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< リアル 芸能 ルポ>(3) フジテレビ開局55周年記念連続ドラマ「若者たち 2014」の問題点

2015-10-16 21:24:27 | テレビ番組

 <2014・8・7 掲載>

 「若者たち 2014」の、第5回放送が昨夜放送された。まだ、その視聴率は、はじき出されていない。

 少なくても、8%と、上昇はありえないだろう。

 番組の、とりわけ民放のプロデューサーは、ドラマのオハナシ、筋立て、それで視聴者にナニを見て欲しいか? どんなことを訴えたいか?という重要なことは、さほどアタマに無い。

 そんなことよりも、今人気の俳優やタレントの、この先のスケジュールをいかに押さえるか?

 それが、最優先される

 そんなことが、プロデューサーの力量を判断される目安になる。

 本末転倒。

 それが、コレでも、踏襲された

 視聴者が好んでいるのは、どんなオハナシか?ではなく、誰が出るか?に関心があると、思い込んでる。

 一銭も払わず、「原案」承諾させ、「若者たち」をスタートさせたものの、ドラマは俳優だけでは見ない!という、当たり前のことに気付かされただろう。

 そんな気運が大手を振ってテレビ局に蔓延していることを、かつて「若者たち」を書いた気鋭の脚本家である、早坂暁(ぎょう)も骨身に染みて知っていた。

 本名は、富田祥資(よしすけ)。この8月11日で、85歳にもなる。

 早坂で、かなりの人が知るのは、「夢千代日記」のシリーズであろう。主演は、吉永小百合。

 「続」も、「新」も創られ、ついには、その勢いで映画化もされた。私自身は、夢千代のワンパターンの描き方よりも、早坂が生み出す「種田山頭火」の世界などが好きだった。

 近年は、テレビドラマの脚本は極めて少なく、著作に執念を傾けている。

 故郷の前衛生け花作家や、円空、そして戦艦大和。

 とはいえ、85歳という老齢が気に掛かっていた。

 相当以前から、独り身。

 NHKに近い、渋谷に建つシティ・ホテルの一室に、少なくとも30年近く住んでいる。

 便利と言えば便利。だが、仕事場ではない。住まい、だ。

 そのホテルに聞いてみた。

 病気入院もなく、住んでいるままだという。

 長期入院も、無い。

 歩く際、杖もついていない。ましてや、車イスなど、もってのほか。

 安心、した。

 食事は出ない、まさにシティ・ホテル。

 意外だったのが、長期・定宿にしている人の宿泊料金。

 なんと、一切の割引無し。

 つまり、1泊、仮に1万円だとしたら、×30、ないし31が、月極め料金。

 意外と、書いたのは、かつて、映画評論家・淀川長冶が、89歳でこの世に「さよなら」「さよなら」するまで、都心の豪華ホテルに1人住まいをしていて、その月極め料金は、かなりの「お得意様」扱いともいうべき割引が、されていたからだ。

 ともかく、早坂、健在なり!

 

 


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