リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

52. デトヴァング

2017年04月16日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅  No.8

 

          

         ローター・ハーンで食べたドイツ料理         デトヴァングからローテンブルクに戻る小道で自然の作ったリースを見付けました 


ローテンブルクからデトヴァングへ

   その教会の反対側にあるのが「ローター・ハーン」というレストラン。ここは何回か入りましたがいつも満足する美味しさでした。今回もジャガイモ団子、ニュルンベルクソーセージ、クロイターヴルストの3種類のドイツ料理を取り、皆で分け合って食べましたが、どれも塩辛すぎず良い味でした。でも3人分頼んだら量的に多すぎると思っていたとおり最後はポテト・パンケーキとザウアー・クラウトが残ってしまいましたが、気持ちよくパックに詰めてくれたので持ち帰ることにしました。

  ここからデトヴァングに向かいます。クリンゲン門まで行くとちょうどヴォルフガング教会のドアがが開いていました。ここは他のリーメンシュナイダー友だちが訪ねたときに、中に入れてもらえなくて目の前でドアを閉められたという逸話があるぐらい中に入るのが大変な教会なのですが、今日は気持ちよく見せてもらえました。これで4つの教会のうち3つはクリア。
 デトヴァングでは門こそ開いていたのですが、教会のドアに「10月末までの平日は午後2時~4時、日曜日は午前10時~12時」と張り紙がありました。普段でしたら10月までは午前も午後も空いているはずだったのですが、一時的な変更のようです。残念。帰り道でタウバーシュトゥーベに寄るとほぼ満席。珈琲3つとツヴェッチゲンクーヘン(セイヨウスモモのケーキ)一つを頼むと、一つのケーキにフォークが3本刺さって運ばれてきました。これでも足りるほどの一切れの大きさ。でも啓子さんは一人で一つ食べたかったかしら?

 帰り道、植物に関心の高い啓子さんがスモモの木を見付けたのです。数本の木の下にたくさんのスモモが落ちています。熟しているので美味しい! これはおやつに持って帰ろうと、皆できれいな実を拾い始めました。以前、木になっているものを取ってはダメと教わったことがあるので、落ちているものなら大丈夫だろうと思って結局袋一杯取りました。町に戻ってから入った人形屋さんで、啓子さんもお孫さんに気に入ったクマの人形があったとニコニコ。収穫の多い一日でした。
 ホテルまで歩きで戻ってチェックイン。今回の部屋にはバスタブがありました。大分歩き続きで足が疲れていたので、ゆっくりお湯につかれるのはありがたいことでした。それでも何故か隣の啓子さんの部屋の方が皆で集まるにはスペースがあって、夜の食事は買ってきたケバブと昼の残りとビール1本で済ませるという慎ましさ。もちろん食後のデザートはセイヨウスモモです。夜9時までおしゃべり。


              

          デトヴァングの聖ペテロ・パウロ教会                      タウバーシュトゥーベのケーキ

※ このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015 Midori FUKUDA

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