King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

利回り

2011年08月16日 09時14分50秒 | 日々のこと
朝晩は涼しいものの、やはり暑いです。

昼間伸びていると夕方雨と雷で走るのが中止と発散リセットのない
一日となってしまいました。

昨日夜中のテレビを録画していたものを見て、日本の国債の人気が
高いのかと言うのが少し理解できました。

それと同時に半年前ほどから雑誌などで投信の真の利回りという
特集が度々組まれていたのを思い出しました。

債権に於いて利回りが低いと言うのは、人気の高さを表している
のです。

しかし、世の中では利回りの数字が高い方が優位な投信とされていました。

このところを理解しないと投信も真の実力は計れないのではないでしょうか。

よく言われる年間二割五部のリターンも珍しくない投信ですが、真の実力は
一割とかいわれます。

その前にこの暑さで融けてしまう体力と同様に資産もデフレで融けてしまう
前に、なんとかしないといけないでしょう。

ちなみに何々がいいと騒がれたときにはそれは旬が過ぎているケースが
多いのです。

最近の金の高騰も今から投資しても高値掴みしかねません。

発送に行ってこよう。

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走りにくい

2011年08月15日 09時17分16秒 | ジョギング
13日は新盆で走るのも中止で、いつものバスケット練習会も
休みました。

そして、昨日は夜から走りに出たのですが、直前に雷雨が来て
走ろうかやめようかと迷い、7時半には止んだのでとりあえず
雷の音と稲光は断続的に続く中これは途中で帰ってもいいか
と、とにかく走り出しました。

まだ雨はポツポツと降っていて雷は光るとかなり周りが明るく
なるような状況で、もちろん誰もあるってもいないし車も走って
いませんでした。

そんな状況なので、あまり速度も出さずいつでも帰れる感じで
いました。

稲光で青く辺りが照らされ、真っ暗に戻ると空はまた明るく
なって来ました。

薄く雲をまとった月が出ていたのです。

雨と雷と月という変わった風景の中走り出しました。

今週は一度雨で走るのをやめたいたので、多少降っていても
走るつもりでした。

ただ、途中歩いて後は帰ろうかとか影森駅で引き返そうかとか
引き返すことばかりでした。

ですが、影森駅を過ぎたら結局、いつものコースを走りきる
事にしました。

最初は、ジョギングモードでゆっくりゆっくりでしたが、
キャノンの直線ではいつものペースになりました。

暑い日は熱が体にこもり気持ちが悪くなったり、腹痛が起きたり
します。

走り出すまでの自分の中の気持ちとまず戦い、走り出して自分の
体調を確認し、痛いところをごまかし、リズムに乗り走り続けられる
いつもの状態になるまでには結構時間がかかります。

最初はやめたいと色々理由を考えています。

何も考えず走りに集中するようになる頃には、ああ走ってよかったと
感じています。

この日走れた大きな理由が、13日に同じ地域の役員の人がジョギング
しているのを見たのが大きいと思います。

どういうわけか同じランナーに対する対抗心は走る一番の原動力と
なるのです。

あの人が走っているなら負けてはいられない。競争心というのは
面白い行動心理です。
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トップギア

2011年08月14日 09時27分45秒 | 日々のこと


震災の時、多くのテレビが繰り返し津波の映像を流して、原発の事故の行方を
刻々と伝える中、通常番組はない物かとダイヤルを変えるうちに発見したのが
この番組でした。

その面白さはずば抜けていました。

番組そのものが文明批判の様であり、ただの車番組ではありません。

車番組と言うと日本では車に詳しい芸能人などが乗っていいところを言う
だけです。

それも普通手が届きそうもない車に限られると言う夢のお話か一部の人の
ための番組のようなのばかりです。

スーパーカーをガレージに並べるのは男の夢でもそもそもそんな夢を見ない人
が増えていると言うのも今景気の悪い原因ではないでしょうか。

ホアキン・フェニックスの『戦争の始め方』のようにただはちゃめちゃの様
でいてしっかりと文明批評が効いており、それがしたたかな言葉で容赦なく
名車もスーパーカーも遡上にあがります。

