金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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107:吉田修一 『日曜日たち』

2005-10-04 11:51:06 | 05 本の感想
吉田修一『日曜日たち』(講談社)
★★★★☆

短篇集。
全編通して登場するふたりの子供が、なぜか怖くて仕方ない。
簡潔な、乾いた文章なのに、胸をつかれる。
なんだか首根っこを押さえられたような気分にさせられて、
叫び出したいような気持ちになる。
ずいぶん前からうっすら自覚はしていたのだけど、
もうすっかり吉田修一のとりこです。
コメント
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