こんな話題でスマン。
年末に行ったバレエ公演の内容と、取材したTV局複数の報道内容には、ふに落ちない点があった。
ウクライナ文化省からの要請で、キーウのバレエ団で、「白鳥の湖」等チャイコフスキー曲のバレエ公演をやらない、と言うような、首をかしげたくなる話があって。
なんで、それをそのままスルーしちゃうのかなあ、日本の報道。ウクライナ政権が、すっごく、変なこと言ってる、って、どうして気づかないのかしら?
(なんで、チャイコ「白鳥」を禁じるのかというと、チャイコフスキーがロシア人だから、というようなことらしい(?)
ばっかみたい。(さらに、それをロシア側が利用したとか、バレエマニア歴数十年でウクライナのバレエも色々見てきた自分が、聞いたこともない言いがかりをつけてきてる。)
(「それなら、ロシア物を全部排除してバレエ公演やってみろ!」って宇政権には言いたいが。どうせ、教養がないから、チャイコ以外でバレエでロシアが関わってる部分を知らないとか、チャイコ位しか知らないとか、そういう下らない理由なんだろうなって思うけどね。)
私は、バレエ「白鳥の湖」を最も愛した国は、ロシアではなくて日本だと思う。何でか分らないけど、日本では人気がある。その、日本のバレエ客の私は、この愚にもつかない話に、二言もみこともあるのだが。
今回は、私の意見ではなく、他者の意見を紹介する。
--------
(自分は、白鳥の湖が好きなだけで、その偉大さは集団創造の中にあるとしか思ってない。チャイコはその一部でしかない。
宇政権・軍・そして、キーウ。今、密告社会になってるんだなとは朝日新聞の記事で知った。(隣人に密告された宇国女性の取材記事。)席巻する排除の論理と弾圧。)
その事は置くとして、まず、そのチャイコフスキー曲の作品の上演を、辞めるように言ってきた宇政権、文化省のやり方に対し、まず、私自身の考えの前に、
同じキーウの別のバレエ団の異論を紹介しておく。(宇文化省に、ちくり禁止です。チクった人は、あの世に行ったとき、統一教会特製の「サターンの呪い♬」」が、貴殿を見舞いますから、宜しくね!)
マスメディアの「一方的な~♪」報道に断固抗議する。
世の中、色んな意見があるんだよ。宇国の意見、キーウの市民の意見も、一つとは限らないのに、ちょこっと取材してとか、一か所だけ取材して、大本営発表するの、有害なのでやめてほしい。
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以下、2022年夏、行った公演の、公演パンフレットの一分です。
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ごあいさつ
キエフ(キーウ)・クラシック・バレエ団は、コロナウィルス感染症を乗り越え、日本に帰ってまいりました。ようやく皆様にお会いできることが楽しみでなりません。
バレエ芸術において最たる演目のひとつは、巨匠ピョートル・チャイコフスキーと、振付師マリウス・プティパの傑作「白鳥の湖」です。
ウクライナの美しい自然と、その独特な民族音楽に触発されたチャイコフスキーは、他の数々の名曲と共に「白鳥の湖」をウクライナ滞在中に作曲しました。※
「才能豊かな人々が居る。才能豊かな国がある。その国はウクライナだ。」とチャイコフスキーは友人にあてた手紙に残しています。※
チャイコフスキー、タラス・シェフシュンコ、シェークスピア、イエス・キリストは、どこかの国だけの存在ではありません。皆、この世界が誇る、かけがえのない存在です。
今、私たちの愛してやまない祖国は自由を守るため、隣国からの侵略者と戦っています。そしてこの困難な時期に、ウクライナを代表する歌手、音楽家、作曲家、舞踊家をはじめとする、あらゆる芸術家たちが世界へ各々の芸術を発信することで、ウクライナの存在を示し、その数々が、自由を守るために戦っている勇者たちへの大きな支持の波を引き起こすことにつながると信じてやみません。
今こそ、真・善・調和が、悪、闇に勝利する、美しいキエフ(キーウ)・クラシック・バレエの「白鳥の湖」を、私たちの信念と重ねて感じて頂けたら幸いです。
キエフ(キーウ)・クラシック・バレエ芸術監督、テチヤナ・ボロヴィーク
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この公演感想、書けてなくてスマン。
なかなか元気な監督(元バレリーナですね)の言葉で、痛快でした。
公演直後にこの話も書こうかと思ったけど、バレエ団側に何か迷惑が掛かっては、と思って控えました。
要は、一つのバレエ団は、チャイコ三大バレエはやらない、としたのに、キーウの別のバレエ団は、「白鳥の湖」を上演してるんですね。
(結果として、自分は夏のキーウ・クラシックバレエの白鳥には感動したし、冬のウクライナ国立「ドン・キ」は、あまりいいとは思いませんでした。ドン・キは日本で多く上演され、大成功の舞台も幾つも見ています。)
ただ、とばっちりで、バレエ団側に迷惑が掛からないよう、祈ってます。
(宇政権については、チャイコ三大バレエの上演禁止問題については、私が反論してやりたい位です。文句があったらわしに言え!と言いたい。ああもう、バカバカしいったら!)