日本の様にスポンサーを大事にする国では実現できないものでしょう。

本物の戦車とカーチェイスしたり、欠点や値段にも堂々と文句を付けます。

昨日は、世のトレンドのハイブリッドカーや電気自動車を槍玉に上げ、
とんでもない車を自作します。

やり方はおばか番組です。

でもそれが半端なく徹底している。

それがお上品にまとめられているかお馬鹿でも日本の低脳番組とは
違う切り口にころりとやられてしまうのです。

こう言う番組が日本でもはやれば、草食系などと言われる人種も
車に乗ってみようと思って違う未来になるのかもしれません。
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ツァラトゥストラ

2011年08月13日 09時25分10秒 | 日々のこと


最近このニーチェの本が良く話題に出ます。

昔図書館で借りて読んだ記憶があります。
ストラウスはかく語りきと言うような題だったと思います。

この本の内容をしらなくてもニーチェの神は死んだという
言葉はみんなしっていると思います。

世界宗教も信じるに値しないと知の巨人が言えば、これは
すごい影響があった事でしょう。

神は死んだと言う言葉を言ったとしっていてもそれがどういうことか
というのはあまり人は考えないようです。

ダーウィンの進化論も適者生存ということで、勘違いして
民族浄化などと言うことにつながったり、拡大解釈と言うのは
どこにもあるのです。

現在でも似たようなことはあります。

他人の土地や他人の信仰を踏みにじり侵略するいいわけは
昔からあったのです。

聖書にもユダヤの民がエジプトを脱出して約束の知を示される
とそこにはもう既に他の民族が生活しているのです。

神はその民を滅ぼせというのです。

大英博物館でもルーブル美術館でもドイツのムゼウムスインゼルにも
略奪した古代の美術品が展示されています。

過去の略奪の証拠をあつかましくもいまだに展示する大国の姿勢。
そして、武力による侵略は許さないといい、自分たちが既に開発済みの
核兵器は所持しつつ、他の国が開発しようとしたり、持っていると
疑惑があると途端に攻撃したりするのです。

日本だけ、侵略戦争でした、誤りでしたと謝り続けさせられるという
のもおかしなものです。

いまだに戦後と言い続けるのも世の中ベトナムや湾岸イラク、アフガンと
戦争が起きているのに、日本では第二次世界大戦しかなく、それも8/15で
終わったとしているのも独自の見解だと気がつかないというのもおかしな
話です。

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暇なので

2011年08月12日 14時37分21秒 | 日々のこと

絵手紙書いてみました。

いかんなあ。

仕事しよ。

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地上の太陽。夢の核融合

2011年08月12日 10時08分52秒 | 日々のこと

夏休みと言うことで、色々震災がらみや大東亜戦争のテーマの

番組が多くなっています。

そんな中、NHKのドキュメントはやはり一番興味深くみました。

 

製作がフランスで、核のごみについてがテーマでした。

 

フランスは国の80%が原発による発電であり、一番の推進国です。

 

それが包み隠さず核の話をしようと言うスタイルで、核が如何に地球を

汚してきたかを赤裸々にしたものでした。

 

その後、核融合を研究していると言うドキュメントが放送されたのですが、

これはBBSが作った物で、レポーターが物理学者だというのに、科学的

内容は乏しく実現できたらいいねと言う程度のものでした。

 

これらを見て感じた事は、結構情報と言うのは隠されていて中々真実というのは

気を付けていないとだまされてすごしてしまうと言うことです。

 

終戦記念として放送されているなぜ日本は戦争に至ったのかと言う番組も

当時は知り得なかった情報が今次々にあきらなかになったという世界に残る

当時の証拠などを積み上げて見るとまた違った印象になるのです。

 

核融合にしても、番組を見るだけでは核融合と言う夢の発電炉が出来れば

エネルギー問題も解決するんだと言う淡い期待を抱かせますが、よくみれば

そうでもないのです。

 

まず、毎日一度核爆発を起こしている実験場は、明らかに水素爆弾の製作に

使われた施設です。

 

核融合なら核のごみが出ないかのような説明も誤りです。

 

