梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

T-ARA 最低 ①

2016-09-12 16:41:12 | 日記
   一方で反韓の論陣を張りつつ、一方でK-POPを見に行く軽薄さを兼ね備えたこの私、人間としてバランスが取れているのか支離滅裂なのか、自分でも良くわかりません。少なくともあれほど頻繁に何十回も行っていた韓国に行くのをピタッとやめてからかなりの月日が経つのですから、反韓は反韓で間違いないと思っています。たとえ見に行っても、無条件で素晴らしいなどと書いたことはほとんどないはずです。

   T-ARA PREMIUM LIVE と銘打った公演が、11日(日)、東京ドーム・シティホールで開催されました。 T-ARA というガールズ・グループは、韓流の全盛期には日本でも大歓迎を受けていたようですが、今ではかなりマイナーなグループです。韓国国内では人気が無く、主に東南アジアなどで稼いでいます。それでも、クレヨン・ポップは知らないがT-ARAなら知っているという日本人は多いはず。そんな彼女たちの公演に行って来ました。

   さて、いるかな?と毎回探すのが、あのおじさん(お爺さん?)。ピンクの野球帽をかぶり、パーマをかけたような長めの髪は、今日も染色で痛んでいます。Tシャツと、自分で短く切ったらしいジーパンとスニーカーに包まれた体は、変わることなくポッコリとお腹が出ており、立っている時には両膝が伸びきらない、なんだか緩んた態勢に、絶えることの無い微笑みを浮かべて、入場の列に並んでいます。この日もこの方のお元気そうなお姿を拝見し、なぜか機嫌を良くした私でした。

   ちなみに本日T-ARAの公演を鑑賞するためにおいでになった皆さん(かなり遠方の方がいらっしゃいます。遠いところでは滋賀県とか。)を観察分類させていただくと、お爺さん10%、おじさん70%、おばさん15パーセント、若い娘と若い男を合わせて5パーセントというところ。今までで一番男性の比率が高いお客さんたちでした。

   一見してそれとはわかりませんが、在日韓国人も相当数入場したものと思います。私の席の前方にいた希少な娘さんは、なぜか左腕に自作の腕章を巻いており、そこには韓国語で大きく「パンジャン」と手書きしてありました。ちなみに「パンジャン」とは、学級委員長のことです。

   しかし、入場すると初っ端からアクシデントが。チケットに記された席に行ってみると、そこには既に先客が。家族の3人連れです。お話を伺うと、さっきも別の人がやって来たというではありませんか。ダブルブッキングどころか、トリプル・ブッキングです。チケットを扱う3つの別々の会社が、それぞれ同じ席のチケットを売っていたのです。

犬を食う

2016-09-08 13:56:25 | 日記
   古来犬は食うものと相場が決まっていたようで、中国の古い文献にも、そのことが記録されています。中国は夏王朝から始まり、殷、周と続きますが、周の時代の文献に、王様が食べる犬料理が6種類記載されていいるそうです。漢王朝の始祖劉邦は犬肉を好んで食べたという話です。もっとも劉邦の場合は人肉も食べているので、犬肉を食べるのにためらうことなどなかったでしょう。孔子様も人肉を食べていたのですから、犬肉を食べるのは至極当然のことであったと思われます。

   現在犬肉を食う祭りが行われているのは中国の一部のみのようですが、しかし、韓国でもしぶとくその習慣は残っています。ソウル五輪をきっかけに、犬肉料理店は表通りから追放されて、裏通りへと姿を消したのですが、それでも無くなってしまった訳ではありません。Facebook上にも、不定期に犬を食べるのは残酷だというキャンペーンめいたものが投稿されますから、犬肉を食べる習慣は、確実に残っています。

   この反犬肉食キャンペーンでは、犬肉料理が実際に画像として提示されることは無く、全て犬がされるシーンか、皮をはがれて吊るされている写真が掲載されて、その残虐性を訴えています。狭い穴から一匹ずつ追い出し、顔を出したところをハンマーで頭を殴る、というのが最も効率の良いの方法であるようです。中には水さえも入っていない大きな鍋の中に生きたまま放り込み、犬が苦しがって鍋の中を駆け回っているという画像まであります。