尚、なかなか勇ましくて微笑ましかった上記パンフの一文に比し、夏のキエフバレエの芸術監督フィリピエワの優しく崇高な一文も、さすが名プリマと思ったものです。
「芸術は分断を生むものではない。分断を志向するものではない」、というようなものでした。この件は、いつかまた書けたら別掲。まずは、上記の一文を先に。
※部分は、事実かどうかは自分は確認していません。
真偽のほどは、チャイコフスキー研究者に委ねたい所ですが、なかなか素敵な文章で感心しました。
あ、それと、自分は、軍事侵攻の背景や真実を知ってしまっているので、上記の文の後半部分とは考えは違いますが。
言論統制、言論弾圧のような事には、自分は原則賛成できないです。宇政権、信用してないです。
宇政権の子供の様な屁理屈には、この件に限らず、つくづく閉口しています。
岸田歴訪が心配。
増税は嬉しくない。
年末に行ったバレエ公演の内容と、取材したTV局複数の報道内容には、ふに落ちない点があった。
ウクライナ文化省からの要請で、キーウのバレエ団で、「白鳥の湖」等チャイコフスキー曲のバレエ公演をやらない、と言うような、首をかしげたくなる話があって。
なんで、それをそのままスルーしちゃうのかなあ、日本の報道。ウクライナ政権が、すっごく、変なこと言ってる、って、どうして気づかないのかしら?
(なんで、チャイコ「白鳥」を禁じるのかというと、チャイコフスキーがロシア人だから、というようなことらしい(?)
ばっかみたい。(さらに、それをロシア側が利用したとか、バレエマニア歴数十年でウクライナのバレエも色々見てきた自分が、聞いたこともない言いがかりをつけてきてる。)
(「それなら、ロシア物を全部排除してバレエ公演やってみろ!」って宇政権には言いたいが。どうせ、教養がないから、チャイコ以外でバレエでロシアが関わってる部分を知らないとか、チャイコ位しか知らないとか、そういう下らない理由なんだろうなって思うけどね。)
私は、バレエ「白鳥の湖」を最も愛した国は、ロシアではなくて日本だと思う。何でか分らないけど、日本では人気がある。その、日本のバレエ客の私は、この愚にもつかない話に、二言もみこともあるのだが。
今回は、私の意見ではなく、他者の意見を紹介する。
--------
(自分は、白鳥の湖が好きなだけで、その偉大さは集団創造の中にあるとしか思ってない。チャイコはその一部でしかない。
宇政権・軍・そして、キーウ。今、密告社会になってるんだなとは朝日新聞の記事で知った。(隣人に密告された宇国女性の取材記事。)席巻する排除の論理と弾圧。)
その事は置くとして、まず、そのチャイコフスキー曲の作品の上演を、辞めるように言ってきた宇政権、文化省のやり方に対し、まず、私自身の考えの前に、
同じキーウの別のバレエ団の異論を紹介しておく。(宇文化省に、ちくり禁止です。チクった人は、あの世に行ったとき、統一教会特製の「サターンの呪い♬」」が、貴殿を見舞いますから、宜しくね!)
