懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

弱い実態、便乗する輩

2022-05-07 03:51:03 | Weblog
三谷幸喜が以前、ロシアの国力が弱いんじゃないかと言うような事を言っていた。

結果だけで見ると、正直、ロシア軍が弱く見える。(よく知らんが、現場の兵士たちの何割かに、ほんとは同じスラヴ民族同士で殺し合いしたくないんで、とか、私らによく分らないロシア軍事情があったりする?とか、理由は別にあるとかあったとしても。)

で。

ロシア軍があの調子なので、あれを脅威扱いするのは、どうなんか?という気が。
(核だけが脅威かも?と思ったし、その核も、昨日、ロシア外務省かどっかが、使わないって言ってたって報道で出てた(ガセでなければ)。

日本の場合はロシアと陸続きの国境もないし、
ほんとは、狭義で日本の国益だけ考えたら、あまり目立たずそこそこほどほどにしておいた方が無難だったんだけど。

出禁の政治家その他が出て、正直、目立つ方が、本来攻撃されるもんでもないのに、わざわざ、前に出て、とばっちりを喰いに出てるみたいでね。

あれほど弱く、統制を欠いて見えるロシアの軍事力。(自分的には負けるかもと思ってるけど、アメリカが紛争を長引かせたいそうだから、まだズルズル行くのか?アメリカのネオコンの罪は重い。)

それをネタに、ロシアの脅威があるから軍拡しましょうとか、かいけんしましょうとか、脅し掛けてこられてもねぇ。
営業の掛け方として、そのネタでは押せない。ロシアが弱すぎて。

一方、ウクライナ問題は、どうも、日本の今のマスメディアの報道は、ちょっと違うかもで。
岸田首相がイギリスで妙な事を言って、中国外務省のきりっとした報道官に理路整然と諫められていたけど。
岸田氏は、日本のマスメディアの報道を(出元のウクライナもだけど)真に受けちゃったんだろうとは思った。

岸田氏は日本の為政者だから、その辺は修正かけてくれないと困るんだけどね。
朝日新聞の1面の記事見たら、やれやれって感じで、読む気も起こらんかった。ウクライナ報道は、おかしい。

ウクライナ問題は、発端は数年前のマイダン革命、デモ隊に発砲があって、そこにはアメリカのネオコンが暗躍していたとか、ウクライナのネイションビルディングとか、凄く根の深い問題あっての事で、ウクライナとロシアの件は、他国と一緒にはできない。

ロシアの為政者がやったことは、一般的な為政者の合理性では説明できない事だらけで、中国の習近平氏は、為政者としての合理的判断から外れた事はやらないと思うので。正しいとか、正しくないとかじゃなく、習近平氏は自分に得にならない事はしないでしょ。そういう意味で。

迷走し、アメリカに弱体化を企図されているロシア。この調子だとアメリカの意向通りになるんだろうな~と思って見てるけど。

メディアも、妙に戦争肯定的になってるけど、グテーレス氏が行き来しただけで、助かった人たちも少しいたみたいだし、本当はもっとやりようがあるんだと思う。ゼレンスキー大統領は、最初グテーレス氏がモスクワ行ったとき、怒ったのよね。私はあの時、あの人、大統領辞めた方が停戦になりやすいんじゃないかって思ってしまったよ。言う事、子供みたいだし。(気に入らない行動する相手は、誰であろうとすぐかみつくのよね、ゼレって。)

ウクライナの元大統領も、「次はあなたの国かもしれませんよ」なんていい加減なこと言って煽ってた。「お前が悪いだろ!!!お前のせいでウクライナがこんなことに!!!」と、インタビュアーに怒ってほしかったよ。な~んにも知らない、日本のメディアのインタビュアーさん。あの男がどんな男か、知らないのね。

岸田首相の発言はやれやれだったけど、やっぱ、ウクライナ問題の何たるかを把握せず、マスメディアの報道をうのみにしてると、マズイ勘違いが起こりやすいんで、それは岸田氏に限った話ではなさそう。

弱いロシア。それをネタにしての軍拡は、便乗商法みたいなもん。
ウクライナは、アメリカと関わったから、恐い軍事強国になる可能性もある?

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