Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

11月のロンドン

2021-11-28 00:48:02 | 日記21

今年の11月は24日の水曜日まで比較的温暖、裏庭の鉢植えのベゴニアやユリ科のアルストロメリアの花が次から次と花盛り。青空の秋晴れの日が続いていた。それ以降は急激な冬型気温に

裏庭の巨大なイチジクの木の葉は全部落ちて、丸坊主の枝に今年2度目の小さなイチジクがいっぱいついている。もちろんこのまま熟すことなく落ちてしまうのだが、この実をめがけてやってくるのがきれいなグリーンのインコと尾長で彼らがつつくとすぐに落ちてしまう。

最近見つけたのが、わが家から歩いて15分ほどにあるドイツ系のスーパーで、毎月曜日の朝、大きな箱いっぱいの野菜果物を1.5ポンド(約220円)で売り出す。これは週末売れ残った野菜や果物でいろいろな種類が入っているから、1週間に一度野菜などショッピングに行く必要がなくなった。

 

これ全部で220円って信じられない。

今月3週の月曜日に買い込んで、リンゴなどもういらない。

と言うのは12月1日からポルトガルへ行くことに決め、今までその準備に忙しかった。

昨年1月末まで行っていたポルトガル南部のキャンプサイトには大小のバンガローがあり、今年ももうそのサイトへ行っている英国人夫妻に連絡を取って、バンガローの値段や連絡先など教えてもらった。

11月半ばに緑内障の検査があるため、それが終わってから予約しようと思っていたら、もう最小のバンガローは空きがなく、次のサイズで12月1日から1月5日までしか空いていないという。それでもいいからと予約し、1月以降は帰国するなりそれともどこか貸し部屋を探して移るなり、何としても2月末までには英国へ帰ってこなければならない。

幸いワクチン証明書はイタリアへ行った時にとってあり、ポルトガルへは48時間以内のコロナの検査も必要ない。それでインターネットで旅行保険をかけたり、遺書も新しく書いた。

遺書はもう20年以上も前、ポールと私が一部づつ書いて友達に預けてあったが、ポールの癌が見つかった際、新しく作ろうと法律事務所へ行った。二人で500ポンドと言われたが、その時担当の弁護士がホリデーで3週間ほど居ないという。

それでもう一度行く気力が失せてそのままになっていた。友達にその話をしたら、インターネットですれば安く上がるというので10Minite will と言うのを見つけて頑張った結果、2時間で完成(何が10分でできるものですか)。金額も120ポンドくらい、よくやったと自分をほめている。

飛行機もインターネットで予約したら、私の飛行機代22.99ポンド、エキストラの荷物23KG には27.49ポンド、荷物のほうが人間よりも高い。

日本人の友達がごちそう持参で訪ねてきてくれ、二人で大いに食べましたよ。

チキンと野菜の煮物が大変美味しかった。こんな風に醤油で煮た鶏肉は初めてだった。

彼女手作りの餃子に、左の器は裏庭にもう3年も生えているポルトガルのキャベツの線切りで作った高菜風、右は新鮮なニンジンの葉をゆでて細かく切ったものをゴマ醤油であえたもの。

大根とスイカの塩漬け、そして千切り昆布を醤油味醂で煮て山椒の実をまぜたもの、和食です。やっぱり私たちのごちそうと言えば和食です。

 

ポールがまだ生存中に始めた編み物があまりに面倒くさくて、前身ごろの途中で放棄していた。でもやっぱり終わらせないと気分が悪い。それでこの2-3週間毎日ブログを書く時間もなく、テレビを見たりオペラのCD を聞いたりしなが、とうとう昨夜10時に仕上がった。

この模様がとっても大変でもう2度とやりたくない。茶色の毛糸も少しづつ色が違うので苦労した。

完成してポールならよくやったと褒めてくれるだろう。

 

昨日のニュースで初めて南アフリカに新型コロナ発生、今までのワクチンが効かないという。そして今夕のBBCのニュースでは英国で2人の感染者が見つかったという。この国の半数?の人達、ワクチン反対、マスク反対、そんな人たちが感染したらパンデミックになるのに、今でも毎日4万人以上の人たちが感染している。

大型スーパーのテスコの今年のクリスマスの宣伝にサンタクロースが  大丈夫、私はワクチンしているから  と言ったのがアンティ・ワクチンの人たちの感に触って、テスコ・ショッピングをボイコットせよと気勢を上げている。

それで今こそテスコにはワクチンをしてない人達が行かない、今こそコロナの危険が少なくなると娘などは大喜び。   変な国です。

 

コメント (4)
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