懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

雑感

2012-02-29 00:53:21 | バレエ
・移籍話が多いですね。又、誰か移るかな。

・マトヴィエンコが、キエフ・バレエの芸術監督就任だそうで、私も6月ニーナ公演のチケット買ってるので、ゲストどうなるのかと思ったら、ダンサーはやめないみたい。
キエフ・バレエは、かなり大変な状況と思うけど。

以前も、故郷のキエフ・バレエの都合(人手)で、新国立の出演予定をキャンセルしたことがあるから、祖国のバレエ団の状況をほっとけない性格?。以前サイン貰った時、情のありそうな感じはしたけど。今は皆、自分の利益でいっぱいなバレエ界だけど、彼はそうでもないのかしら。(まだ33歳だったんですね。)
バレエ界の風来坊も、やっとマリインカに定着したかと思ったら。又出る。彼らしい?。

・一方、ザハロワは、ナチョ・ドゥアト版「眠り」の振付を、僅かな期間で覚えるからと約束して、出演に取り付けたことが、ダンマガに出てた、受験勉強みたい。
以前彼女が、ドゥアト作品を日本で踊る予定があったのが、出産で流れたことがあり、私は惜しく思ってたから、又、彼女がドゥアトと仕事出来て、良かったです。

・他、ダンマガのインタビューで、サラファーノフが言いたい放題言ってくれて、ほっとしました。時間の事とか。

先日のTV放送「眠り」も、旧版より短縮したことを、異を唱える批評家はいるかもしれないけど、私は、改変には意味があるんだろうと思ってました。だから、先日の拙日記の感想は、些末事項中心で、改変を批判しなかった。
たぶん、現地ロシアの、ボリショイの客層向けに、一定ニーズがあるんだろう、と思うので。
私たちの為にあるわけではないから。お客様によっては、顧客ニーズ様々で、社交の場の機能も劇場にはあるし。がっつり芸術を見る人が、観客のすべてではないような気がする。

・ボリショイ2月日本公演、グリゴローヴィチは、来るつもりが体調不良とは聞いてたので、スパの日は、私も舞台見て、キャリアの長くない人中心のキャストと分って、1幕の初めに、「ああ、グリゴロさん、来たかったろうな!」と思って、手に汗握って応援モードで観てました。

(「観客に分るミスだけはしてくれるな」と思ってたけど、案外、主役も敵役も破綻なくしっかりしてて、昔のヴェトロフより段取りは安定してた。)

ダンマガで、グリ氏は風邪かなにかで耳不調みたいに書いてあったので、1時的なものなら、ほっとしました。

日本は原発問題で、来日キャンセルの芸術家が色々いるのに、ご高齢なのに来日するつもりでいた事を知って、ちょっぴり感激。やはり芸術職人。舞台への責任意識が高くって。

★この週末、日本もロシアも色んなニュースが出てて・・。

フィーリンが、リオープン記念公演でメドベージェフ大統領と写ってましたが、日本のTV局のニュースのロシアの政治報道見てると、この週末は、このまま呑気にボリショイ話引っ張っていいのか?と、ちょっと思ってしまいました。

エリツィン時代は混乱したロシアが、その後、経済安定して、ロシアバレエ好きとしては、ほっとしてた時期があったのですけど。短い春だった。

移籍も多いし、バレエ界の先もよく分りませんが、バンジャマン・ペッシュのインタビューでフォーサイスに言及し、”今は振付家は様子見で、もっと先、数年後に新しくいい振付家が出ると良い”、みたいなこと言ってて、ある意味、なるほどでした。確かに今、これはと思う人が、そんなにいないかも。私もコンテだろうと練習を見るような観劇は好きじゃないから、完成品の舞台を見たいと思ってます。

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