怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

声でかいぞっ

2015年04月15日 | アジア事情
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ウチから徒歩一時間半のところにあるショッピングモール。(一度、歩いて帰ったことがあるので知っているんだ、徒歩所要時間)
 
自動車の展示を時々やっている。日本車であることが多いのはどういうわけか?

地元A社の製品などは宣伝しなくてもここでは売れるだろう。

さて、ここで中国人友人X子さんと約束して会った。
彼女がトイレに行っている間にぼうっとしていると、目の前にベビーカーを押したこれまた中国人友人S子さんが通りかかった。
S子さんと私が挨拶をしていたらX子さんが戻ってきた。初対面の彼女ら、ちょっとの間ドイツ語で挨拶した後、お互いに中国人と知り、もちろん母語で盛り上がった。私が外されているのを気遣うためなのか、ときどき、私のほうを見ながら中国語会話をしてくれる。見てくれてもわからないぞっ。
普段私とは静かに会話しているのに、S子さんはだんだん調子に乗ったのか、半径10メートルにいる人々全員に聴こえそうな大きな声になってきた。負けじとX子さんもでかい声だ。
いや、これは調子に乗ったとか負けないようにとかではなく、中国での会話音量が再現されただけなんだっ、と私は悟り、秘かに日の丸を揚げたい気分になってきた。
もちろん国旗など持ち歩いていないし、万一持っていたとしても、それを掲げたところで「うるさい日本人女三人」ということになってしまうかな、あはは~。

なんでも、双方の旦那さんは同じ建物で働いていることが判明したらしいんだ。それはそれは、驚くだろう。
同じ建物とはいえ、それぞれ別会社らしいし。

「今度三人でお茶しましょう」という結論になり、子連れのS子さんは先を急いだ。

すると、背後から日によく焼けた老年に差し掛かった東洋人夫婦がX子さんに声をかけてきた。
ここに住んでいる娘を訪ねてやってきた中国人夫婦とわかり、X子さんは再び彼らと大いに中国語会話で盛り上がっていた。買い物の免税手続きはどうするのか、などと質問していたらしい。

S子さんと同様に、X子さんは夫婦と連絡先を交換して別れた。私は「ニイハオ」「ツァイツィェン」だけしか話せなかった。

ショッピングモールやアウトレットモールには特に東洋人、つまり中国人が多く来る。いたるところに中国人らしき人たちがいつもいるんだ。難民のアフリカ人が非常に少ないことと比較すると、買い物好きで金のある東洋人の性質があらわで面白い。
たくさんいるトルコ人(またはイスラム教徒の女性)とはほとんど仲良くなることができないのだが、中国人とはなぜか知り合うことが多い。もしかしたら、アフリカ人友人も増えると面白いのではないかと期待しているのだが、彼女らがショッピングモールに来ることができる経済力と気持ちの余裕ができるまで難しいかもしれない。



追記。
帰り道の工場地域を歩いていたら、清掃のためにシャッターを開けたパン工場の人たちから声をかけられた。
タイ人の女性だった。
「ヒーナ? ヤーパン?」(中国人?日本人?)とニコニコしながら手を振っている。
私の反応が悪かったから、彼女らはこの二種類の国の人間と判断したのだろう。
仕事で忙しい彼女らは、すぐに奥に戻ってしまった。タイヤフィリピンから嫁に来ている人たちは働き者だ。彼女らと知り合ってお茶するのも難しい。そう、忙しいから。














1 コメント

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ドイツで日本車 (マイエンフェルト)
2015-04-15 18:31:01
アウトバーンを走っていて
時々見かける日本車。
日本より元気に走っていてうれしいものです。
日本では最高速度を出せないように
だいたい時速180キロ以上出せないように
リミッターが取り付けてありますが。
外国を走る日本車にはそのような装置が取り付けてないのでこんな車がこんなスピードで走っているの?
なんて驚きます。
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