魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ピン芸人の力強さ

2009年02月18日 | ワイン ~2019年
「R-1グランプリ」(R-1ぐらんぷり?)を見てしまいました。

面白かったです。ピン芸人の力強さを感じました。

皆さんよく考えていますね。個人的には
バカリズム、COWCOW山田與志、鳥居みゆき
が好きでした。

特に鳥居みゆきは、多分ですが、元舞台役者で女優(劇団員)
志望だったと思います。自分で脚本書いたりしたんでしょうね。

フォーリンラヴとかもそうですが、見た目からきっと元劇団員?
だと思われる人達って結構いますよね。

やはり線が太く、声もしっかりと出し、表情も舞台慣れしているし、
たくましさがあります。



で、本日は価格の割に、しっかりとたくましいワインをいきましょう。


2006 マグナ マルベック&メルロ(ボデガス・カリア)
   (アルゼンチン、マルベックとメルロ種、赤、千円台)

これは良いですね。美味しいです。

まず厚みを感じるフルーツ、プラムやレッド、ブラックチェリー、
揮発性の石油(クリーニングのセーター)、赤や黒土、チェリーや
アップルのパイ、甘いタバコ、スパイス、スミレ・・・・・
いろんな香りの要素が多く感じ取ることができます。

この時点でもう十分です。この価格帯としては秀逸であることが
すぐにわかります。


味わいは厚手の果実味がまず支配します。その奥でスパイシーさ
渋さ(しかしこれは甘いタンニン)、ビロード感があり、余韻は
甘いお菓子(樽からくるバニラ)や果実味が伸びやかです。


実は試飲会では同じメーカー、同じシリーズの「シラーズ」だけ
出ていたので、どうしても「マルベック&メルロ」も飲みたかった
のです。(シラーズは入荷、ラインナップ済み)

やはり正解のようです。
パーカーさんが90点を付けてもおかしくないくらいの出来です。


とりあえず皆様にはラインナップしたシラーズの方を買って頂き、
また次にでもお奨めしましょうか。どちらも良いワインです。

コメント (2)
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