懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

BRICSサミット開催

2023-08-23 20:48:10 | Weblog
22日から南アフリカのヨハネスブルクで、ブリックス首脳会議が開催中で。

特に、金融に関心高い人はちょっと気になる会議だと思う。

【ブリックスプラス】
ただ、実際には今回1番の注目は、ブリックスじゃなくて、ブリックスプラス。加盟したい国、どの位増えるのかとかが、まず西側の報道でも気にされてるみたい。だから、金融気にになる系が、いきなり通貨を気にしても、そちらはゆったり、手堅く行きそう。)

早期加盟希望国は、中東・アフリカ・アジア・欧州にまたがり、たくさんあるようです。20か国以上名前を見た。

どちらかというと、金融だけというより、政治、外交面で、西側としては気になる動向が出てきそう。

【サウジ・イラン】
この頃、何かと名前の出る、インドネシアも名が出たけど、それ以上に,イランとサウジアラビアが、ブリックスプラスになるかも的な注目を集めてるかな。イランって,欧米の制裁受けた国だし。サウジアラビアは、MBS皇太子がやり手の実業家みたいな雰囲気。

ブリックスの国のインドなんて、今でこそ、西側にも色目使われる一方、グローバルサウスのリーダー国の一つのような扱い。でも、ここも、アメリカとは以前は色々あった様な記憶が・・。要するに、皆アメリカの独善性にうんざりしていたり、ってあるんだろうと。

【新しい決済システム?】
取引の決済の話では、今回は、まずは、ブリックス5か国の通貨に関し、今迄米ドル決済だったものを、取引する2か国の通貨で直接の決済のシステムを検討することになるのかな。
徐々に、米ドル決済が世界的には減っていく形かも。

(もしかして、どっちかっていうと、目先では、ブリックス会議より、中国の不動産市況の影響で、中国が米国債を売るかも?等の方が、直近の西側経済、アメリカ経済や、日本経済にも影響があるかも(?)
米イエレン氏が中国に行ったのは、米国債売らないでとお願いするため、等の話が出てたけど。)

【影】
建設的な話し合いの場に水を差したのは、米英の横やり。プーチン氏はビデオ演説になったけど、それはそれでいいんじゃ?と思ってた。
けど、始まってみると、金融の話は技術的にも難しい話も孕むと自分にも分ってきて、やっぱりプーチン氏が来た方が、より良かった。(あの人頭いいみたいだし。サハリン2の判断とか見てると。)

とばっちりは、南アフリカ大統領。自分なんて腰砕けだから、ラマポーザ大統領の立場も分ってしまうというか、それじゃいけないのかもしれないけど、やっぱりほんとに力持ってないと、世界のご主人さま(西側の国際金融資本とか米ネオコンとか、その上とか)って、気に入らない国家元首は暗殺とかあるようだし、こわいよね?

個人的には、南ア大統領に同情を禁じ得ないが、ここで、「名誉ある開催国」のはずの南アフリカ、BRICSプラス内の信用が、ちょい落ちたかしら? 首脳会談の成果に、微妙に影を落とさないか、少しだけ心配した。

プーチン氏にICCがいいがかりをつけ、でっちあげでこの場に来れなくしたのは、逆に、そういうことをやってる人々の信用をますます落とした。
ICCの言いがかりは、生産的な話でなくBRICS会議にふさわしくないので、後述。後回し。(ついでに、ICCは、過去にバカバカしくも苦笑するような出鱈目を伝え、担当者が嘘を言ったことを認めてる欧米の記事を見つけてしまった。後述できるか分からないが。

「西側」に付き合ってると生産的・建設的な話がなかなか出てこなくて困るが、さすがにブリックスプラス関連だと、わくわくするような新規プロジェクトの話が聞けて、心が明るくなる。)

【生産的な話】
今回の会議の内容は、おいおい入ってくると思うが、今回のブリックスプラスのサミット関連で、面白い話が聞けた。
注目されてる、イランについて。勿論、イランとブリックスというと、皆、BRICSのリーダー国、中国とロシアの戦略的パートナーで近い、と思うと思うけど。
それだけでなく、国家間をまたいだプロジェクト、国際南北輸送回廊(INSTC)のインドの重要なパートナーでもあるとかで。

