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BASS的ひとりごっつ。

ふと思ったことを、そこはかとなく書く忘備録。(コメントは承認制です。ご了承ください。)皆様のお役に立てれば幸いです。

生きるために生きることに疲れた…

2006年03月07日 | 僕のお仕事。

とは患者さんの言葉である。

彼は建築関係の仕事に携わり
普通に働いていたようだが
生きる目的がわからず
食べ物も食べれなくなり
入院してきた患者さんだ。

けしてお金に困っているわけではないようだ。
親と共同名義の不動産(アパート)を持っており
預貯金もある程度あるようだ。

仕事というのは親と一緒にしており
別に病気で休んだからといってクビになるといわけでもない。

本人にはすると
「なんだかんだ言って外に出たこともない甘ちゃん」だそうだ。

ところがですね、
彼にはものすごく能力が備わっていると思います。
頭もとてもすごく切れて感心してしまいます。

ところが心が弱いという印象です。
もちろん僕だって心が弱いです。
不安なことだってたくさんあります。

彼は
『今日1日の過ごし方なら分かるが
退院後に何をしたらよいかなんてわかんない。
病院にいるほうが楽だし・・・。』
というようなことを言っています。

僕の彼に対する評価というのは
もう退院できる能力を備えているという風に思います。
それはストレスに対する耐性とともに
体力的にもも十分に回復してきているという風に思います。

逆に今のままの状況でいれば
彼にとって居心地の良い病院の中での生活がずっと続いてしまい
彼にとっては、より社会に適応しにくくなるという風に思います。

社会不適応者の僕が言うのもなんですが
社会不適応者の僕だから分かることもあるのです。

彼が怠けているわけではないのはわかります。
食べることやすることに困ることはなく
それで生きるという目的が見つからないことに
不安を感じるというその気持ちわかります。

周りを見れば同年代の人達は
どんどんみんなすごくなっていっている。
それに比べて僕はどうだろう。
僕の中ではそんな思いが渦巻きます。

上手くは言われへんけど
彼には自分の両足で立つ時が
やってきたのだと思います。
それを上手く支えてあげられるだろうか。

僕は人を立たすわけではなく
立ってもらうサポートしているのです

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今日はロハスという

2006年03月05日 | 僕のお仕事。

エコな暮らしを進める人たちの催し物に行ってきました。


衣食住に渡り、エコな暮らしを行なうには
どうすれば良いかという風な場所でした。

会場には作業所の出展などもあり
そこで行なわれていたワークショップには
「精神障害ってなに?」というものがありました。

そこで実際に
当事者の人から
いろいろな意見を聞けてとても参考になりました。

確かに統合失調症の人の辛さなどは
実際になった人しかわからないであろうが
分かろうとする努力も大切だろうという風に思った。

一つ面白かったのが
一般の人からの声に
「精神障害者も普通の人」という意見があったのだが
それに対し当事者は「何か違う気がする」というようなことを言っていた。

いろいろと面白い催し物だったが
入場料がちょっと高いような気がしたが
まあいっか。

いろいろな衣食住の話が聞けて
それはそれで面白かった。

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イロイロ体が悪いところがあるが

2006年03月02日 | 僕のお仕事。

腱鞘炎と腰の悪さに関しては
最近自分で受容できてきたのかなという風に思う。


上手く説明できないが、
この体の悪い自分を
否定しても否定できないし
どうにもできないので
何とかやっていこうという風に思うようになったのだ。

作業療法士の世界では
なんだか簡単に患者さんに対して
「あの人は障害を受容できていない」
なんて言葉が簡単に使われているというふうにも思う。

障害の受容とはそもそもなんなんだろう。
諦めとは決して違うと思う。
簡単に使える言葉なのか、『受容』って。
そんな単純なことなのか?

『諦め切れず
 受け入れず
 でもなんとなくは分かっている。』
なんていうあいまいな世界もあってもいいのではないだろうか。
人の心は難しいという風に思う。

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またまたうちの病院で

2006年02月08日 | 僕のお仕事。
作業療法士が退職することとなった。


もう一人いるので今年で二人退職するということだ。

求人しても給料安すぎて
誰も来ないというような状況です。
ますます仕事が大変になるなぁ~。

まあなんとかやっていくしかないなあ~。
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仕事をしていて思うのだが

2006年01月31日 | 僕のお仕事。

言うだけ言っておいて何もしない人がいたり
他の人に押し付けようとしている人がいたり
結局は仕事したくないという風なことなんだろうか・・・。

会議をしたりしていて
誰かが何かをやらなくてはならないようになったとしても
誰も立候補しないとなんだかイヤなので
ついつい立候補してしまうのです。

そんなこんなで
知らない何なんだかちょこまか
仕事がいっぱいたまっています。

写真はマンス・ショコラという
六花亭の新作お菓子です。
いかにもバレンタインデーを意識したものです。
僕には大して美味しいとも感じられないのですが…。
果たしてこの歌詞は売れるのだろうか。

