りばぁさいどらいふ

東京を流れる某川のほとりから。
ガーデニング、アウトドアなど生活を心地よくするために思うところ、備忘録、いろいろです。

旧東海道散歩 その25-⑥ 府中~

2017-04-29 07:44:00 | 旧東海道散歩
お店を出ると雨がやんでいました。
安倍川に架かる安倍川橋を渡ります。



hekomi振り返ると富士山が見えるはずなのですが・・・雲に覆われて見ることはできません。

安倍川橋からの景色。



niko新幹線や東海道線も安倍川橋を通過。

歌川広重 「東海道五十三次之内 府中 安倍川」

niko安倍川を渡る旅人の様子が描かれています。駕籠に乗った女性、蓮台で渡る女性、川渡し人足の肩に乗る男性、荷物を乗せた馬を引く人足・・・値段によって渡る方法は様々でした。 


wink今もこの景色…ですが、我々は橋を渡ります。

橋を渡ると「手越」


旧東海道を進みます。


歩道橋を渡り・・・


「手越原交差点」

nikoこの辺りは、1335年(南北朝時代)「手越河原の合戦」の舞台となった場所です。
後醍醐天皇の追討令勅により派遣された新田義貞(南朝側)と足利尊氏の弟・直義(北朝側)が激突。奇襲により新田義貞が勝利しました。

「佐渡交差点」を左折すると丸子宿です。


「子授地蔵尊」


かなり暗くなってきたので、この辺りで終了。

暗い道を20分ほど歩き、ひっそりとした「JR安倍川駅」に到着。


静岡駅に戻り、帰宅しました。

21,796歩の散歩でした。
(2016.09.24)

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旧東海道散歩 その25-⑤ 府中~

2017-04-26 07:52:00 | 旧東海道散歩
がっかりして歩き始めると・・・安倍川餅ののぼりを発見!「かごや」さんです。


お店の中を覗いてみると・・・お客さんはいませんが、奥の座敷に店主と思われるおじいちゃんがテレビで相撲観戦をしていました。
お店の外から声をかけたのですが聞こえないようで・・・仕方なくお店の中に入って、近くで声をかけるとやっと気付いてくれました。


江戸時代初期、徳川家康が安倍川岸の茶店に立ち寄りました。店主がきな粉を砂金に見立て(かつて安倍川上流で砂金が採れたそうです。)、つき立ての餅にまぶして献上すると、家康はとても喜び、「安倍川もち」と名付けた云われています。

smile「何にするの?」
niko「あの~安倍川もちを食べたいのですが、どれが安倍川もちですか?」
smile「両方とも、安倍川もちだよ」

湯通しして柔らかくした餅に、黄な粉をまぶしその上から白砂糖をかけた餅と小豆をからめた餅を一緒に器に盛るのが「安倍川もち」なのだそうです。
江戸時代にはとても珍しかった白砂糖を使っていたので大変高価なお菓子だったようです。

注文するとおじいちゃんの「安倍川もち」作りが始まります。


待っている間、キンキンに冷えた麦茶を出して下さいました。
とても優しいおじいちゃんでいろいろ話しかけたかったのですが、耳が遠いのでできあがるまでじ~っと待っていました。

店内は昭和の駄菓子屋の雰囲気ですが、以前福山雅治さんが来店されたそうで、写真やポスターがたくさん貼られています。

「安倍川もち」ができあがりました!


作り終わるとおじいちゃんは再び奥の座敷で相撲観戦。
テレビの実況が流れる中、とっても甘くて美味しい安倍川もちを頂きました。
何とも言えないこの温かい雰囲気・・・思わず笑顔になってしまします。
このお店に入って良かった。

いよいよ安倍川橋を渡ります。

(つづく)

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旧東海道散歩 その25-④ 府中~

2017-04-23 07:14:00 | 旧東海道散歩
旧東海道へ戻り、江戸時代からのメインストリート「呉服町通り」を進みます。

niko道路は呉服の格子模様を表現しているそうです。

伊勢丹の角に、かつて高札場があった「札の辻址」


左折して江戸時代は物流の拠点だった「七間町通り」を進みます。

niko石畳の通りが素敵です。

明治時代以降は商店街として、大正時代以降は多くの映画館が集まる「映画館の町」として発展したそうです。だから歩道に映画関連のオブジェが展示されているのですね!

