澤田彩香。
2試合目の実況。ただいま、ラジオで、京都府代表の「龍谷大平安」 対 鳥取県代表の「鳥取城北」の試合をやっているのだが・・・・・。
やっぱり、1試合だけの、「顔見世興行」で、やめておくべきであったかなあと。
初めての時は少なかったミスが、あふれ出している。
もう、1回から、ミスだらけ。可愛いでは許されない、連投、冒頭から暴投ぶり。
「アウト、インコース」
「アウトコース低め、高め」
「ワン、ツーストライク」
「2塁、1塁へ返球しました」
「4番サードの、ショートの」
「ボール、ストライクです」
「7回、6回の」
「ボール、デッドボール」
「タッチ、セーフ。タッチはしておりません」
「7回、8回の攻撃に」
もう、どっちなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
失礼しました、も言い添えず、ブッ飛ばし続けている。
やっと「空振り三振! あっ、失礼しました」と、1回。
「ここで内野、守備をとりました」
はあ?
まだ、球種、変化球の見極めが出来ていない。
不安になるのだろう。解説者に、聞く。
「今のも、フォークだったんでしょうか?」
「ショート。今の、良いプレイだったんでしょうか?」
「今のは、スライダーですか?」
「今のは、シュートですか?」「いや、フォークです」
う~ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ではここで、ニュースを、ニュースをニュースを、お送りします」
もう、すっかり舞い上がって、言葉踊りまくってる。
やさしく気遣う、ニュースをキチンとミスなく読み上げる、ベテランの女子アナ。
「では、澤田アナウンサー。どうぞ」
スタジオで聴いてて、不安なんだろうなあ・・・・・
澤田。あと、まだ、1試合、実況するんだよなあ・・・・。試運転では、済まされない。
2度あることは、3度ある。
鳥取城北。
相変わらず、特待生外国軍団でレギュラーと、控えが占める。
大阪、京都、奈良、兵庫で、18人中15人。
県内の子は、たったの3人だけだ。
言い直し、平然として、反省しないまま、彩香。走る、走るうううううううううう
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めずらしく良いなあと想われた、「応援メッセージ」1篇。
「わたしは京都の学校にバス通学している、女子です。帰りのバスのなかで、いつも練習に疲れ果てて、眠りこけている、龍谷大平安の野球部の選手を見かけます」
んんん・・・・・リアル
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最期まで、やってくれたあ。
「ここでヒットが出れば、同点。あっ!サヨナラです」
で、サヨナラヒットが飛び出し、龍谷大平安が、3-2で勝った。
これで延長にでもなったら、澤田。過呼吸で、ぶっ倒れそう。
もう、彼女にもマイク前から、永遠にサヨナラ、さよならが、ふさわしい。
重荷過ぎました
最期の最後まで・・・・・・