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最近のニュースで

2006年01月24日 | 僕のお仕事。

人を刺した、殺したなどという事件を
よく耳にする。


そういう人は
刺された人の痛みや
殺された人の苦しみなんて
想像も付かないのかなと思う。
想像するための材料が
その人には備わっていないのかもしれない。

手を切ったら痛いし
人に殴られたら痛いし
ものが盗まれたら悲しいし
人が死んでも悲しいし。

人がどう思うかなんて
それはなかなか分からないので
自分がどう思うかを想像してみてほしい。

僕は想像すると
自分がされていやな思いは
人にもしてほしくないという風に思う。

単純かもしれないが
自分を大切にできない人ほど
人のことも大切にできないと思う。

自分も人も大切に出来ない世の中なんだろうか。

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僕の職場では現在作業療法士を

2006年01月11日 | 僕のお仕事。
3、4人程度募集しているようだ。

ところが現在一人しか応募が来ていないようだ。
この作業療法士があまる時代に
作業療法士が全く集まらないという状態の病院である。

簡単に言えば給料が安く
週休2日制でもなく
夏休みも1日しかないという風なことなど
待遇面が他の就職先と比べてみをとっているという風なことを
学校の後輩から聞かされた。

北海道だけで毎年200人の作業療法士が学校を卒業している。
10年後には2000人だ。
それでも求人数を集められないということは
やはり僕の勤務先は他の人から見て
待遇があまりよくないという風に見えるだろうなぁ。
実際僕もそう思いますが・・・。
夏休みがせめて5日間ぐらいあればいいのですが。

写真は洋輔がお土産でくれたプリンです。
おしいかった。
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僕が大好きなプログラムである

2005年12月20日 | 僕のお仕事。
高齢者の病棟のカラオケから外れて
早くも1ヶ月が経とうとしている。

最近、高齢者病棟の数人の看護士やケアワーカーさんから
「患者さんが、あなたがもう来ないのか?と言って寂しがっているよ。」と言われた。

そもそもこの病棟にいる人たちは
アルツハイマーや痴呆の患者さんなので
僕のことなんて覚えていないだろうという風に思っていた。
なぜなら家族の顔さえ忘れてしまう人もいるからだ。

そんな人が僕のことを覚えてくれて
僕が来るのを待っていると言うのは
とても嬉しいことではないだろうか。

高齢者の病棟で
患者さんのかを見ながら
いろいろなプログラムをするのは
本当に楽しいです。

ちなみにこの写真は
不動産屋の張り紙ですが
手書きの変な猫が書いてあります。
そこをどう見るかが問題だ。
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作業所に遊びに行った。

2005年12月20日 | 僕のお仕事。

そこには高次脳機能障害のメンバーさんが集まっていた。


指導員(別にそんなに偉そうにしてる人ではありません)は、
作業所の運営に尽力されていました。

指導員といったって特に指導する資格があるわけではありません。
やっていることといえばメンバーさんのサポートという感じでしょうか。

僕は病院で作業療法士として働いている。
立場としてはとても似ている仕事だなーというように感じた。

その人はとても良い感じの人で
メンバーさんは安心してその人と話することができると思う。

僕はといえば病院で患者さんが安心して
話してもらえるような作業療法士として働いていているだろうか。

僕なんかよりずっと作業療法士に向いているだろうという人は
沢山いるのに、僕が作業療法士をやっていて良いのだろうかというふうに考えてしまう。

そこは国家資格であるので
持っているか思ってないかが重要なことではあると思うが
免許に甘えているだけではだめだなぁという風に思った。

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土曜日に街を歩いてみると、

2005年12月11日 | 僕のお仕事。

ものすごくたくさんの人がいる。

普段の土曜日と違って活気がある。
たぶんボーナスが出た後の最初の土曜日だからだろう。

正直に話すと
僕のボーナスは30万円でた。

新聞を見ると世間一般では
ボーナスがいくら出ているという風な話が載っている。
そもそも民間の給料と言うのは
利益が上がってのものでもあるが
基準としては公務員の給料が挙げられると思う。

教員のボーナス平均は70万円程度で
一般行政職であれば60万円程度・・・などなど書いてあった。
それだけ出せる潤沢な利益(この場合は税金になるのであろうが)が
確保されているということだろう。

とある集まりでボーナスの話になり
20万円ぐらい出たという人もいた。

利益が確保されていても
ボーナスが出ない友人もいる。

そういった人達に比べれば
もらえるだけでもいいんだろうなと思う。

来年からはボーナスが減ることは確実で
再来年にはもっと減るだろうということを
先輩がたから聞かされているので
ボーナスを当てにして何かを買うと言うのは
僕にとってはとても恐いことだ。

よく考えて、自分のいちばん納得のいくように
お金を使っていきたいなぁ~。
ちなみに僕がいちばん買いたいものは
エレアコベースです。

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僕の勤めている病院の

2005年12月07日 | 僕のお仕事。
主任さんと師長さんが辞めるそうです。
しかも二人ずつ。

ちゃんと次に行先も決まっているようです。
どこからかヘッドハンティングされたのだろうか?

