生姜焼き

朝、なぜか、生姜焼きが食べたくなった。

生姜をすりおろし、豚肉を解凍し、自分で作る。
ところが豚肉を、フライパンで、焼きすぎてしまった。
固くなって、縮み、最悪。

それでも、「まずい」と言うまいと思った。
本当に、まずくなるから。
「外食より健康的だ！」と自分を納得させ、食べる。

「おひとりさま」になった時のことを少し、考えている。
食事の用意ぐらい、自分でしたい。
「千里の道も一歩から」というではないか！

自分で作ってみて、やはりよかった。
次は、少し、改善されるだろう。
ひそかな達成感。

疑い、不信の関係

こじれてしまった人間関係。
今後、明白な衝突だけは、避けたい。

もつれをほぐすのは、おそらく無理。
長い期間の結果、こうなった。

つきあいをやめることが、許されない。
相手も、同じように、嫌な思いをしているはず。

お互いに、これからも、つきあうしかない。
さしあたり、改善の見込みがない。
袋小路。

とかく、人の世は住みにくい。
その典型。

疑い、不信の関係が、すでにできてしまった。
じっと耐えるだけ。
顔を合わせたら、何もないかのよう、ふるまう。

攻撃や、暴力はない。
それだけが、救い。

戦って生きていく

親しい人たちと会食をした。
楽しい機会に恵まれたことを、感謝する。

それを、取り巻くのは不安。
暗黒の中の光のような僥倖。

この世が暗闇だけでなくてよかった。
しかし夜が近づいた夕暮れの暗さかもしれない。

警戒し慎重になれ。
危険から自分たちを守れ。

嫌な暗い時代。
戦って生きていく。

理性が失われ、人と人の信頼も壊れつつある。
悪意と分裂、敵対の時代。

いい気晴らし

（１）
外出して、美味しいものを食べた。
ミスドのドーナツ２つ。
マーボ豆腐麺も食べた。
麺が細くて好みだった。

いい気晴らし。
相方もいた。

大きな窓から通りを眺める。

（２）
眼が痛くて、一日、仕事がはかどらなかった。
休み休み、何とか仕上げる。
ほっとした。

（３）
染井吉野桜がうまれた巣鴨、駒込を先日、歩いた。
江戸時代には、植木屋がたくさんあったという。
その面影が、いまも、どこか感じられる。

（４）
ヤマトタケルの東征伝説。
それが伝わる神社も、訪ねた。
高台。
そこに、陣を構えたそうだ。

1500年以上前の伝説的出来事。
地形的には、ありうるかなと思った。
ビルがなければ、見晴らしがいい。

偶然である私にとって、大切なものは何か？

（１）
気持ちと言葉の乖離。
言葉がみつからない。

それとも、気持ちが空虚。

空虚だ。
過去は、ただ何もない空間だけ。
未来に何も見えない。

ここに、私の心とこの身体と周囲の環境があるが、私は行動する気にならない。

（２）
目標がないのだ。
心を熱くするものがない。

（３）
困難ばかりがある。
挫折の思い出ばかりがある。

（４）
さしあたり、じっとしている。
気分が改善するのを待つ。

（５）
日々、同じことの繰り返し。
単調。

（６）
のんびり暮らすのが、よいかもしれない。

（７）
ここに私という意識があるが、偶然である。
宇宙の気まぐれの産物。
私は宇宙そのもので、初めも終わりもない。
きっと私は、有って無いもの。

（８）
偶然である私にとって、大切なものは何か？
よく考えたい。

（９）
心ときめかせるものがほしい。
抒情。
汎神論。
アニミズム。

（１０）
気持ちは、共有されない。
私の思いは、人に知られれば、たいてい攻撃、侮蔑される。

（１１）
まったく、この世は、憂き世だ。

（１２）
気持ちを理解し合えるものが、一人いたら嬉しい。