今行われている原発はウランを核分裂させてエネルギーを得ています。

残ったプルトニュームは長い期間放射能を出し続けて危険な物質です。

核融合は水素原子をくっつけてヘリウムに変わる過程でエネルギーを得る

と言うもので水素とヘリウムで放射能は出ないかのような印象を受けます。

太陽で現在おきている現象で、自然の現象なので安全と言うイメージを

受けるのでしょう。

ですが、太陽も放射線やら有害な物質を放出していて、地球は大気と磁気により

守られているに過ぎません。

大気の薄い高度を飛ぶ国際線の旅客機などは放射線を受けると今回の

震災で比較の放射線量でよく引き合いに出ていました。

それに核融合時の温度一億℃というのも実用的な釜の温度でしょうか。

つまり核エネルギーなどというとてつもないエネルギーを使うまでもなく

まだ、地球上のエネルギーは有効活用が出来ていない段階で、他に

もっとやるべき事があるのではないかと言う気がします。

太陽光発電にしてもそうです。

実際のエネルギー変換効率をみるとまだまだ無駄が多いようです。

多くの発電システムが最後は発電機の回転運動を得るためにエネルギーの

変換をしているのです。

大きな流れで見たエネルギーの循環を考えて新しいシステムを作れば

ただ化石燃料を燃やすとか制御できていない核分裂をおこすなどの

無計画な発電を改め解決できる道も出てくると思います。

かつて石炭から石油に代わったとき日本中の炭鉱は突如閉鉱となり、

自動車の輸出で産業は伸びていったのですが、これからも自動車が

ガソリンで動き続けると言うことも考え直して、エネルギーと産業構造

を考えていかなくてはならないでしょう。

現在世界株安の中、逆行高しているのはグリーなどのゲーム株です。

これが日本の主産業になるともいい切れませんが、鉄、自動車、建設業、

といったかつての主力産業がこれからも主力とは行かないでしょう。

アメリカでもアップルの株が時価総額一位となりました。

技術革新と自由競争によりパラダイムが劇的に変わる時期に来ているのだ

と思います。

 

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それはちょっと失敗かも

2011年08月11日 09時54分10秒 | 珈琲

昨日の夜の走りはどうにかこうにかとにかく走ったと

いうていたらくなものでした。

いくらでも水が飲めました。

それでものどが渇き、トイレに行っても少量の搾りかすのような濃い色のものが

ちょろっと出るだけです。

 

こんな暑さの中でも試飲のお客様はいらっしゃいます。

 

もちろん飲むのはホット珈琲です。

 

