藤枝名物「サッカーエース最中」の看板。
静岡県立藤枝東高校は、サッカーの強豪校として有名です。
サッカー日本代表の長谷部誠選手、元代表の中山雅史選手をはじめ多くのサッカー選手を輩出しています。
商店街のいたるところで、長谷部選手のポスターを見かけました。
意外なところ(?)では、俳優の別所哲也さんもOBです。
こちらの交差点が「藤枝宿東木戸跡」(藤枝宿の東側入口)
この辺りに問屋場跡もあったようです。
藤枝宿に入ります。
江戸時代の藤枝宿の様子。
藤枝宿は田中城の城下町で、本陣2軒、旅籠37軒ありました。
「恵比寿大神 大黒天」
可愛い七福神が描かれてベンチで休憩。
この辺りはかつて「白子町」と呼ばれていました。
1582年(天正10年)「本能寺の変」の知らせを聞いた徳川家康は、身の危険を感じ伊賀から伊勢へ逃げました。
伊勢の白子(しろこ)という場所で、家康は敵に捕まりそうになりましたが、小川孫三というお百姓さんに助けられました。
家康をかくまった罪で白子にいられなくなっしまった孫三を、家康は藤枝に呼び寄せ、白子町をつくる許可を与えた・・・と云われています。
小川家の子孫「小川眼科医院」の前には「白子由来の碑」
小川家には家康の朱印状が保管されているそうです。
少し寄り道をして「蓮華寺池公園」へ。想像以上に広い公園・・・付近は車で渋滞していました。
公園内にある「藤枝市郷土博物館」で、原始時代から現代に至る藤枝市の歴史を学びました。(館内は撮影禁止でした。)
蓮華寺池の遊歩道を歩いていると、やっと歩き始めた・・・という感じの小さな男の子
がニコニコしながら、我々の方へ突進してきました。「危ない!転ぶ!」・・・思わずしゃがんで受け止めると、その男の子に「ギュ~」っとハグされてしまいました。男の子のママが駆け寄って来て「すみませーん!」と恐縮されていましたが・・・いえいえ、何だか嬉しかったです。
公園に隣接する「スターバックス」で休憩。
週末とは思えないほど空いていて、居心地が良かったです。
蓮生寺の「イブキ」。樹齢約700年、樹高6.8m 根回り1.65m
「常夜燈」
ちとせ通りを進みます。
「藤枝だるま」のお店もありました。「8の字」の髭が、藤枝だるまの特徴です。
「若一王子神社」
社叢(しゃそう)には、ヤマモガシ、イチイガシ、カンザブロウノキなど暖地性樹木が自生しています。
大慶寺の「久遠の松」
日蓮上人お手植えの立派な松です。樹齢700年以上、樹高25m、根回り7m。
商店街の各店先には、珍しい人形が飾られていて目を引きます。
「志田天神ひな街道」開催中でした。
この辺りでは、男の子が産まれると、菅原道真公の「天神雛」を贈る風習「志太天神」があります。5月の節句の時期は茶摘みの農繁期と重なるため、ひな祭りと併せて、4月3日に男女あわせた「ひな祭り」を行うそうです。
(つづく)