King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

そう言うことなんだと思う

2011年08月19日 12時30分40秒 | 日々のこと
雨が降るとなんか静です。

世の中にほっておかれるような、見放されているような。

昨日録画したテレビを深夜に見て気になったのでネットで
検索してみました。

そのワードはホンダミーム。

番組では確かにそう聞いたのです。

さすがネット社会で正しい知識は簡単に手に入ります。

シャルル=マリー・ド・ラ・コンダミーヌのことでした。

彼らは、測量隊として赤道のペルーを計る為、フランス科学アカデミー
から派遣されたのです。

それは、地球の形を確かめる為でした。

当時、地球は縦長の楕円とする説とニュートンの物理学からみかんのような
横長の楕円とする説がありました。

実際、フランスの緯度を計ると北と南で北の方が延びていると言う結果から
縦長説がフランスでは有力だったのですが、科学者はそうならないと言って
いて、ならばもっと地球規模で計って確かめようとなりました。

しかし、地球が縦長だろうが横長だろうが、それが人々の生活に何の足しに
なるでしょうか。

それが政治家や下世話な人々の考え方です。

スパコンの予算に一位になる意味はなんですかと噛み付いた薄っぺらな政治家
の言葉をすぐ思い出します。

でも、当時のフランスはフランス革命の真っ最中で、国としての安定や国家の行き筋
と言ったものからは全く別のところに地球の形の解明はあるように思われます。
さらに赤道からペルーは道なき
高山で、ジャングルやマラリヤ、毒蜘蛛毒蛇と言った脅威に守られていました。

測量に参加した人々は国家使命に命がけで臨んだと言う美しい話ではなく、
出てくる話はとてもこっけいなお話に見えます。

まず、一人が暇に明かせて現地女と恋に落ち隊の予算を横領してしまったり、
病気で命を落としたり、現地の人と騒動になりナイフで刺されて殺されてしまったりと
散々な目にあっているのに、メートルの元になる考えを思いついたり、キニーネの
ヨーロッパ紹介、ゴムの発見、高山病の体験、と様々な紹介を西欧文明にもたらし
本来の測量も果たしたのです。

結果、地球はニュートンの言うようにみかんのようによこ長の楕円であると番組では
いっていました。

これはちと現代科学からすると異議があるところです。

それにメートルの考えとなった北極から赤道までの海抜ゼロメートルでの距離の
1000万分の一を世界標準の単位としようと言う考え方ですが、現在では一メートル
は光が三億分の一秒に真空上で進む距離と改められています。

それに地球の形も洋ナシのような形と言うのはその元の原理をしらなくても多くの
人の知識としてあるはずです。

ついでに、考えると地球一周は4万キロと言うことになります。

私が今、週五日毎日13K走っていますから、一周するのに約13年もあれば周れる距離
だと知れます。

もともと地球の形を気にしだした人類は紀元前200年ほどのギリシャの人で、その時
の距離の単位は人々が一日に移動できる長さがもとでした。

それでも、現在の単位におきなおしても地球の大きさ4万Kと15%程の誤差
であり、球体であると言うこともしっていたのです。

こういうことを考えていくと、やはり一位になる必要があるかなどとはでてこない
はずですね。
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雨でも

2011年08月19日 08時58分36秒 | 日々のこと
朝から激しく降っています。

それでも、蒸し暑い日となっています。

本日の予定は、色々ありこの天候はかなり影響
ありです。

夜は夜で町の役員の仕事もあり、これもまた雨で
どうなるかと言う感じです。

天候と言うのは一番仕方ないとして、人間も色々な
事をあきらめます。

山となった予定も一瞬で変更となり、途端の余裕が
色々と見直しをさせてくれます。

余裕がないと見えないもの余裕があるから味わえるものと
普段どれだけくだらないものに振り回されているかと言うのも
こう言うときに実感します。

となると雨でもこれは有意義な転換になる場合もあります。

ただ、この暑さはいただけません。

それでも今日も朝からホット珈琲です。
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