午前中から昼過ぎまで焙煎をした後、もう全て片付けて新聞を遅ればせ

ながら読み始めた頃のお客様だと朝焼いた豆でも試してもらっていい

時間帯です。

でもひとそれぞれで、こちらが自信を持って薦める豆でなく、強いガツンと来る

珈琲がいいなどと言われます。

そう言う要望の出る裏側をしるものとしては、逆に珈琲とはこんなにも甘みが

あり、鮮烈なフルーティーさもあるものなんですよと言うのをしってもらいたい

のですが、出すのは解りましたとこの間の失敗したカルモ下坂だったりします。

口一杯に広がる苦味と印象的なストレートな濃い珈琲の味。

一口でお客様は満足な喜色万遍な顔色でこれこれと言います。

そうですよね。と苦笑い。

冷房の効いた部屋で濃い珈琲を飲むのって最高ですよね。

その後も珈琲についての楽しい会話が続きます。

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タンザニア

2011年08月10日 12時36分14秒 | 珈琲

タンザニアの味を表現するのに、どんな言葉を想像しますか。

タンザニアは甘いのですが、酸味があると答える人のほうが多いと思います。

強烈ではないものの静かな甘みが積み重なる感じ。

それがスノートップです。

しかし、そんな味になかなか出会えないのも現実なのです。

タンザニアが甘い店を知っている、そんな人は真の珈琲に近いところにいる

幸福な人かもしれません。

意外に多いのが、稲っぽい草っぽいと藁っぽいと答える人。

これを聞いてどんなものかイメージできない若い人も藁自体を知らない人も

多くいると思います。

しかし、珈琲にはこんな味のものが多くあります。

昨日ハンドピックしていたら、マンデリンからは石が、コロンビアからはとうもろこし

が出てきました。

それでとうもろこしが食べたくなって家人に命じ買ってきてもらいました。

藁、とうもろこしと米これから放射能汚染が気になる作物ですが、実際どれほど

汚染されているんですかねえ。

とうもろこしにはいろいろ思い入れがあり書き出すときりがないので、珈琲に

戻しますが、珈琲に甘みと藁の関係はどんな相関があるのか焙煎との関係も

謎です。

どういう焙煎をすると藁っぽい味になり、甘みを引き出す焙煎とはこれも簡単に

説明できません。

実際にはどちらも経験してない人がほとんどなのが多いのでしょう。

そして、どういう珈琲が飲みたいと欲している人も少ないのが現実です。

冷房が効いた部屋で濃い珈琲を飲むという贅沢をしてみてください。

きっと新たな涼しさを発見しますよ。

こんな暑い日は自宅の冷房を消して冷房の効いた珈琲屋に出かけるのも

手です。

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フロントライン

2011年08月10日 09時01分17秒 | ジョギング

暑い日が続きます。

でも、昨日は連日の雷がなくなりやっと夜走りに
行けました。

あまりに暑く、走りに行くのもやっと勇気を振り絞り
走り出したような状態でした。

心臓も肺も悲鳴を上げ、やめようと何度も思いました。

腹痛がでたり、調子はよくなかったのですが、半分位
からやっと走るリズムがでてきました。

それまで仕事で散々汗をかいていましたが、走ると
汗は出るなんてものじゃありません。

下着まで全てびっしょりです。

自分でも自分の臭いに辟易とします。

直ぐに風呂に行き、洗い流しているときに実感するのは
デトックスなんてものじゃなく、浄化されたという感じ
です。

手や足の隅々まで新鮮な血液が新たな気とともに流れ
生きていると言う実感がバイブレイションとなって響き
渡ります。

走る前にはたるんでいた腹も、走り終わった後は引き締まって
いました。

たった13K程でもやるとやらないでは大違いです。

 

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秘伝

2011年08月09日 09時10分58秒 | 珈琲

今、日経の連載小説等伯が面白くなっています。

前回の韃靼の馬も最初はつまらなかったのが、どんどん面白く

なったのと似ています。

今絵に詰まった等伯のために自分の人となりを知ってもらうように

モデルの僧から法話を聞くというシーンなのですが、その話の中で、

古今和歌集の奥義を伝授される話が出てくるのです。

奥義は一族の秘伝で一子相伝のものであるが、それを聞いたとて

歌が優れたものになるという気がしないというのです。

 

一門の秘技秘伝の類は、珈琲の世界にも多く存在し、それを売りにした

セミナーも多数存在します。

 

おかしなことに珈琲の淹れ方を人前では見せないという人もいます。

 

焙煎でも同じことです。

一人で悩みを抱えている人を食い物にしているようなその秘伝の

伝授も昨今のマニュアル化やビジネスモデルの話からすると随分古色蒼然

とした世界ですが、焙煎に悩む人には真剣な話です。

 

昨今のセミナーでは、お互いのやり方をすり合わせよりおいしいものを作る

アイデアを結実させようとする動きもあります。

 

一人でやらずにお互い切磋琢磨して、市場拡大を図るという意味でもそちら

のほうが正しいでしょう。

ただ、珈琲の場合どういう風に成ったらおいしい珈琲というのも人それぞれな

ところがあり、名人といわれる人でもそれが明確になっていない人も見かけます。

 

まずはそれを明確にしなくてはいけないのに、ただ人にすがって自分の焙煎を

グレードアップさせたい人がいるので、セミナーも多数存在し繁盛しているので

しょう。

 

ただ、うまいというのは意外と単純で、うまいというのは誰でもうまいと感じる

ものであり、いくら人気のセミナーでも飲んでみてうまくなかったら習う必要は

ないのです。

そんな当たり前のことが、人頼りの人には解らないのでせっかくセミナーを

受けても味に変化なしというケースもよく見かけます。

 

実際有意義な珈琲の奥義は、結構オープンになっていてどこでも聞けます。

ただ、それを知ってはいても実践していない人も多くいます。

 

 