駿府城の資料館でガイドさんから伺ったのですが・・・
駿府城下町は西から東(京都から江戸)に向かう旅人を意識して設計されているそうです。
京都から来た旅人が橋のない安倍川を苦労して渡り終わると、雄大な富士山が目に飛び込ん来ます。富士山の手前には絢爛豪華な駿府城天守。まるで屏風絵のように美しい景色だったことでしょう。


テンションの上がった旅人が、東海道を進み(一度富士山と天守は見えなくなります)「七間町通り」まで来ると・・・




先ほど大きく見えた日本一の富士山よりもずっとずっと大きく見える天守が旅人の目の前に突然そびえ立つ・・・そういう仕掛けになっています。
それを見た旅人は絶対思いますよね。「徳川家康・・・すごいな。日本一だな。」って。
駿府を訪れた旅人が日本各地でこの経験を語ることで大御所・家康のカリスマ性はますます高まることになるのです。

昭和通りを越えて右折し、さらに左折して新通りを進みます。
この辺りの「人宿町」はかつて旅籠が軒を連ねていた場所です。



珍しい「乳母車店」bikkuri



旧東海道は新通りを進みますが、「府中一里塚跡」は本通り沿いにあるので寄り道。

niko江戸から45番目の一里塚です。

再び新通りを進むと、交番の裏手「弥勒緑地」(公園)に説明板や石碑がありました。


「川会所」跡

niko江戸時代、東海道の酒匂川、興津川、安倍川、大井川では橋や渡舟の設置は禁止されていました。旅人は両岸の川会所で川札を買い、川越人足に手を引かれたり、肩車や蓮台に乗る…という方法で川を渡っていました。

「由比正雪公之墓碑」


由比宿で知った軍学者・由比正雪の墓碑がここにあります。
1651年(慶安四年)、浪人が20万人にも増えていたことに憤った正雪は、幕府の転覆を計画しましたが密告で発覚し、府中で自決しました。

安倍川が近づいてきました。楽しみにしていた安倍川餅を頂くことにしましょう。
が、何と老舗の石部屋(せきべや)さんは、すでに閉店していたのです。hekomi


(つづく)
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横浜ベイサイド

2017-04-18 08:39:00 | お出かけ
少し前になりますが、「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」へ。

まさに海辺にあるアウトレット。駐車場を出ることこの景色。


マリーナや海を望むコテージ仕様のホテルも併設されています。


施設内では、FMの公開放送やETCのイベントなどで賑わっていました。


サンタモニカのような雰囲気・・・のんびり過ごすには最高!


できればアウトレットのお店がもう少し充実すると嬉しです。wink
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景品

2017-04-14 21:55:00 | お出かけ
雨でお花見がキャンセルとなり、急遽代々木公園で開催されているアウトドアのイベントへ向かっていたところ、新宿駅西口広場で交通安全啓発イベントに遭遇。

「交通安全。アクション2017 新宿」


スタッフの方に声をかけられ参加することにしました。

「反射材体験コーナー」、特殊なメガネを装着して行う「酒酔い体験」など、楽しみながら交通安全を学ぼう・・・という企画です。
これがなかなか・・・大人でも楽しむことができて、勉強になりました。

「俊敏性と動体視力の年齢測定コーナー」

goodgood実年齢より若いと嬉しくなります。

さらにすごいのは各ブースを体験するたびに参加賞を頂けるのです。

メジャー付き道路標識マスキングテープとか…


『運転中のながらスマホNO』を訴えるピカチューのシールとか…


オープンしたばかりの時間帯で、会場内は閑散としていたので10分ほど廻ると・・・

他にもたくさん!これ、一人分です。

niko頂いたエコバックに入れて持ち帰りました。

さらにスタンプラリーに参加すると、ガチャガチャをする権利が与えられ…都バスと救急車の消しゴムが当たりました。



いよいよ国内最大級のアウトドアイベント『OUTDOORDAY JAPAN』へ。


昨年は14万人の参加者だったそうですが、この雨模様ですから…今年は混雑なし。


トヨタのブースでは、ランドクルーザーのデモンストレーション。

階段を上ったり、丸太を越えたり…見てるだけでドキドキです。

スバルのブースでは、アイサイト体験も。


そしてここでも、フリスビーや携帯座布団、保冷用バッグを頂きました。


思いがけず、たくさんの景品を頂く一日となりました。
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