   犬を食べて良いかどうかは、純粋に個人的感情の問題であって、他国の文化に口出しするのは僭越だという意見がある一方、犬だから食べてはいけないのだという、必ずしも説得力のない、主観的な、感情的な意見があります。しかし現在世界的には、後者が主流なのではないでしょうか。

   実は、犬肉を食べることは、環境に優しいという、隠れた利点があります。韓国では120万匹ほどの食用犬が存在するそうですが、その飼料は100%残飯なのだそうです。昔私の友達の父親が経営していた養豚場では、学校給食の残飯をその日の内に豚が食べていましたが、豚と犬は特別な餌を用意しなくとも良いので、経済的なのだそうです。更に豚の糞よりも犬の糞の方が始末がしやすいので、もしかしたら食肉用家畜としては犬の方が豚よりも優れている点があるのかもしれません。

   これに対して、鶏や牛は残飯で飼育するわけにはいかず、それぞれ専用の飼料が必要です。事業として成立させようとするなら、必ず外国から輸入した飼料を投入しなければ、やってはいけません。更に犬は、鳥インフルエンザや口蹄疫の心配が無いので、一つの飼育場の家畜全部を処分して穴を掘って埋めるといった悲劇も起きません。角度を変えて見てみると、犬を食用として飼育することには、それなりのメリットがあることがわかります。

   ただし、今のところ犬肉は、お世辞にも日本人好みとは言えません。良く言えばヘルシーなのですが、日本人が大好きな霜降り肉とは対極にあります。口に入れて噛んでみても、うまみがにじみ出て来るような味わいはありません。たんぱくな味というより、味が無いのです。もっとも、日本人が本気を出せば、食肉専用のよく太った大型犬を新種改良によって作り出すことも可能でしょう。見た目からしておいしそうな犬が登場したら、人々の犬肉に対する見方が変わるかもしれません。

   私は犬肉を食べることに対して、賛成でも反対でもありません。今のところは、別にうまい物でもないのにわざわざ食べる気がしない、というところでしょうか。もちろん、我が家でペットとして犬を飼ったら、その犬を食べたいなどと思わないだろうということは確かですが。

心狭き人々

2016-09-07 14:32:09 | 日記
  日頃韓国や中国の反日に反対する意見を交換するサイトで、こんなやり取りがありました。下線部は私が投稿した部分です。それにしても、日頃韓国や中国の横暴に対して厳しい意見を述べている皆さん、正義の味方を自任していたのに、実は心の狭い、日頃自分たちが避難している人達とほとんど変わらない、情けない人たちだったのですね。今日はちょっと手抜きをして、生の情報だけ提供させていただきます。どうお感じになるかは、その人次第ですね。私の受け止め方は、本日のタイトルに全て凝縮してありますので、これ以上は述べません。

  これは、日本人の姓を持つインド人とのハーフの女性が、今年度のミス・ワールド日本代表に選ばれたことに対する非難の声を、彼女の写真と共に投稿した人がいたことが発端となっています。これは、日本人の姓を持つインド人とのハーフの女性が、今年度のミス・ワールド日本代表に選ばれたことに対する非難の声を、彼女の写真と共に投稿した人がいたことが発端となっています。また、こうした行事にはたいして関心を持たれていないのが実情ですので、昨年度のミス・ワールド日本代表は、黒人とのハーフだったことを付け加えておきます。なおかつ、この日本代表が、日本代表でありながら、とことん反日発言を繰り返していたので、これを知る人たちが猛烈なバッシングを浴びせていました。そんな裏事情もお考え合わせの上、ご覧ください。


黒人とのハーフの次はインド人とのハーフか! 純粋な日本人は絶対に選ばないつもりだな!


吉川さんが日本代表に ミス・ワールド最終選考会たまたま選ばれたのがハーフだっただけでしょう。反日の日本人が選ばれるより良い。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」、大和撫子には見えないな。

チョン、ハーフは、史上最悪のだからね。

ハーフの当たり年!!芸能人も(三流モデル含む)ハーフばかりでウンザリ。純粋な日本女性は!!