どんどん時代は動いていくんだなと思ったのが、私らが学校で習った方の、スエズ運河を通るルートより効率的なルートを作ってるようで。
今までは、アラビア半島を通ってスエズ運河を通って、地理的には大きくぐるっと回って、ロシアとインドが繋がっていた。これが、国際南北輸送回廊だと、インド→イラン→アゼルバイジャン→ロシア と、南北を結ぶ、地球儀で下から上への線になる回廊で、スエズ運河ルート全長7200㎞より短く、輸送コスト半減、移動日数最大20日短縮だそうで、この回廊に、2030年までに、ロシアは30億ドル以上を投資するだろうと言われてるとか。

イランって、アメリカに蛇蝎のごとく嫌われてる国のイメージで、過去に核開発で制裁、弾圧とか、確か直近でも革命防衛軍の将軍、国のNO.2をアメリカが殺したとかで、イランが怒ってたり、って、西側陣営に居ると、ろくでもない話が入ってくるんだけど、そういうのと別次元で、建設的な話が進んでいるんだな、って。
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そういう建設的な話題が、もう一つあって。アフガン横断鉄道が2027年までに完成予定。そう、なんと、あのアフガン!
これは、アフガニスタン、パキスタン、ウズベキスタンが合意したプロジェクトで、

中央アジアと南アジアの交差点と、アラビア海の港を結ぶ、全長573㎞の鉄道で、これも大変な輸送ルートになる。これと、中国が繋がるので。グレーターベイエリアと言われている。

それで、サウジのMBSムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、このグレーターベイエリアこそ、アジアの未来である、と語り、
そうなってくると、中央アジア、南アジアに中国が繋がり。そうなると、中国というのは、1国で経済大国というだけでなく、文字通りの一帯一路(中国とか一帯一路に反対の日本人ジャーナリストはいると思うが、構想は、未来を見据えてる感じがするのは,MBSの意見を見ると、現実的なのかなと思った。)

アフガンは、去年の冬も、TBSの報道特集が、米軍撤退後に疲弊し、麻薬に溺れる人々の未来の見えない生活を取材したのをやっていて、胸が痛む話が多かったので、そういう国が、こういう再建に向けたプロジェクトに入ってるんだと思うとね・・・。

西側の話は、この数か月、建設的な話が減った気がしてる。

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と、ちょっと、ブリックス首脳会議関連で、明るい未来を感じさせる話題を書いてみた。

【通貨】
ブリックス通貨は、元ゴールドマンサックスのエコノミストが、そんなのできんの?中央銀行でも作るつもり?って言ってたので、それで、「中央銀行」設立、って、そんな簡単じゃないんだ、って知った。

でも今、ブリックスの新銀行(開発銀行)は既にあるんだそうです。
で、過去ブログで、IMFが某国に出した融資の条件の話も書いたけど、やっぱり、今のアジアやアフリカなどの国々とかで、なかなかIMFの融資が難しかったりする国はあるんだそうで、そういった国へ、救済で、ブリックスの開発銀行が融資を検討するとか、そういうことは考えてるようです。

これから伸びると言われる、グローバルサウスのお助け人として、ブリックスプラスは世界経済の発展に、大いに役に立つ存在になっていきそうだし、そうなって貰わないと、と思った。

やはりここは、プーチン大統領の指導力は、凄く必要なんじゃないか、と、上記の「影」の部分や、肝心の中国が、今迄盤石に見えた習近平体制、ちょっとここは習氏も国内問題に力入る所のようだったりしたので、改めてそう思った。

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日本は、ウクの債務保証しちゃった時点で、終了感が強い。野党もほぼオール与党化してるような気がするし。
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【ご主人様の手先、ICCの横やり】
ICCが濡れ衣の言いがかりをつけて、プーチン氏は、ここに来れなくなってしまった。欧米がぽしゃったら、関係者は断罪されるのが望ましいと思うが、肝心の中国が、数年後に日本を属国にするほどの勢いがあるかどうかは、今の所、疑問。(中国がそこそこでも、日本が沈下して、血税バラマキのアメリカが貧困大国になり、結局戦争しようとした日本が負けて、中国の属国化、というのは、ありえるかもしれないけど?)

