りばぁさいどらいふ

東京を流れる某川のほとりから。
ガーデニング、アウトドアなど生活を心地よくするために思うところ、備忘録、いろいろです。

ターシャ・テューダ展

2015-03-29 20:29:00 | お出かけ
銀座松屋で開催されている〈生誕100年ターシャ・テューダ展〉へ。





ターシャ・テューダはアメリカの絵本作家です。
晩年はガーデニングを愛し、愛犬コーギーやチャボなどの動物たちと一緒に、豊かな自然の中で92歳の生涯を過ごしました。
我が家にもターシャ・テューダのDVDがあるのですが、あまりにも心地よく、癒され、いつも途中で爆睡してしまいます。



今回は、ターシャが実際に使用していた家具や雑貨をなど展示したものでしたが、残念ながら館内は撮影禁止。再現されたガーデンのみ撮影可能でした。
館内は結構な混雑ぶり。ターシャのライフスタイルに憧れている人の多さに驚きました。


ランチは銀座の〈グリル スイス〉で。


偶然入った洋食屋さんでしたが、カツカレー発祥のお店でした。
当時常連客だった野球選手、東京読売巨人軍の千葉茂さんが注文されたのがきっかけになったそうです。
…ということで、当然〈千葉さんのカツカレー〉を頂きました。美味しい洋食屋さんでした。


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春~!

2015-03-26 21:47:00 | ガーデニング
桜もちらほら咲き始めましたが、我が家も春満開!

エントランスのアセビ。


ビオラ、クロッカス、ミニシクラメン。


クリスマスローズも満開。種類も増えました。




庭で過ごすのが楽しい季節がやって来ました。
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田浦梅林まつり

2015-03-23 22:06:00 | お出かけ
3月初旬に横須賀の〈田浦梅林まつり〉へ。





芝生広場からは梅林の先に横須賀の港を眺めることができます。






横須賀本港。


ランチは有名な横須賀ネイビーバーガー〈TSUNAMI〉へ。


大人気のお店でお昼を過ぎても多くの人で賑わっていました。注文してからだいぶ待ちましたが、美味しかったです。

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旧東海道散歩 その4-② 川崎~

2015-03-19 22:45:00 | 旧東海道散歩
この奥に「JR国道駅」があります。


駅開設当時は国道1号に隣接していたため、この駅名となりました。
初めて来た場所なのですが、見覚えがある景色・・・
そう!30年程前のドラマ<男女7人秋物語>のロケ地でした。今も全く変わらない雰囲気。

鶴見線のガード下を通過すると「生麦魚河岸通り」
江戸時代、生麦浦は将軍の食べる魚献上していた漁村でした。
今も、約80ほどの店舗のほとんどが、漁業関連のお店です。
ここに<男女7人秋物語>で岩崎宏美さん扮する<美樹さん>の釣り舟屋さんがありました。

生麦魚河岸通りから鶴見川へ出てみました。


そうそう。ここで<美樹さん>と 明石家さんまさん扮する<良介さん>とのお別れのシーンがありました。



まるでロケ地廻りみたいです。


旧東海道へ戻ると<生麦事件>発生場所。

文久2年(1862年)、4人の外国人が馬に乗ったまま。薩摩藩の島津久光の行列を横切ろうとし、薩摩藩士に殺傷された事件です。

『生麦之発殺』(早川松山画)


襲われたイギリス人たちは神奈川方面に逃げましたが、700メートルほどのところでチャールズ・リチャードソンが力尽きてこのあたりで落馬し、追ってきた薩摩藩士にとどめを刺されて絶命しました。

その絶命した場所が現在のキリンビール正門右側で、「生麦事件の碑」が建てられていたのですが、、今は、高速道路「横浜環状北線」の工事のために仮移転しています。
この事件の報復として、翌年イギリスは軍艦を派遣し鹿児島を砲撃し、薩英戦争となりました。


第一京浜沿いを歩いていると「キリン Beer Village」の看板を発見。「生麦」にビール工場…シャレが効いています。偶然でしょうか?