ハーフは日本からでてけ!

その言葉は人としていかがなものか

ミスワールドなど国際大会ですが、日本の場合は外見だけではなく家族も見ていると審査委員から発表がありました。綺麗だけでよければ違う人がなっていたかもしれない。ハーフでも日本人でも関係ないと思います。

エキゾチックな顔つきが選ばれる傾向だから、純日本顔は不利なんじゃね?

ふざけている

オリンピックのハーフはどうなんですか?極東国際軍事裁判の茶番劇の判事の中で、平等な判決を出したインドのパール判事だけです。先に書きましたが反日の日本人より良いと思います。偏見な目、差別的な目で見ない方が良いと思います。

賛成です。日本国籍を持つ人間が日本人です。ハーフだろうと、血統的には100%インド人だろうと、関係ありません。ミス・ワールドは、日本的美人のナンバーワンを決める大会ではないので、こうした結果が出るのはある意味当然なのではありませんか?どうして純粋な日本人が一位にならない!と騒ぐのでは、まるで一部の韓国人と同じレベルです。

その考えは間違ってますし、危険です。日本国籍を持つから日本人違います。ある意味では日本人と言っても良いですがね。じゃ、在日中国人、朝鮮人が日本人だと言うのですね?嫌です、奴等とは同類ではありません。奴等に日本人と名乗る資格もありません。ハーフを日本人だと言わないで頂きたい。

ここはどこの国???ばかばかしい!!

それでは糞も味噌も一緒になってしまいませんか?在日「中国人」は「中国人」です。在日「韓国人」は「韓国人」です。日本人ではありませんし、ましてハーフではありません。この二か国の人たちがいるからといって、何の関係も無い全てののハーフに対して「お前は日本人とは認めない!」などと言ったら頭がおかしいと思われてしまいますので、私にはできません。リオ・オリンピックの卓球で活躍したある選手はフィリピン人の母を持ちます。陸上400メートル・リレーのアンカーで銀メダルに貢献したケンブリッジ・飛鳥選手は、ジャマイカ人である黒人とのハーフです。柔道の重量級で優勝した選手は白人とのハーフです。このメダリストたちが東京の目抜き通りを、屋根なしバスに乗って凱旋パレードすることになっていますが、そのバスに向かって、「お前たちはハーフだから、日本代表とは認めない!」と叫べますか?プロ野球に入ったオコエ選手も黒人とのハーフですね。スタンドからオコエ選手に向かって、「お前はハーフだから日本人じゃない!」と叫べますか?少しだけ冷静になってお考えいただければ有り難く存じます。

日本はハーフを認めない国ですか。あなた方がいるようではヘイトスピーチことを言われても何も言えなくなる。

ミス日本だし

ハーフかどうかよりも、選考基準が、日本人の美的基準ではなく、欧米人の美的基準を優先してるだけだからね。日本人が美しいと思う、日本美人はお呼びでないのが、国際的ミスコン。

ハーフばかり選んでいる選考会はいらない。

生粋の日本人を何故選考しないのか?(この文章だけフォントサイズを変更できませんでした。)

JYP NATION CONCERT ③

2016-09-06 11:39:29 | 日記


   写真は、私が行ったK-POPの公演で、入場料にペンライトが含まれていたために受け取ったものです。これ以外に、もっと豪華なペンライトをアイドル・グッズとして販売していますが、2,000円以上するので私は買ったことがありません。しかし、沢山の人がそちらの豪華なペンライトを振りまわしていました。

   ペンライトで、ある程度その事務所の規模がわかります。左右はいずれも FM TOWN のもの。電池式で、点灯と点滅の二種類の使い方ができます。右から二つ目が、今回 JYP から渡されたもの。カメラ用の電池が3つ入っていますが、点滅はできません。左から2つ目は、弱小 DSP のもの。電池式ではなく、中に2種類の溶液が閉じ込められていて、振るとこれが混ざって発行する仕組みです。従って、使い捨てで再利用はできません。DSP のものが最も廉価だと思います。たかがペン・ライトですが、ちゃんと事務所の規模の順に、せこくなっていくのです。

