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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

バカの目安

2014年11月05日 21時51分38秒 | 日々のこと
歯医者であるマンガを読んでいたら
相棒の教養の無さを示すためにアメリカの
首都は聞くシーンがありましたが、それが
妙にひっかかりました。

というのは、この質問の答えに多くの人は
簡単に答えられるでしょう。

ワシントンD.C.

しかし、この最後のDCってなにかしってますか。

アメリカは広いので、州ごとに死刑が未だにあったり、
マリファナが合法なところがあったりというのは
知識としてはしっていますが、これは果たしてOK
なのかと考えると同じ憲法の下でも刑法に差が
あったり、規制がまちまちだったりするのは
逆に自由と平等に反するのではと思えてしまいます。

首都がどこかの州に属していない特別区というのも
何か異様なことに思えてきます。

DCとはコロンビア特別区の略です。

実はワシントン州というのはシアトルがある州です。

シアトルマリナーズやシアトルタワー、シアトルスーパーソニックス
(後のサンダー)にグレイスアナトミーとシアトル系コーヒーとか
日本でもなじみの深いシアトルですがそれがワシントン州に属すと
いうのはあまり知らないんじゃないでしょうか。

このワシントン州は全米の中でも安楽死を容認していてこれが
今回注目を集めています。

ニュースでは医師の処方薬を飲んで死んだと報じられましたが、
日本のニュースでは、安楽死とは別であれは自殺であると解説
する医師がいました。

何らかの作為があると安楽死にならないとするのは違和感が
ともないますが、現在は延命治療の中止でさえやれない日本では
脳死判定で移植もやっと実現するなどまだまだ解決し法整備
しないとならない問題があると思います。

高齢化で意識もなく、ただベットに寝て管により栄養分と
水分を流しいれて無理やり生かしているような状態で何年も
過ごす人が現在沢山いるのです。

私も肉親を看取るときに多くのそういう人達を見てきました。

そういう老人を収容する医療介護ベットは非常に少なく、
一般の病院のベッドも侵食しています。

だからといってすぐそういう人のチューブを止めろとは
いいません。

逆にそうならない(管によって生かされる状態)努力を今後行政も
地域も考えていかなくてはいけないのではと思います。

それが安心して死ねることにつながるかもしれません。

それには正しい医療知識や法知識が必要であり、現在の
多くのがん治療やがんについての間違った認識が常識の
日本などはまず、そういったところから正していかなくては
ならないでしょう。

焦げた魚を食べるとがんになると多くの人が思っています。

これは新聞などのマスコミが当時の実験結果をそのまま
報道してその後何も訂正されずに残った例です。

結構そういう誤った情報の刷り込みが日本のマスコミは
多いのです。

先日の朝日の誤報以来私はマスコミ信じるにたらずを
実感しましたが、効きもしない抗がん剤治療が日常化
している現状や未だに続く薬漬け医療など日本の医療の
問題は最近よく目にします。

CTスキャンの被爆とかタバコの副流煙とかアスベストと
いった明らかな事実の意外と深刻ととらえらず、最近は
テレビでやたらと喫煙するシーンが増えたり、身近に
あるアスベストも平然と放置されています。

これら確実ながんの要因がこれから増えないように我々は
偽情報に惑わされないよう気を付けたいものです。



いずこへ

2014年11月05日 20時49分56秒 | 日々のこと
昨日の月の明るさも異常なほどでした。

それに誘われるかのように久しぶりに夜の
ランニングをしました。

といっても八月のお盆以来走っていないので
もともと長く走る気にもなれず、汗が出てきた
ところでこんなものかと思ってやめました。

次回は体中のデバイスのスイッチが入った感じに
なるくらいまで走ってみます。

夜の秩父の町を走ってみるとその暗さとうそ寒さに
びっくりさせられます。

空地が増え、人口減の地方というのをまざまざと
感じるわけですが、昔見た商店街の賑わいも今では
一番の繁華街でも空き地が目立ち揺るぎのない大看板
の商店というのもなくなる時が来るのだというのを
まざまざと知ります。

そもそも家という制度が揺らぎ核家族化という言葉が
生まれたときにこの地方の衰退と少子高齢化ははじまって
いたのです。

それを今更に騒ぎだしああだこうだとマスコミや政治家は
いっていますが、高度成長時代にもうすでに今の姿は
見えていたのです。

ただ、子供の時の記憶があまりに強くあるので、それ
だけ今の秩父の姿が信じられないのかもしれません。

今子供たちが結婚や子作りをしなくなったというのは
親の苦労する姿をみてやっと自由を手に入れたから
いまさら誰かのために苦労したくないということから
会社のためとか家族のために自分を犠牲にしたくないと
いう現状になっているので、そういう教育をしてきた
からの結果であり、国の勢いや経済成長力が落ちてるの
はまさに自らがそういう種をまいてきたのです。

いまさら少子化担当相だとか地方創生相などという大臣
を置いたからと言ってかわるはずもありません。

今そんな個人主義的な現状を表す現象として山でも
おひとり様テントの拡大というのがあるそうです。

山はグループで登るのが鉄則ですが、現在はみんな
自分一人用のテントをみんな持って行って寝るのは
一人づつだそうです。

そんな新聞の記事を見て、まだ普通の旅館ではふたり
以上の予約が普通で一人どまりは難しいのも改善され
るのだろうかとふと思いました。

団体旅行主体の温泉宿がやっと最近個人旅行客向けに
リニューアルされているところで、一人客を積極的に
とは至っていません。

スキー場の近くのペンションなどは平日も土曜もひとり
でも同料金というのを見かけますが、普通のホテル旅館は
年末年始はまず予約できませんし、平日と土曜の値段が
同じ内容なのに倍とか年末年始は四倍とか同じものを提供
しているだけなのにこうも値段に差があるのかといつも
疑問に思います。

今や正社員より非正規労働者の方が多いのですから、なにも
全員が平日働いて土日休んでいるはずもなく、役所と銀行を
土日営業にすればそれらの解消に近づき、新たな雇用も
生まれます。

そして、土日の渋滞も緩和され普段からみんなが休む日が
増えて景気も刺激されます。

現在の連休が増えるシステムや休日の増加などいかにも
官主体のお上がお休みを与えるという規制的発想です。

そもそも学校も既定の単位さえ取ればいつ通ってもいい
ようにすれば自主性やより自由な学習環境もできるでしょう。

賃金を上げることよりも時間短縮を進めるのが先で、完全
週休二日制の徹底とサービス残業などが起きない規制は
強めるべきで、未だに残る群れてだらだらと会社に拘束
する旧態のスタイルを捨てないと海外の柔軟で活気のある
国に勝てっこありません。

何事にも画一的というこの低俗な国民性はパンツの売り
方を見ても解ります。

今、デパートでもスーパーでもネットでも昔のブリーフ
型のパンツはなく、みんなボクサータイプになってしまい
後は変な趣味の人用のビキニがネットで買える程度で、
長年穿いていたものが買えなくなる不便を私などは感じます。