マスメディアの「一方的な~♪」報道に断固抗議する。
世の中、色んな意見があるんだよ。宇国の意見、キーウの市民の意見も、一つとは限らないのに、ちょこっと取材してとか、一か所だけ取材して、大本営発表するの、有害なのでやめてほしい。
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以下、2022年夏、行った公演の、公演パンフレットの一分です。
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ごあいさつ
キエフ(キーウ)・クラシック・バレエ団は、コロナウィルス感染症を乗り越え、日本に帰ってまいりました。ようやく皆様にお会いできることが楽しみでなりません。
バレエ芸術において最たる演目のひとつは、巨匠ピョートル・チャイコフスキーと、振付師マリウス・プティパの傑作「白鳥の湖」です。
ウクライナの美しい自然と、その独特な民族音楽に触発されたチャイコフスキーは、他の数々の名曲と共に「白鳥の湖」をウクライナ滞在中に作曲しました。※
「才能豊かな人々が居る。才能豊かな国がある。その国はウクライナだ。」とチャイコフスキーは友人にあてた手紙に残しています。※
チャイコフスキー、タラス・シェフシュンコ、シェークスピア、イエス・キリストは、どこかの国だけの存在ではありません。皆、この世界が誇る、かけがえのない存在です。
今、私たちの愛してやまない祖国は自由を守るため、隣国からの侵略者と戦っています。そしてこの困難な時期に、ウクライナを代表する歌手、音楽家、作曲家、舞踊家をはじめとする、あらゆる芸術家たちが世界へ各々の芸術を発信することで、ウクライナの存在を示し、その数々が、自由を守るために戦っている勇者たちへの大きな支持の波を引き起こすことにつながると信じてやみません。
今こそ、真・善・調和が、悪、闇に勝利する、美しいキエフ(キーウ)・クラシック・バレエの「白鳥の湖」を、私たちの信念と重ねて感じて頂けたら幸いです。
キエフ(キーウ)・クラシック・バレエ芸術監督、テチヤナ・ボロヴィーク
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この公演感想、書けてなくてスマン。
なかなか元気な監督(元バレリーナですね)の言葉で、痛快でした。
公演直後にこの話も書こうかと思ったけど、バレエ団側に何か迷惑が掛かっては、と思って控えました。
要は、一つのバレエ団は、チャイコ三大バレエはやらない、としたのに、キーウの別のバレエ団は、「白鳥の湖」を上演してるんですね。
(結果として、自分は夏のキーウ・クラシックバレエの白鳥には感動したし、冬のウクライナ国立「ドン・キ」は、あまりいいとは思いませんでした。ドン・キは日本で多く上演され、大成功の舞台も幾つも見ています。)
ただ、とばっちりで、バレエ団側に迷惑が掛からないよう、祈ってます。
(宇政権については、チャイコ三大バレエの上演禁止問題については、私が反論してやりたい位です。文句があったらわしに言え!と言いたい。ああもう、バカバカしいったら!)
尚、なかなか勇ましくて微笑ましかった上記パンフの一文に比し、夏のキエフバレエの芸術監督フィリピエワの優しく崇高な一文も、さすが名プリマと思ったものです。
「芸術は分断を生むものではない。分断を志向するものではない」、というようなものでした。この件は、いつかまた書けたら別掲。まずは、上記の一文を先に。
※部分は、事実かどうかは自分は確認していません。
真偽のほどは、チャイコフスキー研究者に委ねたい所ですが、なかなか素敵な文章で感心しました。
あ、それと、自分は、軍事侵攻の背景や真実を知ってしまっているので、上記の文の後半部分とは考えは違いますが。
言論統制、言論弾圧のような事には、自分は原則賛成できないです。宇政権、信用してないです。
宇政権の子供の様な屁理屈には、この件に限らず、つくづく閉口しています。
岸田歴訪が心配。
増税は嬉しくない。