お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

六年生へ2012

2013-03-05 01:19:00 | 子供たちへ
君たちは最後に立派な成績を残した。
しかしそれはチームメイトがいたからではないのか。
気がついてほしい。
君たちのためにどれだけの人が協力をしてくれたのか。
あの祝勝会での言葉はウソだったのか。
カッコ付けの見せかけだけの言葉は要らない。
しっかりしたこと話せるようになったなと感心していたのに。
やっぱり自分か?
本質を見抜く力を養え!
いま大切な事はなんだ?
硬球を握ることか。
新チームに慣れることか。
カーブを覚えることか。
今のお前らがあるのは誰のお陰だ。
後輩たちが支えてくれたからじゃないのか?
以前にも硬球や中学用グローブを自慢気に持って来ていた子供がいた。
指導者にこっぴどく叱られた。

そんな中身のない事に後輩たちが憧れると思うか?

本当に憧れるのはつい先日六年生が見せてくれた目の前の敵に立ち向かっていく君たちの姿だよ。
ひたすら必死に戦う姿だよ。
もっと気を遣え、もっと気を配れ。
そこまで立派に戦えるよう支えてくれた後輩たちに。

信じて一生懸命やれば君たちも勝てるよと教えてやれ。
それが六年生最後の仕事。

直ぐ先にある薄っぺらな紙に描かれたものなんかすぐに破けちゃうよ。
じっくり構えて一歩一歩進んでいけよ。

焦るな。
心を落ち着かせ、整えて。
自分の目指すものは何なのか。
しっかり見据えてからでも遅くはないよ。

卒大前の直向きな気持ちを思い出せ。
今やらなきゃいけないことがあるだろ。
あと二週間。
6年間やって来た中のたった二週間。

羽ばたく前に助走を付けろ!
助走の前に足元確かめろ!
それから大きく翔け!!

その足元には後輩たちの支えがあったことを忘れずに。