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《 リアル ラグビー ルポ 裏話 》 酒匂飛翔、大学ラグビー決勝のラジオ実況担当アナ。解説者が、好人物の中竹竜二だったし、策士の坂田正彰とは、やはり違った。酒匂の力みっ放し叫びも、タップリ楽しめた

2019-01-12 20:47:56 | 視聴者が知らない、アナウンサーの素顔と実態

 4時過ぎまで、聴いていた、「ラグビー 大学選手権大会 決勝戦」。

 そう。聴いていた。同じNHKで、テレビと、ラジオで、同時、実況中継。

 番組表を見ると、テレビの解説が、元サントリーにいて、ラグビー部のゼネラル・マネージャーをしていた、策士の坂田正彰。

 確かに、人間的に問題があった監督とはいえ、清宮克幸を、巧妙な作戦で、追い出すなど、ずる賢く、表裏2面性ある、とても、いや~な性格。

 清宮と似て、常に、ヒトを小馬鹿にした言動。坂田は、自ら、海外に足しげく出向き、良い選手を直接、口説いて、1本釣りして、スカウトしてきた力量は買うが、どうにも、なあ・・・・・。

 親しいラグビー記者は、坂田にも、清宮にもいない。どうして、坂田を、解説者に起用するのか、いまだ、理解出来ない。

 ラグビーの面白さや、楽しさを、上手く、上手に、今年の、ワールドカップ日本大会へと、多くの日本国民に、興味を持たせられるしゃべり手は、他に何人もいるのに・・・・・。

 サントリーを、自らの意思で、退職したのか? はたまた、自らが仕掛けたように、逆に、会社を、追われたのか・・・・・。

 今は、「元・日本代表」の肩書きしかない。

 ちなみに、清宮克幸。

 あの、日ハム、ボンレスハム体型の、1年目から守れない、走れない、単なる代打屋でしかない、清宮幸太郎の父親だ。

 ヤマハとは、常に自分から望んで、単年契約監督の身にしていたが、今期限りで、辞任。8年の、監督を降りる。

 怨念あふれる、サントリーに負けたのを潮時に、昨年の12月、唐突に表明した。

 すでに、数年前から、全国各地で「講演会」の、センセとして、くっちゃべっている。

 明日以降、リコー戦など、順位決定戦2試合終えて、この2月8日(金)には、静岡で、講演会を行なうことが決まっている。したたかで、しぶとく、敵が多いが、打たれ強い性格だけに、何をしても、喰えていくであろう。

 一方の、ラジオ。

 中竹竜二は、一般的には、広く知られていないが、高校生から選抜された、日本代表や、若い年齢別の世代編成チームを、地道に指導。

 選手を、まとめてゆき、育てて、伸ばす力量は、素晴らしいものがある。

 俺が、俺が!は、まったく無い。いわゆる、縁の下の力持ちという、タイプといえば良いか。

 取材に行ったときなど、高校生の強化短期合宿で、目指す国際大会も近く無いともなれば、わたし独りしか、来ていないこともある。

 来たことだけ、さりげなく知らせ、全体の練習ぶりを、じっくり見させてもらい、グラウンドを引き揚げる時、挨拶をして、しばしば、話しをうかがうことがあった。

 嫌がらずに、足を止めて、質問に答えてくれ、暗闇が迫ってくれば、宿舎のホテルまで、歩きながらでも、話しをしながら、付き合ってくれた。

 無名の記者にとっても、とてもありがたい存在。記者で、彼を嫌う人は、誰一人としていない。

  中竹は、早稲田大学の、監督も経験。

 チームが勝ったり、優勝し続けているうちは、先輩や、古参のOB達は、何も言わない。

 だが、負けだしたり、優勝を、あと1歩2歩で逃したりすると、とたんに騒ぎ出し、もう、手のひらを返して、辞めさせようと図るのが、早稲田や 今日、優勝した明治大学もそうだという。

 そんな構図で、支配されている、早明、両校。常勝を、強いられている、歴代の監督。

 なんだかなあ・・・・・と、思うほか無い構図。

 ちなみに、監督としての、給与は、1円も無い。

 これを教えてくれたのは、かつて、早稲田の監督を経験した、日比野弘。

 「給与、有るかって? 馬鹿なこと、聞かないでくださいよ! あるわけありませんよ。昔から、ですっ。有るとすれば、名誉だけです。そんなこと、聞いていたら、あなた、笑われますよ」