工場見学の案内板があったので、とりあえず中へ。

受付ホールには、工場見学を待つ多くの人々で賑わっていました。受付ホールには立体に写る看板もありました。
受付で伺うと、<次回は必ず予約して来て下さい!>と軽く怒られつつも、今回は予約なしで参加させて頂けることになりました。ラッキーです。
キリンのビール工場はもともと横浜山手にありましたが、関東大震災で被害を受け、この生麦の埋立地に移転したそうです。

工場見学スタート。
ビールに大切な<麦芽><ホップ><水>の説明があります。
実際に触ることも可能です。
<ホップ>香りを体験。
<麦芽>も試食。子供の頃に食べた駄菓子の懐かしい香りがしました。

巨大な麦汁濾過槽の上部も見学できます。

<(最初に流れ出る)一番絞り麦汁>と<二番絞りの麦汁>を飲み比べ。最近CMでもやってますね。

一般的なビールはこの両方でできていますが、<キリン一番搾り>は、<一番絞り麦汁>のみを使用。
この<一番絞り麦汁>は、天然の甘みがとても美味しい!
<一番絞り麦汁>は長期保存が難しく、工場だからこそできる試飲…なのだそうです。有難い。

50分程の工場見学が終わると20分の試飲タイム。


美味しいビールの注ぎ方のレクチャーを受けつつ・・・
柿ピーをおつまみに工場できたてのビールを試飲できます。
(キリンのソフトドリンクやノンアルコールビールも試飲可能です。)

一番搾り生ビール


一番搾りスタウト


とても楽しい工場見学でした。未経験の方にはお勧めです。

外へ出るとすでに日が暮れていましたが、第一京浜沿いをさらに歩いていると…惹かれるお店を発見。
新子安駅近くの「勢」

ハッピーアワーということもあり驚くほど安くて、美味しくて、お店の方のサービスも良くて…しかも店内は落ち着いた雰囲気。とても気に入ってしまいました。自宅近くにあったら絶対に常連になるはず。
たくさん食べて、たくさん飲んで…ほろ酔い気分で新子安駅へ。

1万4270歩の散歩でした。

(2015.1.24)
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旧東海道散歩 その4-① 川崎~

2015-03-17 22:44:00 | 旧東海道散歩
今回は、川崎駅からスタート。



まずは前回立ち寄ることができなかった「東海道かわさき宿交流館」へ。

平成25年にオープンしたばかりの新しい建物です。
入口を入ると、坂本竜馬も訪れた・・・かもしれない茶屋<万年屋>を再現したお休み処に座って、メインキャラクター、飛脚の六さんによる川崎宿今昔物語の映像を鑑賞しました。15分程の映像ですが、完成度は高いです。
2階は、資料館になっています。模型と透過映像をコラボさせた演出の<ものがたりBOX>も一見の価値があります。


川崎駅前を通過。この辺りは商店街が続きます。シャッターに東海道の浮世絵が描かれているお店も多いです。


途中で、<珈琲あんぱん>の看板が気になり、早速購入。

中身は、ふわふわのクリームと餡とコーヒー。まるでカフェオレを食べているみたいな美味しさ。後で調べたら、このあんぱん、東京都知事賞グランプリを受賞していました。他のパンも数々の賞を受賞していて、地元では名の知れたパン屋さんのようです。


川崎宿の京口には、「芭蕉ポケットパーク」がありました。
この場所で、故郷、伊賀上野に向かう松尾芭蕉は見送りに来た門人たちと別れ、旅立ちます。この後大阪で帰らぬ人となったわけですから、結果的に門人たちとの永遠の別れとなってしまいました。(高校時代の3年間、芭蕉研究をしていた私にとっては感慨深いです。)

近くには芭蕉の句碑もありました。
「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」
江戸時代、この辺りは一面麦畑が広がっていたなんて・・・今は想像できません。


「熊野神社」

この辺りは、昔海辺でだったので、魚介類の市が開かれていたため、「市場」という住所が残っていますが、その面影はありません。


「市場一里塚」

日本橋から5つめの一里塚。やっと20km程歩いたことになります。


鶴見川橋を渡り、鶴見川を通過。

江戸時代はこの場所が「鶴見橋」でしたが、今は「鶴見川橋」。現在の「鶴見橋」は第一京浜にあります。


鶴見川橋を渡ると「鶴見橋関門旧跡」

安政6年(1859年)横浜開港時にこの鶴見橋と神奈川台に関門ができました。
開港後の日本人と外国人のトラブルは予想できるものでした。このため外国人へ危害を及ぼさないようにという配慮から、横浜へ入る人々を厳しく取り締まっていた場所です。それでも生麦事件をはじめ数々の殺傷事件が発生。その後は攘夷派浪士の取り締まりのため、川崎宿と保土ヶ谷宿の間に20ヶ所の見張り番所も設置されました。
「横浜開港」というと何となく文明開化…ハイカラで楽しいイメージがありましたが、当時は危険で大変なことも多かったのですね。
(つづく)

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