魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

秘技?!

2006年07月25日 | 音楽
本日はちょっと難しいです。理解に苦しむかも知れないことを、あえて
最初に申しておきます。
あまりにも意味不明の場合、バカヤローとコメントを下さい。
笑ってすませるか、ゴメンナサーイと謝るかします。

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トランペットの練習はとても退屈。
だって、たったひとり、ポツン状態。さらに出る音といえば単音しかでない。
メロディー吹いても、頭の中でバッキングが鳴っているつもりでやるしかない。

歌をひとりで歌ってるのと同じ状態。楽器なし。つまらんでしょ。
せめてカラオケに行って・・・・とか考えませんか?

そこで編み出したのが、左手でピアノでバッキングをしながら、
右手でトランペットを持って吹く!!!という恐怖の技です。
ラッパは3つのピストンだけですから、右手1本で持ちながら鳴らせるのです。

ところが大きな問題が発生します。
トランペットはB♭管なのに対し、ピアノは当然Cなので1度音程が違います。
どういうことかというと、トランペットでド、ミ、ソ~♪と吹くと、
実音ではシ♭、レ、ファ~♪の音になるのです。(Tpは1音低いのだ!)

Cコード(ドミソの和音)の上に、ド、レ、ミ、ファ、ソ~という旋律を
乗せたいとなると、
ピアノではCコード(ド、ミ、ソ)なのに、
トランペットはレ、ミ、ファ#、ソ、ラ~と吹かなければならない!
という恐ろしい状態になってしまうのです。

これを同時にやると、頭の中がパニックになってしまいます。
この状態で1曲、テーマとアドリブでやってしまおう、というアナーキーな荒技です。

ただ、相当苦労する割には、見た目は単純で誰にもその苦労が
理解されません。
ワインで言えば、ブラインドで「モルゴン」を当てたとして
一体何が起こるのでしょうか?!
パンならフランスパンを食べて、どの店のフランスパンかを当てる?
ようなもので、誰も喜びませんよね。

まっ、そんなところです。

ちなみに、
片手で2拍子(4拍子でもいい)、もう片手で3拍子を同時にとる!よりも難しいです。
これもかなり難しいのでやってみて下さい。

左手で1、2、1、2~(タン、タン、タン、タンもしくは1、2、3、4)と叩きながら、
(2もしくは4拍子)
右手で2拍もしくは4拍に合うように、3拍子を叩く(タタタ、タタタ)。
(2拍打つ時間に3拍打つ)
これを同時におこなうのです。難しいでしょ??(左右はどちらでもいいです)
「ひとりバッキングラッパ」の難度はこの比ではありません。


特技といっても、誰にも理解してもらえず、説明しても多分、誰も理解も
興味も示さないと思います。かなりアホっぽいことだけは確かです。
まさにエスパー伊藤?の世界なのかもしれません。
単に馬鹿さ加減を想像していただければいいかと思います。

ご理解できなかった方々、ホントにスミマセンです。
バカヤローとご遠慮なく叫んで下さい。


コメント (3)
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