旧東海道を進みます。
国道139号線を渡ります。富士山が近い!
「青嶋八幡宮神社」通称・磔八幡(はりつけはちまん)
由緒について、吉原出身の漫画家・望月あきらさん(「サインはV」の原作者ですね)が描かれた漫画の説明板がありました。
1681年(5代将軍綱吉の時代)、幕府は財政建て直しのために地方の検地(年貢の徴収を目的した土地の測量調査)を盛んに行っていました。しかし前年の大津波で中吉原宿は壊滅、青島村も大きな被害を受けました。検地が行われると村人の生活は困窮し、村も存続できなくなります。そこで村の名主川口家2代目の市郎兵衛は、村人を救うために検地に反対し、役人の立ち入りを拒んみました。29歳の市郎兵衛はまもなく捕らえられ、江戸に送られて磔の刑に処せられました。村人は大変悲しみ、市郎兵衛の霊を当八幡宮に密かに合祀し(幕府にとっての罪人を公に祀ることはできませんでした。)、この八幡宮を「磔八幡」と呼ぶようになったそうです。
事件の82年後、市郎兵衛の罪は許されました。
本当にこの辺りには、津波にまつわる悲しいお話しが多いです。
富士市役所の前を通り、住宅地を抜けると・・・「富安橋」。
富士山と潤井川沿いには一足早い桜(河津桜?)・・・景色が良い場所です。かつて飛脚は江戸と京の間を1カ月に三度行き来していました。その飛脚のために架けられた橋なので通称「三度橋」。
旧東海道の塀の中に、突然ドーン!!
大きな道祖神「さえの神」。
マツコ・デラックス風ですが、村へ悪霊が侵入するのを防ぎ、通行人や村人を災難から守る神様です。
県道を渡ると・・・
吉原宿と次の蒲原宿の中間にある「間の宿・本市場」。
かつては多くの茶屋が並んでいました。
「鶴芝の碑」
茶屋から富士山を眺めると、鶴が舞って居るように見えたので、京都の画家蘆州(ろしゅう)が鶴を書き、江戸の学者亀田鵬斉(ほうさい)が詩を添え、1820年石碑にしたそうです。
うん?鶴?今までたくさんの富士山を見てきましたが・・・改めて富士山をじ~っと眺めると・・・
見えました~鶴
気がついた時はテンション上がりました~
右側に頭とくちばし。中央に羽。
イメージとしてこのような鶴が羽ばたいている感じ。
もう一度。
いかがですか?見えますか?
果たしてこれが正解の「鶴の見え方」なのかは不明ですが・・・我々には、このように見えました。
大きな道路を迂回し・・・
江戸から35番目の「本市場一里塚跡」
富士本町通りから「JR富士駅」に到着!
20,360歩の散歩でした。
今回もわざわざ沼津駅へ戻り「沼津魚河岸鮨」で食事。
今回は新幹線利用なので、思いっきり飲んで帰宅しました。
その後の新幹線の乗り換えで気がついたのですが、お気に入りの「沼津魚河岸鮨」・・・実は、三島駅にも東京駅にもありました。
(2016.03.13)
国道139号線を渡ります。富士山が近い!
「青嶋八幡宮神社」通称・磔八幡(はりつけはちまん)
由緒について、吉原出身の漫画家・望月あきらさん(「サインはV」の原作者ですね)が描かれた漫画の説明板がありました。
1681年(5代将軍綱吉の時代)、幕府は財政建て直しのために地方の検地(年貢の徴収を目的した土地の測量調査)を盛んに行っていました。しかし前年の大津波で中吉原宿は壊滅、青島村も大きな被害を受けました。検地が行われると村人の生活は困窮し、村も存続できなくなります。そこで村の名主川口家2代目の市郎兵衛は、村人を救うために検地に反対し、役人の立ち入りを拒んみました。29歳の市郎兵衛はまもなく捕らえられ、江戸に送られて磔の刑に処せられました。村人は大変悲しみ、市郎兵衛の霊を当八幡宮に密かに合祀し(幕府にとっての罪人を公に祀ることはできませんでした。)、この八幡宮を「磔八幡」と呼ぶようになったそうです。
事件の82年後、市郎兵衛の罪は許されました。
本当にこの辺りには、津波にまつわる悲しいお話しが多いです。
富士市役所の前を通り、住宅地を抜けると・・・「富安橋」。
富士山と潤井川沿いには一足早い桜(河津桜?)・・・景色が良い場所です。かつて飛脚は江戸と京の間を1カ月に三度行き来していました。その飛脚のために架けられた橋なので通称「三度橋」。
旧東海道の塀の中に、突然ドーン!!
大きな道祖神「さえの神」。
マツコ・デラックス風ですが、村へ悪霊が侵入するのを防ぎ、通行人や村人を災難から守る神様です。
県道を渡ると・・・
吉原宿と次の蒲原宿の中間にある「間の宿・本市場」。
かつては多くの茶屋が並んでいました。
「鶴芝の碑」
茶屋から富士山を眺めると、鶴が舞って居るように見えたので、京都の画家蘆州(ろしゅう)が鶴を書き、江戸の学者亀田鵬斉(ほうさい)が詩を添え、1820年石碑にしたそうです。
うん?鶴?今までたくさんの富士山を見てきましたが・・・改めて富士山をじ~っと眺めると・・・
見えました~鶴
気がついた時はテンション上がりました~
右側に頭とくちばし。中央に羽。
イメージとしてこのような鶴が羽ばたいている感じ。
もう一度。
いかがですか?見えますか?
果たしてこれが正解の「鶴の見え方」なのかは不明ですが・・・我々には、このように見えました。
大きな道路を迂回し・・・
江戸から35番目の「本市場一里塚跡」
富士本町通りから「JR富士駅」に到着!
20,360歩の散歩でした。
今回もわざわざ沼津駅へ戻り「沼津魚河岸鮨」で食事。
今回は新幹線利用なので、思いっきり飲んで帰宅しました。
その後の新幹線の乗り換えで気がついたのですが、お気に入りの「沼津魚河岸鮨」・・・実は、三島駅にも東京駅にもありました。
(2016.03.13)