King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

珈琲アンティグアの夜明け

2011年08月21日 14時48分44秒 | 珈琲
昨日焙煎した豆が、事のほか面白い味で今朝もまた
飲んでみました。

それにしても今年の24時間テレビのマラソンはひどいもんです。

なんであんなランナーにしたのか。

まあ募金番組と言うのが最初の欽ちゃんのラジオの時からこれは
すごい事になると若者は熱中したのですが、段々商業主義というか
底が割れると言うか、色々見えてきたということでしょうか。

さて、珈琲に戻して。

グウアテマラというのは、癖があり垢抜けないと言うか、あまり
好きになれないところがありました。

カップオブエクセレンス以降は色々な農園が輸入され、紹介される
様になりましたが、本来のものとは違う癖を競うと言うか、酸の
特異さを競うような感じになり、あまり好きな豆ではなくなりました。

アンティグアと言う産地は昔から有名産地ですが、近年は評判を
落としていてあえて違うところからとったと言う店をよく見かけます。

でも私は敢えてここの豆ばかりにしています。

誰かが書いたアンティグアの紹介に、コーヒーの魚沼みたいなところ
と言うのが気に入ってしまい、コーヒーはアンティグアだという感じ
がします。

そのアンティグアのカップオブエクセレンスの豆を焼いたらとても
変わった感じの酸味でまた飲みたいと言う感じの味でした。

これがどう変わっていくのか毎日飲んでいくと面白いのです。

それがストレートの味わいのひとつかもしれません。

新鮮な豆が段々味を変えていくという醍醐味もそもそも新鮮な豆が
手に入らなければ味わえないのです。

昔は苦味を出す豆としてブレンドによく用いられていましたが、
そんな深煎りにしないで飲んでも楽しめる帯域があり、最近は
そういう焼き方を主流とします。

人によりそんなふらふらしたものを味わうなどと言うのは邪道で
じっくりといつもの味を味わえてこそ本物と言う考えもあるでしょう。

でも、味の奥深さをしる上でも焙煎したての味をしってもらいたいと
思います。

カップテストも焙煎してすぐ評価されるのですから。

実際よく言われる三日目が一番うまいと言うのも自分で試して
こそだと思います。

コメント
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