懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

ちょっとだけ

2014-12-28 00:57:34 | Weblog
フィギュア全日本。ちょっとだけ。敬称略。

【羽生結弦】
何度も大会があって、そのたびに、いいもん見せてもらった。

今回もまた。

フリーの『オペラ座の怪人』、いつも感動するけれど、技術じゃなくて、演技の方は、今回が一番良かったんじゃないかと思った。
中国大会の時の演技も好きだけど。今日のは、顔に醜い痕のあるファントムをいつも以上に連想しやすかった。
振付は、ウィルソンのより、今の人の方が、合ってるように思った。

衣装は前のも好きだけど、今の白青系のも・・・、羽生選手が着たいと思う衣装を着て出てくれれば、それでいいやって気も。

毎度いい滑りっていうのも凄いけど、本人は大変だったでしょうね。

おつかれさま。ゆっくり休んでください。

【小塚崇彦】
小塚選手の演技を見て泣いたのは、はじめてだった。
苦しい所だが、何とか踏みとどまってほしい、と思ってた。この中にあっては、スケート本来の美しさを体現したこの人のあり方は貴重で、それに、幾らジャンプが飛べても、部分の技術力は上回っても、他の選手たちの動きは、小塚選手を見ると、何か足りない、と思ってしまうから。
でもでも順位はやっぱり大事で、評価を得ないと私らの主観で終わってしまう、って、思いながら見てたし。
この中にあっては、やっぱり動きのきれいさとか、目立つ。他の選手の水準が低いから、今回は腕の表情とか、手先の綺麗さなんかも、心に入りやすかった。3位に入れないんじゃないか?と思ったから、3位になってまた涙。日本の現役の中では、あるべきフィギュアスケートの姿を示せる人だから、この結果で今回は良かった、ほっとした。

【村上佳菜子】
衣装が、花を散らしたデザインが独創性があって目を引いた。ピンク系で良く似合って素敵だった。
今の女子選手の中では、一人だけ全身のトレーニングがゆき届いて、ギクシャクしないしなやかなラインが描ける人。
他に、そういう人がいないので・・・。
それと、今までの振付作品もそうなんだけど、女子選手の中で、一人だけ作品について、ずいぶん細かい創造性をもって作品作りに臨んでる姿勢が見えるひとなので・・・。
技術でかっちり決められないと、後輩たちに抜かれていく、という事はあるのかもしれないけど、逆に技術しっかり決めた人たちが持ってないものを持ってるので、ここまでできるようにトレーニング積んだのが勿体ないから、まだ踏みとどまってほしい気も。

そうはいっても、これはスポーツなので、もっと単純でもいいから技術を完ぺきに決める方が、良い評価を貰えるのは致し方ないのかもしれないが。

【町田樹】
う~ん、自分的には、熊川哲也の第九みたいだった・・・・。(自分は熊氏のファンではないので、ほめてません。あしからず)
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