梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

韓国語・中国語

2016-09-02 15:48:44 | 日記
  なぜでしょう?ここ数日、{クレヨン・ポップの「バ・バ・バ」について}が突如として人気記事となっています。彼女たちの今年度のジャパン・ツアーは済んでいますし、特に話題になっている出来事も聞いていないのですが、まあ、このグループはとても気に入ったので、これはこれで良しといたしましょう。無責任に一緒になって盛り上がれる、「芸」の域に達している稀有なグループなのですから。

   ついでに復習しておきますと、少女時代が18歳以上対象(いやらしい意味ではありません。)、KARAが高校生以上対象という印象を受けたのに対して、クレヨン・ポップには対象年齢というものが感じられません。おっさんたちが燃え上がることも確かですが、実は保育園の子供たちでも十分楽しめます。実際、観客の中には保育園児を連れてやって来たお母さん達の姿も見られ、子供たちもなかなかご機嫌に体を動かしていました。

   ところで、私が韓国語を始めてから相当な月日が流れました。NHKハングル講座の第一期生であることは以前にも書きました。中国語も細々と続けていたものを、退職後東亜学院に通い始めてからはや6年目に突入、会話は苦手ですが、クラスは名目上は上級クラスに所属して3年目になります。

   この間つくづくと感じた事、まずは韓国語がわかるようになっても実は使い道が無いということと、それ以上に、韓国語をいくら勉強しても、お利口さんになったという気持ちにはなれないという事実です。あのハングルというカナ釘文字からは、人間味というものが全く感じられないのが、一因なのかもしれません。
   
   韓国語の文章を読んでいると、その中に登場する語彙の半分くらいは日本語、3割くらいは中国語だという印象が残ります。半分を占めている日本語も、元を正せばその昔中国語から入って来た語彙が相当数含まれているので、韓国語は中国語と日本語化された中国語を韓国の固有語でつないだ言語だと言っても過言ではないのです。どこまで行っても、韓国語という特有な言語を学んでいるという満足感が生まれてはこないのです。

   しかし、中国語は違います。中国語を学べば学ぶほど、その表現に感心し、はたと膝を打つような、思わず納得するシーンが沢山出て来ます。人間社会の森羅万象をズバリ言い表す、無数の4文字熟語等、奥行きの深い言語の泉に吸い込まれていく自分に、大きな満足感が生まれて来るのです。

   また、俗に中国4,000年と言いますが、幾多の民族が戦い、絡み合って紡いできた長い歴史を読み解くだけで、一生かかっても終えることの出来ない長さと深さがあります。中国の歴史と中国語は、私の知的好奇心を刺激して、止むことがありません。

   私の実質有効人生は、余すところ7年弱となりました。この短い時間内にものに出来る部分は至ってわずかですが、その分、緊張感をもって、充実した時間を過ごすことが出来るはずです。何も仕事を持っていない現在でも、毎日があっと言う間に過ぎ去り、すぐに日没を迎えてしまいます。

   東亜学院のクラスも、同期生はほとんど姿を消し、また、入れ替わりが激しい中で、固定されたメンバー数名だけが居座って頑張っていますが、こうも中国語の奥深さに立ち入ることに快感を覚えているのは私一人だけのようです。多くの方は、中国語会話を身に付けたいという本音が見え隠れします。幸い講師の先生が、それを承知の上で、あえて高みを目指す教材で授業に臨んでくださっているので、私にとっては誠にありがたい限りです。

   この頭が機能する限り、今後も中国語8、韓国語2の力配分で、努力していきたいと思っています。