カレーからフランス中央部のヴェンドーメまでは、ほとんど毎回南下の道筋なので特記することはあまりない。
朝もやにかすむ北フランスの田舎の風景。
道路の両脇にズラーと並ぶ家並みだけが小さな村をなしている。それにしても人影を見ることがほとんどない。
ローマ人が作ったフランス、直線道路が一番有名。
今回はサトウダイコンが山積みの畑を見ることがなかったが、この道路わきの工場ではサトウダイコンから砂糖が作られている。
最近では特に珍しくもなくなった発電風車も風景に溶け込んでいる。
家畜の冬用のほし草もこのように保存されるのか?今まで見たことがない積み上げ方。
メインロードを横切るこの橋の上は草木が生えている。
トラクターが引っ張る大型トレラーに山積みのトウモロコシの粒。
まだ全部の収穫が終わっていないトウモロコシ畑。
農作業の大型農機具も各国によってずいぶん異なるだろう。
ヴェンドーメは昨年初めてキャンプサイトへきて、町の素晴らしさに感激して、あちこち歩きまわり、廃墟のお城から大聖堂に併設された博物館やギャラリーまで写真に写した。
今回は一泊の予定でキャンプサイトに着いたが、翌朝朝食準備をしようとしているときに激しいめまいと吐き気に襲われ、午前中いっぱい起き上がれなかった。心配した亭主は英国へ帰ろうかというが、まずはドクターに会ってから決めようと、サイトのオーナーの協力で医者に予約を取ってもらった。
午後2時半の予約には起き上がれるようになったから、歩いて10分のクリニックへ行き薬をもらった。それ以来めまいは起こっていないから、薬が効いているにちがいない。
医者の帰りにベンドーメの街中をゆっくり歩き、改めて本当に素敵な街だと思った。今回はこの町の写真は一切ない。(昨年の写真を見てください。)