   公演中の警備の仕方にも事務所の規模が表れていると思います。FM TOWN の場合、会場は東京ドームという広大な場所であったにもかかわらず、二階席、三階席にも、最前列には10メートルおきに警備員がいて、中には双眼鏡を没収された人がいました。こちらの警備員は、観客を守るためにいるのではなく、観客がスマホなどで撮影できないように監視するのが役目なのです。しかし、双眼鏡を没収する理由がわかりませんね。

   JYP の時は、警備員は時折巡回して来ますが、その気になれば客席から撮影可能だったはずです。常時客席に張り付いて監視しているわけではなく、ちゃんと見てますからね! と警告の意味の方が強かったのではないでしょうか。

   DSP については、警備されていたという記憶自体ないので、相当手薄だったのではないでしょうか。何しろKARAの解散直前のコンサートですら、とてもプロとは言えないようなダンサーを投入して経費を浮かしていたくらいですから、警備にまで回す資金は無かったのだと思います。

   事務所の名前は忘れてしまいましたが、クレヨン・ポップの場合は腹が座っていましたね。事前に一通りの諸注意とお願いは放送されるのですが、舞台を撮影したら機材を没収するという言葉とは裏腹に、最前列で堂々とスマホで動画を撮影している人が丸見えなのに、注意もされませんでした。 

   そもそもクレヨン・ポップというグループ、他のグループとは全然体質が違うのです。ホテルで、「あたしたち今回ゲリラ・ライブやってなくない?」「そういえばやってないね。」「明日の朝やっちゃう?」「やろう!やろう!」即断即決、勝手に商店街に出てシャッターのしまった店の前でゲリラ・ライブを開始してしまいます。もっとも、私が見た動画では、ゲリラ・ライブを始めた直後にシャッターが開き始め、どうしてよいかわからなくなったメンバーたちが、うろたえたままきまり悪げにライブ終了となっていましたが。

   しかし最も印象的だったのは、SMTOWN と JYPの、方向性の違いでした。 SMTOWN については、「流している」ように見える点が、印象が悪いということに加え、ボーイズ・グループが「気色悪」かったことでした。口にこそ出さねど、観客の若い女の子たちに対して、「お前ら、こういうの好きなんだろ?」と心の中で思っていることが、見えてしまうのです。その点、JYP は全く違う印象を与えました。次々と登場する出演者たちが、例外なく全力投球なのです。

   ボーイズ・グループについては、SMTOWN の方が、歴然と切れの良いダンスを見せます。それは、口うるさい私でも、思わず感心してしまうほどの出来栄えでした。正に人間の限界に近い?ものすごいことをやっているな、という印象でした。しかし、私は JYP の方が好みです。一人一人の歌唱力は、JYP の方が上だと感じますし、何より「野獣派アイドル」といわれる2PMを抱えているだけあって、GOT7、DAY6 といった他のグループもひっくるめて、全てが男臭くて筋肉質なのです。比較すると、SMTOWN   
のボーイズ・グループはとても中性的に見えます。
 
   JYPは、男子だけでなく女子も含めて、全員がパワフルです。洗練され過ぎない、うまい具合に野暮ったさも少し残した味付けが、とても印象的でした。加えて、今回は、明らかに生で歌っており、口パクではありませんでした。踊りながら歌うのと事前の録音では、どうしても発声が変わってくるので、素人の私でもその区別はつきます。そのおかげで、彼らの力量が十分伝わる、なかなかの出来栄えだったのではないかと思います。

   SMTOWN よりも JYP の方が良いとするレポートは、意外かもしれません。(いや、これは単なる私の好みに過ぎないのでしょうが。)恐らく業績は SMTOWN の方がずっと上なのだろうと思います。今回のJYPは、SMTOWN の東京ドームに対して代々木第一体育館と、会場も小さめですし、こうした会場に付き物の、バックや舞台脇の画面も、後方から映写膜に向かって投射するプロジェクターが主で、明るい液晶画面は正面のみでした。火柱も上がりませんし、クレーンで高く上がることもありません。トロッコに乗って会場を回ることもしません。しかし、繰り返しになりますが、馬鹿正直な位全力投球していることが、ひしひしと伝わってくるのです。なにしろ元の職業柄、一生懸命が大好きなのはやむを得ないことです。

