小学校3年生のとき、父と二人でいろは坂の入口である馬返で写真をとりました。
その写真には、今は無き、通行帯規制を示す標識が写っていました。(通行帯規制が無くなっているのを知ったのはここ3年の話。)

いろは坂の第二(上り)は普通に上って行くのですが、下りの第一の時、父がギアをDでは無く、3にして下っているので、どうして?って聞きました。(この時は小3だったので・・・車の免許を取った今、なら分かりますが (笑)
答えは、Dだとスピードが出すぎでブレーキをたくさん使うから、ブレーキが焼き切れて止まれなくなるから・・・と

そんな私も免許を取ってニ週間ですが、先週の日曜に横に父に乗ってもらい、いろは坂を攻めてきました。(もちろん、ゆっくりと (笑)
上りはカーブの先ばっかり見ていて、目が回りました。。
下りはギアを3(サード)で下りました。

あまり怖くは無く、楽しんで登坂・降坂してきました。

昔は父の運転で、今は私の運転で、、いろは坂。
なんかうれしかったです。

これ以上話すと、みなさん飽きてしまうかもしれないので、自分のエピソードはここまでにします。

次回からの「いろは坂」はいろは坂に設置された標識や廃道なんかの話をしていきたいと思っています。

それでは。。