「第1編 現存在の準備的な基礎分析」は次の第1-6章からなる。
「第1章 現存在の準備的分析の課題の提示」
A 「存在の意味」への問いは、第一義的に「現存在という性格を持つ存在者」に問いかけられねばならない。
A-2 「現存在の準備的実存論的分析論」が素描される、また類似の考究から区別される。
「第2章 現存在の根本的構成としての世界内存在(das In-de-Welt-sein)一般」
B 「現存在」について、「世界内存在」という基礎構造を、あらわにする。
「第3章 世界の世界性」
C 現存在の基礎構造である「世界内存在」の契機①「世界性」を、分析する。
「第4章 共同存在と自己存在(Mit- und Selbstein)としての世界内存在、「世人」(「世間」、Das “Man”)」
C-2 現存在の基礎構造である「世界内存在」の契機②共同存在と自己存在(Mit- und Selbstein)を、分析する。
「第5章 内存在(Das In-Sein)そのもの」
C-3 現存在の基礎構造である「世界内存在」の契機③「内存在」(das In-Sein)をそのものとして、とりたてて分析する。
「第6章 現存在の存在としての気遣い(関心、die Sorge)」
D 現存在の基礎構造である「世界内存在」の以上の分析を経て、現存在の存在を告示するための地盤が得られる。「現存在の存在の実存論的意味」はすなわち「気遣い(関心、die Sorge)」である。
「第1章 現存在の準備的分析の課題の提示」
A 「存在の意味」への問いは、第一義的に「現存在という性格を持つ存在者」に問いかけられねばならない。
A-2 「現存在の準備的実存論的分析論」が素描される、また類似の考究から区別される。
「第2章 現存在の根本的構成としての世界内存在(das In-de-Welt-sein)一般」
B 「現存在」について、「世界内存在」という基礎構造を、あらわにする。
「第3章 世界の世界性」
C 現存在の基礎構造である「世界内存在」の契機①「世界性」を、分析する。
「第4章 共同存在と自己存在(Mit- und Selbstein)としての世界内存在、「世人」(「世間」、Das “Man”)」
C-2 現存在の基礎構造である「世界内存在」の契機②共同存在と自己存在(Mit- und Selbstein)を、分析する。
「第5章 内存在(Das In-Sein)そのもの」
C-3 現存在の基礎構造である「世界内存在」の契機③「内存在」(das In-Sein)をそのものとして、とりたてて分析する。
「第6章 現存在の存在としての気遣い(関心、die Sorge)」
D 現存在の基礎構造である「世界内存在」の以上の分析を経て、現存在の存在を告示するための地盤が得られる。「現存在の存在の実存論的意味」はすなわち「気遣い(関心、die Sorge)」である。