   唯一残念だったのは、Miss.A というガールズ・グループの稼ぎ頭、ぺ・スジという子が、恐らくは韓国での過密スケジュールのためでしょう、来日していなかったことでした。この子、一人で Miss.A の9割を稼ぐという売れっ子です。一人だけ段違いに売れてしまったので、このグループは大変仲が悪くなったといううわさがあるほどです。まだ十代の頃、ちょっと小生意気な役を演じるといい味を出していたことを覚えていたので、実物を見てみたかったのですが、惜しいことをしました。

JYP NATION CONCERT②

2016-09-05 11:06:43 | 日記
    さて、本題です。少し前に、BoAや少女時代などが所属する SMTOWNS の顔見世興行に行って来たことを報告しましたが、今回はやはり大手プロダクションのJYPという事務所の顔見世興行です。こちらは日本ではややなじみが薄く、在日韓国人かかなりのKPOPファンでないと知らないメンバーばかりです。

   それでも Wonder Girls という4人組などは、デビュー当時、少女時代やKARAなど問題にしないほどの人気でしたし、2PMというボーイズ・グループは、現在も東京ドームでコンサートを開催する程度の人気があるようです。加えて昨年デビューして、KARA の後継である April など全く問題にせず、賞を総なめにした新人グループ、TWICE も来るということで、後学のために見に行って来ました。

   (Wonder Girlsというのは、韓国国内で絶大な人気を誇りながら、アメリカ進出を図って長期にわたり本国を留守にしている最中に少女時代が大ブレイクしたために、空き家を乗っ取られる形でしぼんでしまったグループです。メンバーの入れ替わりが激しく、また既婚者がいるという、珍しいグループでもあります。2012年といいますから日本において韓流が絶大な人気を誇っている時期に日本デビューもしたのですが、既に完全にKARAの天下となっており、全く話題にもなりませんでした。)

   先に SMTOWN を見た感想では、「流している」と書きましたが、今回は、そういう印象が全くありませんでした。しょっぱなから最年長男子、40代の J.Y.Park、要するに朴さんですね、が登場します。芸能高校を扱ったドラマでは2PMのメンバーなどと共演し、教師役で登場していましたので、名前は知らないが顔は知っているという方もいらっしゃることでしょう。この朴さん、年齢を感じさせないほどの勢いで、飛ばしまくります。もちろん、ダンス付きです。声量もあり、体の手入れも行き届いています。

   一番楽しそうに歌い、踊っていたのはやはり TWICE の9人ではないでしょうか。これが日本デビュー、かつメンバー中3人が日本人ということで、あふれんばかりの嬉しさが伝わってきたような気がします。よく訓練されており、KARA や少女時代の新人当時と比べれば、歌唱力もダンスも、相当上を行っているという印象でした。

   意外と好印象だったのが、2PMです。アンコールの前に登場したのですが、どうやら台本はなさそうなMCを繰り広げていました。さすがにそれほど大した日本語を使うわけではないのですが、6人が入り乱れて日本語でやり取りをしていたところを見ると、日本市場に対する本気の姿勢が感じられました。

   これはもったいないな、と思ったのは Wonder Girls です。大げさに言えば、歌唱力は KARA の10倍、ダンスの実力は5倍、という印象です。KARAはCDで聞いても、歌がとてもへたくそだという印象を免れませんが、Wonder Girls は一人ではもちろん、全員で歌う時も、まるでハモっているかのように美しい歌声を聴かせてくれます。恐ろしく完成度が高いのです。

   また、このグループは、ドラム・キーボード、ギターを演奏して、バンド形式もできるところを披露していました。美人度(整形はしているにせよ)、プロポーションも、KARA を凌駕しています。これほどのグループが日本では受け入れられなかったのは、やはり日本人には独特の好みというものがあるからなのでしょう。日本人はあまり完成度の高いものを好まない、どこか欠けたところがある物を好みます。少女時代にしても、Gee で正統派の振り付けを踏み外さなかったら、日本で受け入れられることはなかったかもしれません。