金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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123:平岩弓枝 『御宿かわせみ29 十三歳の仲人』

2005-10-24 12:13:41 | 05 本の感想
平岩弓枝『御宿かわせみ29 十三歳の仲人』(文藝春秋)
★★★★☆

このところ気分が沈むような陰惨な話が多かったのだけど、
ひさびさにわくわくできる明るい一冊でした。
お石はいい感じでキャラクターが立ってきたところ。
もう出番はないのかな?
花世や源太郎の出番がほとんどなくてさびしいけれど、
お石のロマンスで帳消しです。
ロマンスといえば「源三郎祝言」なのだけど、あれはちょっと唐突。
(でもシリーズ中、いちばん好きな話です)
今回は前置きがきちんとあって、やきもきさせてもらいました。
るいのやきもちも恒例のギャグと化しつつありますね。

コメント
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