King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

火星を見ながら

2005年10月30日 23時26分07秒 | ジョギング
量子の世界では、エネルギーの壁でも頑丈な壁でも
時に電子やその他の素粒子はいとも簡単にすり抜けてしまうわけで、
昔学校で習ったトンネル効果などというものを使ったダイオードが
教科書に載っていたわけです。つまり、もう立派に実用されていて
そのダイオードを発明した人は日本人でノーベル賞をとっています。
我々が学校で物理を習っても有名なe=mc^2です。これは特殊相対性理論と
いって、物体の質量がそもそもエネルギーをあらわしているということを
発見してしまったわけで、それはそれですごいことだったわけです。
しかし、我々が授業で習ったのはそこまでで、一般相対性理論は普通は
個々で興味があればその手の本を読んで一般教養として身につけると
いうのが普通でしょう。

しかし、有名な理論だから知りたいとかそんなこととは別に皆さんは、
月がなぜ地球に落ちてこないのかとかなぜ地球は太陽の周りを回って
いるのかとか普通に疑問に思いませんか。私は大変気になります。
何で地球は地軸がずれているのに楕円に回り続けているのかとか、
常に疑問に思います。太陽は銀河系の中心に向かって動いているし、
銀河系は、ビックバン後の膨張により銀河間でとうざかりつつあります。
すると宇宙の中心はどこにあるのか、宇宙の外側もあるのか、膨張しきるのは
いつのことか。いつから膨張しているのか。謎は尽きないのです。そして、
困ったことに観測結果として膨張しているのは間違いないとわかったのに
まだ我々人類は宇宙の起源や量子論と一般相対性理論をつなぐ統一理論を
手に入れていません。有力視されているひも理論なるものがあるだけです。

人類は多くの聖人や超人を生んでいますが、救世主や預言者が歴史に
そのなを刻んでも結局、神が作ったこの世界と人類が何のために作られて
その起源や誕生方法や使命は果たして何なのかは明確に語られていません。
その明確な統一理論を得た時に人類はどうなるのか、今までいた悟者は
宇宙の全てを果たして理解していたのか。全てを説明できたのか。そんなこと
考えませんか。今日は、雲間に見える火星を見てそんな事を思いました。
自分の体にもそんなひもの振動でできていて、量子の揺らぎに満ちている
としたら、ミクロ単位だとさぞ大きな波の中にいるのですね。自分を構成している
電子や原子は、位置を特定できないばかりか、知ろうとすればエネルギーと
運動の変化を生じてしまう。そんなものでできている自分がどうしてこうも
しっかりと揺らぎのない体として地球の重力を受けて立っていられるのか
細かくしていくとざわざわとした揺らぎになり最後はひもになると。
宇宙なんて皆ひろしだったんだ。ひもだよ。あれは売れないホストか。でも
売れないホストはひもになるしかないんだやはり皆ひろしだったんだ。
コメント (3)
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