懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

戦い済んで夜が明けて

2022-12-06 16:02:20 | Weblog
【日本対クロアチア戦、予想と結果】
セルジオ越後氏の予想が当たってしまった。(日本が勝つという意見の中、ただ一人、「ベスト8進出はそんなに容易ではない」、という厳しい見方だった。)
伊達に年季積んでないってか。

試合後の三苫選手の涙は、ほんとは勝てるかもしれなかった、と言うような事かなあ???と思ってみた。全部足りない、ってコメントは、次は全部伸びてベスト8とりに行くのでしょう。
皆さん、お疲れさまでした。

【観戦状況】
バレエ公演の感想を書くつもりだった。
結局サッカーW杯、日本対クロアチア戦を見てしまい (本田圭佑解説のアベマと、フジTVと両方つけてた。解説はアベマで聞いた。)
1-1のまま前後半が終わり、延長で両者相譲らず、加点無…気が付けば午前2時をかなり過ぎていて、…本田解説はず~っと見て最後まで見た方が良さそう。が、他の生活もあるので見るのやめた。

こんなにかかるとは思ってなかった、2時間超だけでも、見られて良かった。

そんなこんなでバレエ感想が後回しに。本田解説引力。

*試合、初盤から前半、素人目にも「意外とクロアチア、スペインより弱いんじゃ?」と勘違い。日本勝つでしょ、と。前半に日本が前田さんゴールで先制点だったし。

ただ、サッカーのノウハウが、日本の選手たちや本田さんの踏襲するセオリーと、クロアチア側はちょっと違うのかなってのは思った。動物的カン、と言ったら雑かもしれないけど。

その後、クロアチアのペリシッチがゴール決め、1-1に。この頃は、日本が負けるとは思わなかった。

敵将:モドリッチは、見かけは37歳より若目でも、中身は年齢相応に老獪な印象。前半に、審判の見てない時、蹴るボールの置き場所を定位置よりやや前において、気付いた審判に制されていて。
そんな光景を見て、サッカーだけじゃなくて、なんとなくヨーロッパの難しさの事を想った。

面積・人口も、大きくはない、自分はサッカーでしか、お名前を聞くことがあまりなかったクロアチア。そんな、欧州の中の小国が強豪国として勝ちあがる為には、よく知らないけど、出来ることは全部やる、と言うような事も含めて、色んな事があるのかもしれないとか、ちょっと思った。

(ウクライナ問題も、日本人の多くはあの国を分らずにうわべだけ見てる気がした。でも、今、日本にとってヨーロッパはアメリカに比べてはるかに遠い国になりつつあるように思えた。日本には大陸の内陸の国とか、多民族国家の事とかは、縁が遠いし。試合見ていて何となく自分的には、そんな、ヨーロッパとか東欧とかの、日本人には分りにくい複雑さみたいなものを感じさせた、モドリッチなのでした。)

ちょっとこの人って、本田解説付きで素人なりにちゃんと見てみると、見かけどうこうでワーキャー言うタイプの選手ではないみたい。前日の日記でそういう風に書いたけど。

クロアチアも、私的にはあまり応援したくなるチームではなかったのが、最後、PK3人決まって勝利した後、PK決めたクロアチアの選手が日本の前田選手の頭にキスしたり、日本の選手の背中さすったり労をねぎらって互いの健闘を称えている姿を見たら、ほっとした。

今日、アントニオ猪木の特番ある様で、対モハメド・アリ戦映しそう。あの二人もあの死闘の後、友人になってたので、闘ってる時は相手を倒すために必死、終えたあとは相手に尊敬が生まれるというのもあるのかな~?。

それと、後半にモドリッチって技術的に引き出しの多い選手らしくで、多彩に小技というのか、持ち技の一部を披露していて、サッカー選手の本田氏を唸らせてもいた。
(こういう選手とW杯ベスト16進出で闘った、今回の若い日本人選手たちには、こういう経験値も、次回以降の経験的蓄積になっていくのかな??。)

そんなこんなで、私的には、ウクライナ問題でつくづく感じていた、ヨーロッパの、或いは東欧の複雑さみたいなのを、ちょっと思わせたモドリッチ選手ではあった。
一筋縄ではいかない、油断のならない老獪なタイプに見えたけど、

今迄の試合も出てたと思うし、今回も長丁場出続けて、出られる限り出たみたいで、さすがに体力的に疲労蓄積どうかというタイミングで交代、変わって出てきた若い選手にも目が行った。
けど、日本選手と死闘を繰り広げたモドリッチは、役目を終えてやっと普通に疲れた顔を見せ、監督がハグで労をねぎらっていた時だけは、もう少し普通の人に見えた。

日本はクロアチアと戦争すべきじゃないって思ったっていうか、(しないと思うけど。)クロアチアの選手って、凄く粘りそうな感じがした。
素人目に、ダメそうに見えてダメじゃないっていうか。両チーム、だんだん体力的にきつくなってくるという時に、なかなかしぶといみたい。体力的に恵まれてるのか何なのか。

本田解説は、今回は、前半より後半、試合がなかなか両者得点にならず、選手交代が、なかなか入らず、だんだん選手が疲れてきて試合、予断を許さなくなってきた中で、何か試合への厳しい集中度が上がった気がして、自分が離脱する頃の時間帯が、見ごたえがあったようで見られなくて残念。

両者、ほんと死闘な感じだったし、ざっくり言って互角に戦えていて、それが延長で決まらず、最後あっけなく(って言っていいのか?)PK戦で敗退が決まってしまって。試合延長までは凄く濃密な空間だった。
素人考えで、じゃ、次はPK戦対策の練習、重点的にやったらいいんじゃ?と思ったが、そんな簡単なものではないのでしょうね?

--------試合感想はここまで(拙い感想失敬)

サッカー見ない歴数十年の自分が、サッカー見たのは、バレエ公演の演目の、「サッカー絵画」といったタイトルの作品が、面白すぎたから。
演出、ダンサーが秀逸な上に、たぶん彼らは、こういうサッカーの試合に熱狂してる人たちだったんだろうと感じた。

本田解説がなかったら、ここまで見なかった。(時間押して、その後が、ちょっと大変)
本田圭佑氏と槇野氏とアベマTVは、結果として新しいサッカー試合中継の楽しみ方を提案した。これ見ないと、もっと、皆が名を上げる選手中心に見たかも。それはすごくうわべだけの見方だった気が。

そして2試合見て、あの、秋公演で見たサッカーの試合を題材にしたバレエの舞台、あの演目は、凄くサッカーの試合場のエッセンスが盛り込まれた演出になっているんだと気づいた。

仕事や生活があるんで、端折ってみるのも一つの在り方だし、ただ、何事も時間を支払った分だけ、見える物も広がる。そのバランスが難しい。
本田解説は、他の解説に比べると、日本の選手、一人、一人の活躍がクローズアップされてくる。選手の一人一人の名前が前面に出てくると思った。試合の見え方がまるで違ってくる。
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それと、マスメディアは、日本が勝ったら他そっちのけでサッカー一色になって応援モード、負けたら手のひら返し、切替、早っ!

まあ、統一教会問題、新法案の国会集中審議入りする様なので、そちらを映してくれる分には良い。与党案は、もう少し前進してほしい。

長友佑都選手が、ブラボーブラボー言うのが、羨ましかった。今の所、私らバレエマニアは、劇場でブラボー禁止されている。(新型コロナ禍対策)あれっていつ解禁になるのかしら?



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