ICCの、「子供連れ去り」とか、証拠もないのに言っちゃって。(そんなこと言ったら、ウクの人権侵害の問題、どうよ?って感じ。

もう明白なウクの人権侵害は、その1,代理母ビジネス。ウクの貧しいエリアの女性をあっせん、裕福な家の代理母にさせる。やらされる女性の居場所の環境は悪く、自由もない。この件が、あの戦争してる国で、過去最高益!で、ウクのGDPを支える勢い。異常だ。

人権意識が高い人がやめさせようと、告発しようとしたら、やってる側が権力者にロビー活動、献金して、むしろ、政権的には、これを正しい事として進めてる模様で、これは、「西側」の記事で、今なら簡単に見られる。(問題があれば、そのうち隠蔽あるかもしれないが。)

金に汚れたウクの政治家たち。金を出せば、黒を白にできた例で、この事態に、告発したかった側は当惑していた。こんな不正と汚職が蔓延する国の主張を真に受ける国際機関もどうかしているというか、証拠もないのに変な言いがかりやめてほしいと思うのが、戦後民主主義教育で育った私の「民主主義」センス。
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もっと酷いのが、臓器売買ビジネス(これも、日本の大新聞で取り上げた所はあって、その記事は見た。隠ぺいが恐いので、詳述しない)

そして、「親の同意がなくても子供を連れ去れる」法律を、最近可決させたと聞いた。他国では、全体主義国家でも、さすがにこういう話は聞かない。そこまで酷い国だという事。

さらに、児童買春。というか、二つがセットになってる話もある。ある男が入った建物に、たくさんの子供の服と下着が脱ぎ捨てられていて、「?」と思ったら・・・。という話も投稿されていた。

それと、去年イーロン・マスク氏を恐れさせた、ウクのデスノートの書込みサイトもある。そこに、10歳以下の子供の個人情報もさらされていた。こういう物が、政府が容認(推奨?)しているもの。日本だったら、立派に犯罪になる、と思うものが多い。

なぜ、こんな国の話で、砲撃のあるエリアの子を保護したのに、(ウク側の砲撃も、当然あるし、ウク東部の民間人への砲撃をキエフ政権がやってる話は、過去にCNNも、NHKも、放送してる。自分も、それは見た)

保護する目的で、親の承認ありとか、孤児の子とかを、ちゃんと食べられる砲撃の無い環境へつれていって、クラシック音楽を聴いてもらったりした、という事を、ICCの濡れ衣のような内容にこじつけてしまう。でも、ウク側に、おかしな話、犯罪まがいの話は色々あって、子どもの虐待に相当する話もあるので、「どの口が言うんだ!」と、ウクとICCには怒りたくなる。

ついでに、別件でICCの女がデマを流したことを認めた話もあって、内容がくだらなさ過ぎて、日本では紹介されなかったのかも?

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話をICCが露大統領たちにつけた言いがかりと逮捕状の話は、それこそ、国際法上はおかしな話のはずなんだけど。
(ロシアは加盟してない国際司法裁判所が、プーチン氏に逮捕状、というのは変で、かつ、えん罪、完全にでっちあげ。

ついでに、恥ずかしげもなく、こんなこと判るはずもない立場の人、アメリカのイェール大の人が、露が子供連れ去りと断定してたけど、何でそんな、アメリカの大学の人が、行っても居ないエリアの連れ去りとか事実が分るんだよっ?!嘘つきだな~信用落としたな~と思ってた。

ちなみに、独立系ジャーナリストの人が、ウク東部で取材してるのを西側(アメリカだったかと)のTV局がTV番組でインタビューして放送してたのを見たら、その中で、他のジャーナリストはここへ取材来るか?と聞かれて、独立系ジャーナリストが、ここへは基本、お金にならないのでほとんど他の人は来ない。捏造記事を作るフリージャーナリストが来るくらい、と言って、苦笑していた。

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おかしな捏造の話の、とばっちりを、南アフリカ大統領が受けた、ブリックスサミットではありましたが、西側が妨害しないわけがなく、これから無事に粛々と、建設的な議論と成果が出るだろうと期待しております。

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ICCの女は、ウクの人権監視委やってたデニソワ(戦争での性暴力の話として、デマを流したのがバレて、解任)の虚言を真に受けて、露は軍にセックス治療薬(バイ●●●)を配ってる、と断定した。(それで、性暴力を奨励してるっていうデマを流したんだが、(私的には、このICCの、偉いおばさん、見かけ、お太りになった中年女性は、欲求不満なんだろうか?と疑ってしまいましたよ。)そして、その後、これが真っ赤な嘘だとバレた、それを認めた、という、脱力タイムズな話題。

