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《 リアル 芸能 ルポ 》 昭和時代。「虹色の湖、「砂の十字架」、「恋の綱わたり」など、ヒット曲を出し続けた、流行歌手・中村晃子。「もう、歌うことないわ」「その気も、無いもん」と、引退宣言

2023-01-14 18:56:24 | 真偽を求めて・・・こころ旅

≪ 2019・8・8 掲載記事 ≫ 

 少~し、数年前から、気になっていた。

  その昔、昭和42年。このような、当時の表現で言うなら、コケティッシュな、はたまた、キュートな顔立ちで、レコード・デビュー。

  このように「虹色の湖」という曲を歌って、これが大ヒット。

 公称にせよ、80万枚を売り上げたというのは、そう、ふくらませた数字では無い。

 今と違い、ラジオやテレビで歌い、流される曲は、3番のうち、1番と3番の、それも、短縮版。

 それ以外、一切聴くことが出来ない時代。

 聴きたければ、レコード店に行って、ドーナツ盤を、購入して、自宅で、針を落として、聴くしかない時代。

 紅白歌合戦にも、出場した。

 続く、「砂の十字架」、「恋の綱渡り」

 これも、ヒットした。

 流れに乗って、GSの「ザ・ジャガーズ」を、バックに歌い、映画にも、出演。

  わが世の春を、謳歌(おうか)し続けた。

 「ザ・ベストテン」にも、出た。

 だが、人生、上り坂が有れば、下り坂が、必ず、ある。

 売れていた者にとって、自然の摂理とはいえ・・・・・。

 目先を変えてフォークグループの、六文銭や、ミュージカル俳優の、細川俊之とも、合唱も試みたが・・・・。

 

 「いかしてる」という、誉め言葉も、時代を感じさせて、懐かしい。

 後年、「ベルサイユの、トラック姐ちゃん」なる、時代を匂わせる題名の映画に出て・・・最後は、ヘアヌード写真集と、「日活ロマンポルノ」の、その名も、「待ち濡れた女」に出た時には、何とも、複雑な想いが、胸をよぎった。

 以降・・・・CDでの、再編集モノを、幾たびか、発売。

 レコードをかけられなくなった、往年のファンが、購入して、オシマイ。それも、4年前までで、事実上、終了。

  テレビの、歌謡番組も、8年前に、このように出て、終えたきり、みかけていない。

 声も、声量も、声の伸びも、墜ちていなかったのだが・・・・・。

 所属事務所というより、所属までせず。

 出演依頼があれば、その事務所を通じて、出る、出ないの、可否を判断して、出たりもしていたようだったが・・・・。

 今年に入って、その「業務提携」も、打ち切ったのか、彼女の顔写真と、名前が、消え去った。

 すでに、71歳にも、なっていた。

 夢・・なんとかで、かつてヒット曲を持っていた、老齢歌手たちが、パックで、全国各地を巡るコンサートにも、参加せず。

 他と違い、3曲も持っているのだから・・・・とも、想ったのだが・・・・・。

 直接、今を、聞き質すしかないかなあ・・・と。

 父の後、母も、24年前に死去。

 もともと、実家の敷地は、広く、実家には、弟と、その妻の家族が、そのまま住み、敷地内に、元々建てていた、晃子の家は、白亜の豪邸と言ってもいい、デカい、L字型の家。

 だが、親交は、隣接していながら、まったく、無い。

 挨拶すら、交わさない。

 何がそうまでさせたのかは、知らないが、絶縁状態であることには、変わりがない。

 晃子の家の中には、エレベーターも備わっていると、テレビ番組で、かつて、紹介されたそうだが、観ていないので、真偽は、分からない。

 金銭で、多く使ったのは、外車の、買い替え。

 そのぐらい。

 なので、引退していても、晩年の暮らしぶりは、はてさて・・・・・。

 かつては、恋愛が報じられもしたが、今は、通い同棲も、無い。

 独り身のようだ。

 入院や、闘病は、聞いていない。それは、弟の嫁に、確認していた。

 先日、その豪邸の、インターフォンを、押した。

 今まで、一度も出ることは無かったのに、この日は出たあ!

 「はい」

 元歌手とは思えぬ、太い、普通の、そこいら辺の、オバサン声。

 やはり・・・・・71歳かあ・・・・・。

 ---歌が聴けなくなって、もう、数年も経っているんですが? 

 「ん?歌あ? もう、とっくに、辞めたわよお。歌う気持ち、もう、全然、無いもん」

 ---いつごろ、そう決めたんですか?

 「もう、ずいぶん前よ」

 ---それで、業務提携もやめた?

 「そうそう。出てくれと言うトコロも、なくなったし」

 ---でも、夢グループみたいな、みんな揃って、並んでというのも、あるじゃないですか?

 「ああいうの、私、出るつもり、ないもん」

 ---じゃあ、もう、完全、引退、廃業宣言したと?

 「そうですね」

 「もう、どこにも、頼まれても、出る気ありませんから」

 ---失礼ですが、今後の食べてゆく生活は?

 「生活う? それは(笑い)・・・・・大丈夫です。心配してもらわなくても」

 見上げれば、まごうこと無き、豪邸。

 家賃、ゼロ。いざとなれば、独り身。

 売り食いして行けば、他界まで、まず、間違いなく、充分に、食べていける。

 病も無く、太いが、元気な、あっけらかんとした声を聴いて、一安心。

 外に、出てきてもらっての、写真撮影なんて、・・・・拒否、だろうなあ・・・。

 かつて、歌わなくなった頃。

 他の取材の帰り、豪邸の前にちょこっと寄ってみたら、家の真向いの近所の家の前に、彼女がいた。

 大きな白い犬を、可愛がっていた。その家の、犬とか。

 顔、すっぴんなのに、観るに十分、耐えられる顔。年齢より、若い顔。

 でも、「撮っていいですか?」と聴いたら、即座に、顔の前に、両手を覆い、バッテン、駄目のサイン。

 で、辞めた。元気だったし・・・・・。

 という、引退報告記事です。

 かつての、歌う動画、

 今でも、充分、観られます

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≪ 2020・11・18 追記 ≫

 上記、中村晃子の歌声、ヒット曲も含め,8曲。

 NHK-FM、「歌謡スクランブル」昭和歌謡コレクションの後半

 本日、午後1時20分過ぎから、「中村晃子 特集」として、久びさに、流れます。

 かつて、ファンだった方、懐かしいと感じられる方

 お聴きになってみたら、どうでしょうか・・・・

 

 

 

 

 

 

 



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