金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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119:アンナ・チェラゾーリ 『数の冒険』

2005-10-18 12:08:15 | 05 本の感想
アンナ・チェラゾーリ『数の冒険』(世界文化社)
★★★★☆

数学の世界を祖父と孫のやりとりという形で子供向けに説明した物語。
フィーロと、元数学教師のおじいちゃん、変わり者のマウロおじさん、
という個性豊かな登場人物たちのやりとりが微笑ましく、可愛らしい。
フィーロのツッコミにふふっと笑ってしまう。
子どもにはちょっと難しいかな?と思うところもあるのだけど、
手元においてくりかえし読むうちに、数学好きの子どもになれそう。
ピタゴラスの定理は学校で習い、公式として使っていたけれど、
それがどういうプロセスを経てたどりついた結論なのか、
そこへ至るまでの考え方が初めてわかりました。

コメント
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