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雨の七夕祭り

2011年08月08日 09時33分32秒 | 日々のこと

今年は川瀬祭りも雨で、七夕も雨と祭りは
全て雨にたたられて居ます。

川瀬祭りにより延期した花火大会もまた延期
と言う事にならないでしょうか。

雨の降り方も雷と曇天とひっくり返したような
猛雨ととても走りに出る気になれない日々が続きました。

もっと早く降り出せば走りにもいけるのに。

普通雨が連続で続く場合、降っていても走る事が
多いのですが、この雷の鳴り響く中ではどうも
走り出す気になれません。

昨年は、そんな稲光の中何回か走りましたが、
転倒もしたしそうなると更なる危険も考えないと
いけないと雷雨中は中止の判断をするようになり
ました。

しかし、夏祭りや甲子園の野球が始まる頃はもう
実は夏はもうおしまいの気配が漂います。

書面の挨拶も暑中お見舞いから残暑お見舞いに
変わります。

暑さは当分続くのですが。

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カルモ下坂が

2011年08月07日 10時00分20秒 | 珈琲
町内行事が重なる土曜日、過酷な天候の中町内の地理を
身をもって体験するような、今では我が熊木町会しか
行われていないような床下消毒がありました。

それに伴い、焙煎部屋は荷物を二階に移動して、消毒に
備えました。

この作業が真夏の午後に行われ体力を奪われました。

消毒作業も無事終わり、夏真っ盛りを感じる行事でした。

そして、夕方サウナ並みの体育館でバスケット練習会と
ストレステストを受けているようなここ数日です。

そんな中久しぶりに焙煎したカルモ下坂ですが、これは
またいろいろ教えてくれました。

この珈琲を最初に飲んだのは群馬の自家焙煎珈琲店でした。

ブラジルらしくないはっきりとしない味でした。

評判を聞いて試したのですが、予想とは違う味でした。

豆を見るとずいぶんしわしわとした豆でした。

自分で焙煎してみて特長とか味の出し方とかいろいろ
教わった感じの豆です。

とろっとしたチョコ味が特徴ながら、そのとろっとチョコ味
が出ている店はほとんどないというのも面白い発見でした。

久々に焙煎したカルモ下坂もとろっとした味に仕上がりませんでした。

そればかりか鋭い苦味が出ていました。

これは売り物にならんと自宅用にしてずっとここ二週間ほど
飲んでいました。

そして、今朝やっとその鋭い苦味がとれやっと飲めるような本来の
カルモ下坂の味になってきたのです。

カロリーを与えすぎるとブラジルの豆はすぐにこの鋭い苦味を
出して飲めないものになってしまいます。

しかし、これは寝かせると取れるという飲み頃による味の変化
を楽しむことに通じる話になります。

とはいえ、これは前半のしっかりとした水分抜きという下地が
ないと実現しないものです。

他の焙煎屋さんに聞くとこの水分抜きというのは最近やっている
業者は少なく、みんないきなり強火で13分ほどで焙煎を終えている
ようです。

この短期決戦型焙煎だと豆の味のピークというのも短いように
感じます。

最近のスペシャルティコーヒーをプレスで味わうような飲み方だと
特に豆の鮮度も厳しくとかく焼きたてをこだわったりするのも
こんな背景があるのではと予想します。

確かに喫茶店で出てくる豆の多くが酸化していたり、大手ロースター
ではあまり鮮度にこだわるようなこともないのですが、そんなに
極端に焙煎後数日にピークを迎えるということに神経質になる
こともないような気もします。

ただ、新鮮なものを飲んでみたいと欲求したときにそれを応える
業者がそばにないのも真摯な飲み手に対しては不幸なことで、実際
どこに答えがあるのか知るための選択肢としてニーズに応える
使命は自家焙煎屋として求められ、慎むべきはこれがおいしい珈琲
という押し付けになってはいけないことだと思います。

