DIARY yuutu

yuuutunna toki no nikki

室生犀星(1889 -1962)「くらげ」『抒情小曲集』(1918年)所収

2017-02-28 22:02:54 | 日記
 くらげ

秋なれば
くらげ渚(ナギサ)に
うちあげられ
玻璃(ハリ)のごとくなりて死す

《感想》
秋の感傷だろうか?それとも秋の季節の確認だろうか?
くらげの死は美しい。そして神秘的な変化。
生命と美しい無機物の対比。
くらげは、死んで水晶(玻璃)になる。

 JELLYFISHES

It’s autumn.
Jellyfishes are washed ashore.
They die and become like crystals.
Comment

自分を持て余す   

2017-02-28 21:38:14 | 日記
「短気は損気」と言われる。
これは全く正しい。
君は、短気のため、株で大損した。
「急いては事を仕損じる」と言ってもよい。
急いでやるよう無理矢理急がせて、君は相手を怒らせた。君は待てなかったのだ。
全く、自分を持て余す。

 YOU FIND YOUSELF UNMANAGEABLE

They say, "Short temper causes loss."
This is completely right.
You lost much money in the stock market because you were short-tempered.
They also say,"Haste makes waste."
You made your partner get angry because you strongly forced her to do something in a hurry. You couldn't wait.
You really find yourself unmanageable.
Comment

映画 『桐島、部活やめるってよ』(2012年、日本):一時的な相互に希薄な高校の人間関係を描く

2017-02-27 21:25:20 | 日記
(1)
社会階層的にも、権力的・政治的にも、経済的にも、家族・親族的にも、相互に必要としない無関心な人間関係、さしあたり高校の人間関係を描く。
(2)
女子生徒間の恋のさや当て。
男子生徒を操作する女子生徒。
映画部部長は、映画に生きる。
泣きたい位の悩みを秘かに持つ男子生徒。
男子生徒同士の関係は、互いに一定の距離を取る。
女子生徒同士の関係は、気の遣いあい。
互いに暴力的でない。
(3)
職場の上司・部下関係でない。
家族の関係でもない。
互いに特に重要でない人間同士の関係を、映画はうまく描いている。
何の重要な利害関係も、血縁関係も、権力関係もない場合の人間関係を描くのに、桐島バレー部長の失踪というテーマを与えて、組み立ててみたストーリー。
設定からして、相互に、相手の存在に大きな意味がない人間関係。
(4)
妄想的・白昼夢的ゾンビ映画のシーンが、盛り上がる。
Comment

安物買い  

2017-02-27 15:52:53 | 日記
(1)
「安物買いの銭(ゼニ)失い」と言われる。
わが家もひどい。
着ているものもひどい。
食べるものもひどい。
すべてが安物。
自分の出身が貧しかったからだ。
(2)
この寂しい気分。
どうしよう。
「きっとそういう人生もあるのだ」と苦笑して受け入れよう。

 BUYING CHEAP THINGS

(1)
They say that buying cheap things wastes your money.
Sure enough, your house is bad.
Your clothes are also bad.
In addition, your meals are bad.
All of them are cheap.
The reason is that you were born in a poor family.
(2)
You feel sad.
What will you do?
Wryly laughing, you accept your life because such a life can possibly happen.
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室生犀星(1889 -1962)「夕日」『抒情小曲集』(1918年)補遺

2017-02-26 23:25:51 | 日記
 夕日

あさくさにて夕日をながめるごとに
わがこころに
齢(ヨハヒ)かさなりゆくごとし。

ちぢれし夕日のひび、
わが額に皺(シワ)つくりゆくごとし。

《感想》
年をとることは、苦労を重ねることだと、詩人は言う。
この詩人の本音なのだと思う。

 THE SETTING SUN

Every time I look at the setting sun at Asakusa, I feel that I become old.
The cracks of the setting sun seem to make wrinkles on my forehead.
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