とちぎ発道路観察日記

このブログも開設から12年、、
頻度は少ないですが、今後ともよろしくお願いします。
令和5年3月22日

きっかけ

2016-02-25 19:40:11 | 日記
おばんです。



ブログを始めてもう4年も経つのですが、書こう書こうと思っていて書けてない記事は残念なことに沢山あるのですが、今回は私がこんなブログを始めるきっかけをつらつらと書いていきたいと思います。暇な方だけwお付き合いくださいませ。。




私が信号という変な趣味を持つようになるまで~。


最初は信号機では無く道路標識に興味を持っていました。おそらく4歳ころだったと思います。
父に免許更新でもらう教本を見せてもらったような記憶があります。

それで初めて見る、丸や三角のイラストが気に入ったのか分からないですが、それからはそんな道路標識の絵を広告の後ろや自由帳に描くようになります。

最初に覚えた漢字は「消火栓」でした。(笑)小学校に上がる前にはマスターしてましたね(^_^;)


最初は青看などには興味が無く、警戒標識・規制標識・指示標識が専門でまた、地元には鉄道の踏切もあり警報機にも興味がありました。


それから月日が経ち、信号機にも興味を持つようになります。



私の身の周りには変な信号機が多く存在していました。

今に思えば確かに変わっていますが、とちぎ限定の「赤だけ300」の信号機やちょっと足を延ばすと、鉄道用の信号で赤赤が交互に点滅しているものもありましたし。。


そんな中、小学校に通う途中に、信号待ちしていると同じ交差点なのですが、歩行者用信号機が2タイプあることに気が付きます。

一つ目は丸いフォルムで三角形の屋根のタイプ

もうひとつはとにかく角ばっているタイプ


またその交差点は時差式信号で一方の車の信号が赤になっても、反対側は青のままだったので、そこでもこの交差点は普通じゃない!  程度に思っていたのだと思います。


しかし、道路標識をパソコンで閲覧していると流れで信号にも目が行きました。


そこで、2タイプある歩行者信号機の理由が分かり、かつとちぎ限定の信号機があることが分かりました。

改めて通学中に車の信号を見ると、赤のリングだけが細くなっていることに気が付きます。





長くなりそうなんで続きはまた(笑)



ではでは。。。

雪国でなくとも、あれは存在する。

2016-02-15 22:44:47 | 交通信号機
おばんです。



今回も信号機に関係するお話。



信号機には小さな屋根が付いています。その屋根はフードや庇(ひさし)と呼ばれていまして、信号機のレンズの汚れを防いだり、疑似点灯(灯器が夕日に照らされて点灯しているように見える)を防ぐ役割があります。


基本、青黄赤ともにフードの長さは同じですが、異なる場合も存在します。


新潟をはじめ東北地方などで目にすることができるもので、赤だけフードが長くなっていたり、赤→黄→青にかけて順々にフードが短くなっているものです。


お気づきの方も多いと思われますが、新潟や東北地方では信号機は縦型ものが多いです(横型ももちろんあります)。

縦型の信号機は上から赤→黄→青となります。


理由は三色の中で一番重要な赤は大型車の後ろに停車したときなどで灯器が見難くても見えやすいように一番上に配置した結果です。

雪国で横型の信号機を設置すると雪の重みで灯器が傾いてしまうそうです。それを防ぐために縦型になっているそうです。これは殆どの方も知っておられるでしょうね。

青・黄のフードが短くなっている理由は、なるべく雪が積もりにくくする為です。








ここはとある交差点です。




一見、いたって普通の交差点ですが、よーく目を凝らして見ると・・・お気づきになりましたか。。?








では別のアングルで!












赤だけフードが長いことが分かると思います。



真横から見ると






これは、実は赤だけフードが長いのではなく黄・青のフードが短くなっています。
証拠に矢印灯器は赤と同じ長さです。



信号機の屋根ひとつとっても、このように種類があるのです。時代によってメーカーによってさまざまなタイプがあり、マニアはフードの形でメーカーが分かってしまいます(笑)













でも、この灯器のある場所は雪国ではありません。


下野の国栃木県です!

日光や那須は雪が降りますが、そんなに滅多に雪が降らないエリアにこの灯器は存在します。



おもしろいですね。





ではでは。。。






県内で最古になる灯器

2016-02-14 21:18:26 | 交通信号機
おひさしぶりです、そして良いお年を、そして新年おけましておめでとうございます。(苦笑)

とりあえずしばらくぶりということでふざけてしまいました((^_^;)
本年もこのブログを宜しくお願いします。


時期は2月を迎え、とっくに新年という感じもなくなってきましたね。
思い起こせば、昨年の今頃は2月末に行われる卒業論文の発表に向け仕上げ段階にはいっていました。とはいっても、授業も殆どなかったので夜遅くまで・・・とは無かったです。

研究室に残っていた友人達と、夜10時ころに伊勢崎までラーメンを食べに行ったりしてました。いや懐かしい!

社会人になった今では、そんなことは出来る訳もなく帰っては寝るという日々です。仕事終わりに体を鍛えに行きたいと思ってはいます(笑)



前置きが長くなりましたね、、



さて、信号ファンしか分からないマニアックな話になります。




栃木県内の古い灯器はなんでしょうか??



丸型灯器ではあるのですが。。





5






4






3






2






1






0






では、アンサーを!





はい。これです!(たぶん)



小糸工業の250mm格子状レンズですね。年代としては昭和50年代のものです。



詳しく見てみましょう!



青点灯



黄点灯



赤点灯




どれも電球はソフトホワイト電球(栃木県標準採用)です。しかしこの時代の灯器はEシールが無いので電球のソケットは一般的な電球の回しながら入れるのではなく、押しこんで反転させるタイプと思われます。

フードは尖った50年代前半のものとは異なり、後期型なんでしょうか。


プレートを見てみましょう。

金属製車両用交通信号灯器
製造年月 昭和54年10月
小糸工業株式会社

とあります。


平成5年前後の灯器が更新されてしまう現在のとちぎでは希少です。36年前の灯器です。



場所は県北の矢板市です。国道461号に設置されています。


矢板運動公園の入口にあります。



以前は狭い交差点だった記憶がありますが、とても広く改良され左折車は信号に関係なく?曲がれるようです。(通称:茨城方式)


この灯器は補助灯器として設置されており裏側の灯器は小糸250mm(赤だけ300mm)ブツブツレンズ灯器です。いろいろな灯器の寄せ集めでした。


私が確認した内では古い灯器は・・
・宇都宮にNS内庇250(赤300)レモンレンズ
・小山に〃250レモンレンズ
・西方に京三クチバシ250レモンレンズ
・足利や壬生にレモンレンズ
・佐野に小糸の300網目レンズ

くらいです。県北に弱いのでもしかしたらあるかも。


このタイプは過去に小山市千駄塚交差点や乙女交差点にありました。



いつまで残るか分かりませんが、出来るだけ残って欲しいものですね。







あと、もひとつ県内の情報があるんですが次回にします(-_-;)


ではでは。。。