りばぁさいどらいふ

東京を流れる某川のほとりから。
ガーデニング、アウトドアなど生活を心地よくするために思うところ、備忘録、いろいろです。

春の花2016

2016-04-30 07:15:00 | ガーデニング
今年の春のガーデン






早咲きのクレマチス


昨年のクリスマス前から咲いているシクラメンも満開が続いています。

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「旧東海道散歩 番外編⑩ 箱根馬子唄

2016-04-27 08:22:00 | 旧東海道散歩
子供の頃、「馬子にも衣装」を「孫にも衣装」だと勘違いしていました。
意味は「どんな人間でも身なりを整えれば立派に見えること」。
と、ずいぶんな扱いの「馬子」ですが・・・
馬子は駄馬に荷物や人を乗せて運ぶことを職業とした人のことで、(旅人には有り難い存在にも関わらず)江戸時代は身分の低い職業とされていたようです。

そういえば甘酒茶屋で赤穂浪士に言いがかりをつけたこの人も、馬子でした。


旧東海道の途中にあった「箱根馬子唄の碑」。


「箱根馬子唄」は箱根峠の民謡で、馬子の仕事歌です。

「箱根八里は 馬でも越すが 越すに越されぬ 大井川
箱根御番所に 矢倉沢なけりゃ 連れて逃げましょ お江戸まで
三島照る照る 小田原曇る 間の関所は雨が降る
松になりたや 箱根の松に 諸国大名の 日除け松に
雲か山かと 眺めた峰も 今じゃわしらの 眠り床
箱根番所と 新井がなけりゃ 連れて行きましょ 上方へ
尾上高砂 千歳の松は 千代も変わらぬ 深緑」

意味は・・・
「箱根の道は馬でも越せるけれど、大井川は橋も無く水かさが増すと渡ろうにも渡れない。
箱根の関所と矢倉沢の関所が無ければ、江戸まで(女性を)連れて逃げるところさ。
三島宿は晴れるが、小田原宿は曇っていて、その間にある(箱根の)関所じゃ雨が降ってる。
松になりたいよ、箱根の松に。大名の日除け松になって(大名を上から見下ろしてやりたい)。
あっちに雲、あっちに山と、興味深く眺めていた峰も、今となってはあっしらの布団代わりさ。
箱根の関所と新井の関所が無けりゃぁ、(女性を)連れて行くのに、京都まで。
尾上神社の高砂の松、若一王子神社の千歳の松は千年立っても変わらない深緑を湛えている。」

この唄を歌いながら、馬子は箱根峠での厳しい仕事を頑張っていたのですね。











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「旧東海道散歩 その16-⑤ 箱根湯本~」

2016-04-25 13:11:00 | 旧東海道散歩
甘酒茶屋で休憩後再出発。
気が付けば、「於玉(おたま)坂」を通らずに県道を歩いて来てしまいましたが、もう戻る余裕はありません。先に進みます。
県道から再び石畳の「白水坂」へ入ります。


豊臣秀吉による小田原征伐の際、小田原北条氏側が二子山から石を落として秀吉の軍を撃退。秀吉の軍が小田原城を見ずに引き返したことから「城見ず坂」⇒「白水坂」になったと云われています。しかし最終的に、この小田原征伐で小田原北条氏は滅ぼされ、秀吉の全国制覇が成し遂げられるのです。

かつて坂の途中に天蓋(てんがい)のような巨石があったと云われる「天ガ石坂」を上ると、「箱根の森 展望広場」。少し休憩。

niko遠くに二子山が見えます。

「箱根馬子唄の碑」


ここをを過ぎると待ちに待った下り坂!!「権現坂」です。


今までずっと上り坂だったので、足取りも軽く、どんどん下って行きます。


・・・と、坂を上ってくるご夫婦に声をかけられました。

smile「これから甘酒茶屋に行こうと思うのですが、行けるかしら。」
niko「もう少し上り坂が続きますが、大丈夫。行けますよ!」
smile「ずっと歩いていらしたの?」
niko「はい。箱根湯本から。」
smile「え~!?箱根湯本からここまで~!?」

などと会話を交わし、お別れしましたが無事に甘酒茶屋に到着されたでしょうか。

さらに進むと遠くに芦ノ湖が見えて来ました!
我ながら、よくここまで歩いてきたものです。


歌川広重 「東海道五十三次之内 箱根湖水図」



niko二子山が、かなりデフォルメされています。
この構図と同じ風景は実際には存在せず、広重のイメージで描かれた作品と言われていますが、大名行列が描かれているのは、ちょうどこの辺りではないでしょうか。

さらに権現坂を下ると・・・見覚えのある道路に出ました。
芦ノ湖に到着!! 


しかし、ここが最終目的地ではありません。今日中に箱根の関所越えを目指します。関所の閉門は17時。何とか間に合いそうです。

元箱根から関所まで約500m続く杉並木を急ぎ足で進みます。


樹齢400年近いこの杉並木は、夏の強い日差しや冬の寒風から旅人を守るために徳川幕府の命令で植林されたと云われます。旧東海道沿いは松並木が多いのですが、霧が深いこの箱根では松は育ちにくいので杉並木になったそうです。

杉並木の入口に「箱根一里塚跡」。日本橋から24番目(96km)の一里塚です。


関所に到着しました~!!


いよいよ関所越えです!
意気揚々と関所に入ろうとすると、関所の役人・・・ではなく受付の人に呼び止められました。

samurai「もう、この時間は入れませんよ」
bikkuri「え!?まだ17時前ですよね」
samurai「閉館は17時だけど、入場は16時30分までだから」

が~ん!!!!!hihihihihi
まさかの関所超え・・・ならず!

江戸時代、関所の取り調べは大変厳しく、あの難所といわれる箱根の山道を大変な思いをして歩いてきても、(書類の不備などの理由で)関所越えを許されず、江戸に戻された旅人もたくさんいたそうです。
「関所越えが叶わなかった当時の旅人の気持ち、わかるな~」などと思いながら、すっかり日も暮れた道をとぼとぼ歩いて、元箱根へ戻りました。

とはいえ、そこは平成の世。
元箱根からバスで三島へ。


一泊して、明日は箱根関所から三島を目指します。

24,519歩の散歩でした。
(2015.11.21)

















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お花見

2016-04-12 19:28:00 | お出かけ
今年もいつもの場所でお花見です。


雨が続いていたので心配でしたが、満開の桜が待っていてくれました。






4月とは思えないほど暖かい日で、お弁当を食べたり、昼寝をしたり・・・満喫できました。
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2016-04-07 08:03:00 | お散歩
近所の桜が満開です。






夕方になると・・・


週末までもう少し・・・雨に負けずに咲き続けて欲しいものです。
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