冷静な頭があれば、大体、余分な薬配ったら、軍の余分なコストかかるじゃないか、って思いつきそうなものなのに。
何か、性的な、下品なHな話が、好きなんじゃないかって、自分はこの種のデマを流す人種を疑ってる。宇大統領の芸人時代の持ち芸は、ヒットラー総統の物まね(見たけど)、プーチン大統領の物まねの他、Hな下ネタ芸、っていうのも、あったんだよね。

だからって、去年、日本の昼のTVで、あいつが堂々と「レイプがぁ~!」っていうの不快だった。皆さん、そういう話が好きなのかなって、思ってた。バイア○○の捏造話は、話が下品過ぎたのか、日本の報道では聞かなかった。こんなバカみたいな話を、欧州ではやってたのね。

ICCは、こういう妄想癖のある方の居る団体のようですから、(この妄想って、願望??)妄想は個人妄想にとどめて、実際にはやらないようにお勧めいたします。

ウクのデニソワも最低。ウソのレイプ証言をした女性たちは、結局、お金が目当てだったとか。

なまじ、カネ支援しすぎるから、規律がこんなに緩むんだよ、ウク。だいたい、ウクだけEUに入れなかったのも、ウクが汚職多すぎて、EU基準とウク基準が隔たりがあったからじゃない。何でこんな国に支援金送るんだ日本。

金周りが良さそうなのがいる、という点では、キーウのプールで遊ぶ男女、キーウやリビウの夜の繁華街で遊ぶ若い男女の映像を見ると、この国が戦争してる国なのか?と目を疑う。前線のバンザイ突撃の兵士の気の毒さと差がありすぎる。こんな差別国家は嫌いだ。ウクの高級車販売が好調で、過去最高の販売台数とかってのも戦争してる国なのに変過ぎる。保険太りのように、戦争の支援金で焼け太りが見え見え。

こんな国を支持するバカなマスコミに、朝日新聞だけでなく、○○(書かないけど)もあったのか、と知って、ショックを受けている。
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非生産的な話と、退廃的な妄想と。
西側の下降せんは、そこそこにして、グローバルサウスでも何でも、明るい未来の話を聞きたいものです。

デマで解任のウクの人権監視委のデニソワも、女性。ウクの政府って、嘘つきで最低。ウソついたこと謝れよ、ゼレン政権!
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子供の話をウクと西側が振ってきたが、戦争って戦争孤児が出たり、食糧事情が悪くなったり、困る人はたくさん発生する。
去年色々見ていて、露側は、皆が生活再建できるように、建設的な話もあった(日本の週刊誌や、TVの映像報道)のに、ウクは、建設的な話がない。

露側の出したもので、戦争で困る者として、障害のある子どもが、忘れ去られてしまう、というドキュメンタリー映像があった。
そういう心配りが、宇側では聞かず、日本人で宇の1級国民エリアに滞在した人が、ウクの友人と話していて、「ウク東部にはほとんど関心ないように見えた」、と言っていた。

ウクの1級国民は、ウクの2等国民には、関心がない。たぶん。だからいい服着て酒飲んで遊んでられるんだろうなと思った。
(戦争なのに、そんな服着てられるのは、西側の支援のおかげのはず。日本の大東亜戦争は、そんなんじゃなかった。皆貧しい身なりで。誰も助けてくれないから。その方が普通だ。)

本来、露側だけでなく、ウク側も、疲弊していく子供のフォローを考えていくべきだったのに。真剣に考えるなら、それこそ、露側のノウハウに学ぶことすらできた。
社会的弱者は捨て置かれ、忘れ去られる戦争のある国。あの、リボワ・ベロワさんというロシアの美しい女性は、18人くらいだったか、孤児とか気の毒な子を引き取ってたそうで、それを見て特任大使に任命された経緯だったと思う。

困る子たちがいる。露側は、助けようとした。ウク側は、人を攻める話ばかりでなく、露側が捨て置かれる子たちを助けようとしたように、もっと困ってる人を助けることを考えるべきではなかったのか?(国連で、ウクへの米支援金が、何に使われたのか、暴露されていた。)
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自由と民主主義。言論の自由。こんな日本人も居るんだす。
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ブリックスの進展、楽しみです。



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