りばぁさいどらいふ

東京を流れる某川のほとりから。
ガーデニング、アウトドアなど生活を心地よくするために思うところ、備忘録、いろいろです。

旧東海道散歩 その23-④ 興津~

2016-12-26 08:05:00 | 旧東海道散歩
国道1号線を進みます。


辻町交差点で国道1号線とお別れ。右側の細い道が旧東海道です。


「細井の松原」


江戸時代、旅人が木陰で休めるように…と街道沿いに206本の松が植えられました。距離にして約360m。しかし、太平洋戦争で航空機燃料として利用するために全て伐採されてしまったそうです。この時に、松の根を掘り起こすと多数の人骨が出土しました。かつて東海道で行き倒れになった人を村人が松の根元に埋葬したものでした。それを供養したのがこの「無縁さんの碑」です。


旧東海道を進みます。


この辺りに江戸から42番目の「江尻辻一里塚跡」があるはずなのですが・・・ない!hekomi
地図を見ながら周辺を探し回りましたが見つかりません。

すると家の前で夕涼みをしていた女性が「何か探してるの?」と声をかけて下さいました。

horori「旧東海道を歩いていて、江尻辻一里塚跡を探しているのですが見つからなくて・・・」
smile「あ~!それならあそこ!昔は小さな看板があったけど、誰かが邪魔で抜いてしまったみたいなのよ」
hi「そうだったのですか~!!」

それがこの現場!この場所が「江尻辻一里塚跡」です。

hororiできれば今後看板が復活することを願います。

がっかりした様子の我々に
smile「見て!ここから富士山が見えるのよ!」
振り返るときれいな富士山。
いろいろお話ししていたら、元気になりました。

再び旧東海道を進み・・・「江尻宿 東木戸跡」

bikkuri実はここも看板がなくて歩いている時には気がつきませんでしたが、調べてみるとこの場所でした。偶然写真が残っていました。

「JR清水駅」に到着!


清水といえばサッカーが有名・・・ということで消火栓もこの図柄。


駅前の高架からの景色。


歌川広重 「東海道五十三次之内 江尻 三保遠望」

niko久能山から清水港を眺望した絵です。魚の水揚げ港として栄えていた清水港。対岸には三保の松原、遠くには愛鷹山も見られます。

「清水魚市場 河岸の市」へ。リニューアルされて立派な建物。


まぐろ館にある「ととすけ」で元祖ととすけあげ(まぐろのカマ)も堪能。美味しかったです。




16,311歩の散歩でした。
(2016.07.02)
コメント