 その言い方以前に、その図式に驚いた。

 ちなみに、日比野弘。すでに、84歳。

 近年は、試合場で姿を見かけない。噂によれば、病状や、体調がすぐれない日々が、続いているときいているのだが・・・・。

 食べていくための職業は、自分で見つける。、勤務先の理解を得て、職場を離れて、監督業をこなす。

 仕事を持っていない監督は、例えば、大学の臨時職員として、籍を置かしてもらい、大学から給与をもらえるが、監督をクビにさせられれば、また、新たに仕事先を捜さなければならない。

 明治も、同様。

 しかし、慶應大學は、それほどの縛りや、拘束や、歪んだ構図は無いという。

 特待生の枠も限られており、入学、すんでのところで、早稲田や明治に、良い選手を、持っていかれる。

 62歳の若さで、他界した、上田昭夫が、慶應の監督時代の、くやしい逸話を、生前、わたしに話してくれた。

 今日の対戦は、明治と、関西の雄、天理大学。

 会場の秩父宮ラグビー場は、冬寒の曇り空にもかかわらず、正真正銘の、超満員。

 良くも悪くも、明治大学が、勝ち残って、出場したからだ。

 というのも、帝京が連覇街道を突っ走り、優勝戦に、早、慶、明が、絡まない時代・・・・・・・

 満員には、絶対にならなかった。

 どんなに、試合内容が、良かろうとも、だ。

 ラグビー場のグラウンドで、協会の係員が、毎年、つぶやいていた。

 「せめて、3校のどこかが、残っていればなあ・・・・。売り上げが、違ったのになあ・・・・。帝京さんには、悪いけれどさあ・・・・・」。

 それもまた、まぎれも無い、事実。否定しようの無い、事実。

 天理の強さは、CSで、関西大学リーグを、つぶさに見て、よく知っていた。

 解説は、村上晃一。唯一、信頼出来うる、解説。

 京都に住まいも移し、天理大学の練習ぶりも、見ていて、その成長ぶりも知っているライター。

 それだけに、天理に、関東の明治に一泡吹かせ、初優勝を果たして欲しかったのだが・・・・。

 実況は、当然、ラジオを聴き、試合映像は、テレビの音を消して、見ていた。

 ラジオの、実況アナウンサーの、りきみたるや、聴いてて、すんごいものがあった。

 りきみ、叫ぶ。興奮気味に、叫ぶ。

 しかし、的確。間違いは、チラリと、「帝京が」と、クチにして、あわてて、閉じたくらい。

 いったい、誰だろうと検索してみると、

  この酒匂飛翔(さこう あすか)。

 そう、昨年のセンバツ高校野球で、実況を、ミス無くこなしていた、アナウンサー。記事にもした。

  ラグビーの実況をするために、大晦日には、早稲田大学のラグビー練習場にも、取材に行っていたと、この写真付きで、ツィッターで報じていた。実は、彼の母校なのだが。

 早朝のテレビ、「おはよう日本」で、スポーツコーナーを担当しているのも、見ていて、知っていた。すっかり、全国区のアナに。

 気持ち悪いほどの、太い太ももを見せている、デブった、豊原謙二郎より、ずっと良い印象も与える。

 ミスの無い実況はするものの、豊原の尊大な、悪しき性格を、ラグビーの取材現場で、見知っているだけに、酒匂の、落ち着きは無いものの、ラグビーの、攻守、すぐさま、瞬時にして入れ替わる迫力も、声で、余すところなく、伝えていた。

 地道に、大晦日までも、勉強してきたなあ・・・・・と。

 おそらく、この春のセンバツにも、出てくるであろうし、ラグビーのワールドカップ、日本大会の試合も、実況担当するかもしれない。

 実況せずとも、数多くの試合を、その目で見て置くことは、そののちの実況の際に、こやしになるであろう。

 それにしても・・・・・。

 11年前。大学卒業近くなり、就職に迷い、先輩に、酒匂が電話したところ、1時間近く、怒鳴られ、説教されたという。

 トドメのひとことは、「人生、なめんじゃねえぞ!」

 このことを、母校の早稲田大学の後輩の前で、講演会のようなカタチでしゃべっている。

 「酒匂飛翔 2009年3月卒業 早稲田大学 講演会」とでも、検索すると、読めます。

 結構、実況より面白いかもしれませんよ



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