King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

異変を詳しく

2014年11月22日 23時56分29秒 | 日々のこと
先日久しぶりの通勤時間帯に乗った山手線の
異変について書きましたが、それはほんの
一面であり、それに違和感を感じさせるもの
があるというのは注意が必要なのでは。

かつては池袋から乗る山手線というのは
いつ乗っても満員でした。

しかし、最近は昔のような混雑はなく、高田馬場
や新宿での大勢の乗降があるというのもなくなった
ようです。

相変わらず千葉や埼玉などの隣県から通勤電車は
ものすごい満員のようですが、都内の交通は新線
の建設で人の流れも変化したのです。

そして乗っている人の変化もありました。

それらの変化を総じてみればやはり日本は豊かに
なったと言えるでしょう。

かつての猥雑とした雰囲気もターミナル駅には
無くなり洗練され清潔感を感じさせます。

それはかつてあった混沌とエネルギーに満ちた
都市のギラギラした一面がそがれたようにも見えます。

例えば池袋では、かつていた私の詩を売る人やゾンビ
のようなホームレスやたこ焼き売りなどの人達が姿を
消し、きたない地下の食堂街も全てきれいになりました。

大きな駅ばかりでなく、小さな路地裏の飲み屋街も
誰でも受け入れる優しい感じに変化しました。

総じてみればこれは発展であり、豊かな変化なのでしょう。

これは都市の変化で地方ではまた違った変化があるわけで、
次の担い手という事で考えると努力をきらう若者や情熱を
持たない人達が次の社会をどんなものにするのか政治家は
考えているのでしょうか。

NHKの特集を見ていてふとそんなことを思いました。
コメント
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