いろいろなバリエーションや実験を繰り返し、自家焙煎屋は自分の
引き出しを広げていきます。

定説や怪しげなセミナー、はたまた無用な師弟関係や奥義の伝承
など味には一切関係ないこともまかり通っているのは珈琲も同じ
ことです。

そんなものにほとんど無縁に行えるのが、どこの流派や系列に
属すことなく自分の舌と経験とおいしい珈琲を飲みたいという
自信の欲求に従った焙煎ができる人でしょう。

ですが、意外とそのおいしい珈琲を飲みたいとして始めた人が
少ないのも事実です。

ただ、多いのは昔の珈琲はおいしかったとか昔の喫茶店の思い出
とか自身のノスタルジーによる人は意外に多いようです。

それも珈琲だけという店は年々少なくなっていくようです。

珈琲の消費も少なくなっていってしまうのでしょうか。
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夏のイベント

2011年08月05日 10時02分31秒 | 珈琲
真夏のロックフェスに参加するとか、旅行するとか
その夏その夏何か特別なことをするということがみんなそれぞれ
計画があると思います。

ロックコンサートも清志郎亡き後、泉谷のコンサートに行ったきり
すっかり足が遠ざかっています。

昨年は紀尾井シンフォニエッタに酔いオーケストラの力を感じました。

やはり生活にはこういうものが必要です。

生のパフォーマンスに触れるという非日常。

世界経済が急速にブレーキをかけるときに、日本は震災という
ハンデを負い、不安な先行きにさらに暗雲をかけます。

今朝の夢はまさにそれを予見させるものでした。

内容はあえて省きますが、生々しい夢でした。

私も珈琲事業のイベントとして、商工会などのイベント参加を
検討中です。

さまざまな出展要請やテナント参加のお誘いなど来ていますが、
珈琲豆屋にはふさわしくない感じがするものばかりです。

それでも知ってもらうのが先決という喫緊の課題もあり、
選んでられない状況かもしれません。

呼んでもらえるうちにという気もしますから。
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夏休み

2011年08月04日 09時55分31秒 | 日々のこと
テレビのニュースのいつものアナウンサーの代わりに
日曜の女性のアナウンサーが出ています。

ああ、夏休みなんだなあ。

朝のテレビでもコメンテーターが夏休みですと断りが
入ります。

別にいなくていいけど。

昔、こういう現象を見ると、ああ休んでいいんだと思った
もんです。

自分の休みも早く来いとか、いつ休もうとか休みの計画を
練ったり、でも、病気や怪我で長期休暇を余儀なくされたり、
失業を味わってしまうと休むことの怖さを知ってしまうのです。

そして、今のように自営業で、自分次第だと、人は人だと
いう感じです。

休まずやり通すのもいいし、夏休みと年末年始は休んでも
いいだろうし、せっかくきてくれたのに休みだとがっかり
だろうなとも思うし、やれることに感謝の気持ちもありと
いうことだろうと思います。

私の場合突発的に仕入れに行かなくてはならなかったり、
取引上出張を強いられることもあり、先日のようにバスケット
のはしごをしただけでこれは夏休みだなあという感じも
受けています。

夏休みより、今年の冬どれだけスキーにいけるかの方が気になる
今日この頃です。
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今月のブレンドは

2011年08月03日 18時26分58秒 | 珈琲
実は、今月も先月と同じ『夕焼け』の予定です。

というのは、今月は大口の注文がありその焙煎で
連日手一杯といったところです。

それに夏はこのブレンドがよく似合います。それと
水出しの『雨の森』と二本立てで楽しめます。

もちろんいつもの『ブレンド』、『ははその杜』、『アルチュル通り』
もご用意しています。

最近、深煎りの焙煎が多くなり、もっとすっきりとコクのある
物を飲みたいと思うこともあります。

ははその杜は浅煎りなので、モーニングに用いる方が
多いようです。

そんなに深くしないスノートップとグアテマラもいいです。

朝には、サンチュアリオブルボンをハイローストぐらいにしたもの
もぴったりです。

しかし、こう蝉時雨を聞きながらぶり返した梅雨空のような
曇り空に『夕焼け』をやり、その甘みを感じていただくのも
やはりおすすめです。

7月早々に梅雨が明け、連日の猛暑と下旬には台風まできて
激しい天候の変化でしたが、夏は夏の楽しみがあり、華やかな
感じもします。

じめっとした日本の夏の夕暮れにたまにはビールでなく
ホット珈琲でまったりもいいもんです。

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