懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

後姿

2014-01-06 01:09:09 | Weblog
舞台関係者、舞踊関係者は、TVカメラが入るのを嫌いそうな人っていそうな気がするけれど。

年始に放送されたTVドラマの中に、バレエ団の公演や、レッスンシーンが写る場面があって、量も多かったので、バレエ団側がよく協力したもんだと、ちょっと感心した。

写されるシーンが、いつもの、「ドラマの中でバレエちょこっと挿入シーン」よりは、多かった。オンエアであれだけ写るなら、現場ではかなり写されたり、撮影に気を使って、取り直したりで、普段のバレエ団と違う雰囲気になってたのでは?。

見ていて、実際にバレエ習う人には、はおりものやアクセ、冠使い、髪の結い方とか、細かい所が参考になるかしら、と思った。

自分としては、見る機会の少ない、ミミックの衣装の後ろ部分とか、ダンサーの後ろ側とか、衣装も含めて後姿が写ってるのが、参考になりやすかったかも。
実用的な所で、案外役に立つかも。

公演シーンで、写ってたのが、「白鳥の湖」3幕と、「眠れる森の美女」のローズアダージョと、2幕だったかな。

その中で、黒鳥のグランフェッテの所が、一番多いセルゲイエフ版を源流とするヴァージョンでなく、ブルメイステル版の音楽と振付に似てるパターンだったけど、プリマを囲む群舞の男女が黒い仮面をつけているのが、このバレエ団の個性らしい。仮面をつけていることで、怪しい人々の雰囲気を出してるように思った。
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