それにしても思うのが
僕の勤めている病院はとにかく
人の出入りが激しい。

裏を返せばそれだけ労働条件が悪いということだと思う。
「ここは良い病院だった」と言って辞めていく人は少ない。
それどころか「長く務めすぎた」という風に後悔して辞めていく人の方が多い。
まあ、辞めていく人はもちろん不満があるんだとか
もっと良い就職先があったからこそ辞めているのだろうという風に推測する。
今のこの不況のご時世、
意味もなくなんとなく退職するということはなかなかできないことだと思うから。

その後の人事を見てもなんとなくパッとしないような不安を覚えるようなものがある。

どうなるんだか。
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機能落とした・・・でなく、昨日落とした

2005年10月06日 | 僕のお仕事。

定期をバス停の近くまで探しに行って発見。
高額の地下鉄・バス共通カードも入っていたので
たすかったよ・・・。



患者さんを見ていて思う。
話して思う。

「この人たちは、とてもまじめで、心やさしく感受性の豊かなので
 うれしいことと同時に、
つらいことや悲しいことの感じ方も人より大きいのだろう。
 その結果、心にたくさんの負荷がかかってしまい心を病んでしまうのだろう。」と。

僕もとても心配症なので、
心にかかる負荷は人よりもかなり大きいようです。
一般的には心を病んでいるぐらい常に負荷がかかっているようです。
ところが、心理的負荷に対する耐性も普通の人より高いようで
今のところ何とか持ちこたえています。
患者さんに行う心理検査を自分で行えば、
そのような結果になってしまいます。

今の世の中はお金さえ稼ぐことができれば
境界型人格障害であろうか、なんであろうがそれでOK。
人を蹴落としてまで
お金が稼げなくて
心を病んだ人は入院してなさい・・・というように
なっているように感じてしまいます。

いろんな人が入院していますが
時にはこう考えてしまうこともあります。
なんだかんだ言っても
お金を持っている人が白いものを黒といえば黒、
黒いものを白といえば白になってしまう世の中はいやだな。


定期回収できて、よかった。

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僕と患者さんの会話です。

2005年09月14日 | 僕のお仕事。

患者さん「おれは楽してお金をもうけられる方法を知っているんだ。」
僕    「すごいですね!どうやって儲けるんですか?」
患者さん「それには努力が必要なんだ・・・。」

なんや、わかっとるやんけ。



最近思う。
患者さんのカルテを見ると、
統合失調症の人は
結構な確立で
飛び降り自殺を図っているじゃないかと・・・。


みんな死ぬほど悩んでいるんだなと・・・。


そんな思いがプラスに働いてほしいな。
僕がどれぐらい、そういう人の、
治療の役に立っているのだろうか。

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今日も・・・

2005年07月25日 | 僕のお仕事。

いろいろとあった日だ。

朝は7:00に起きて
8:00に家を出て
9:00 に病院に着く。

午前はカラオケの司会。
午後はソフトバレーの審判。

5:00になったら仕事が終わって
スーパーで買い物をして帰ってくる。

こっちが先週中にお願いした業務は
そのままほったらかしにしてある病棟サイドから
『今日の5:00に終わったカンファレンスの資料はいつ出せるのか?』
なんて5:05に言われてちょっとむとする。
それはこっちが言いたいで。
ちゃんと明日朝一で、だしますよってに。


それはさておき
今週に患者さんたちと
動物園に見学に行くことになっているのだが
台風が来るそうではないか。
むっちゃ運悪い。
どないなってんねん。
企画書では雨天決行になってるけど
台風決行とはなってへん・・・。

台風結構。
これもまた人生。

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いつもの職員バスが出ている場所に向かうと・・・

2005年07月21日 | 僕のお仕事。

バスがないではないか!
乗り遅れたのかと思って、
少し焦っていると、
よく見ると、
自分が勤務している
病院の救急車が止まっているではないか!

バスが調子悪くって、
お迎えに来れなかったので
今日は救急車で来たとのこと。
救急車に乗ったのは、
これで二度目だ。
一度目は、子供のころけがをして
救急車で搬送されたことがある。

家でけがをしたので、
それに驚いて、
共働きだった母が、
それ以降は、家にいたと記憶している。

今日は、どうしようもないというか
自分の確認不足というか、
暗黙の了解で実行されているルールを
知らなかったため、ちょっとミスをしてしまった。
患者さんに、いやな思いをさせてしまったかな。
少し反省。

知能検査をすると、
平均値よりは高いのか
IQは120以上はあるみたいだが
考えかたが固いので、
それが、ときには悪い方向に働くことがある。

今日読んだとある本に
「人間はやがて老いていく。
 あきらめることが簡単にできれば
 人生は、楽になる。」というようなくだりがあった。

それが、あきらめが悪いから、
苦労してしまうんだな~と思いました。

写真は札幌のテレビ塔です。
夜見ると、キレイです。
でも、まだ登ったことはないです。 

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