懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

薄井憲治バレエコレクション特別展

2018-11-21 16:06:45 | バレエ
薄井憲治バレエコレクション特別展~「バレエ 究極の美を求めて」という企画を、11/23~12/25まで、そごう美術館(横浜そごうの6F)でやるようです。

って、バレエマニアはもう知ってたかな

宣伝チラシに出ている写真が、風情があって、素敵なのがずらり。バレエに興味ない人でも、美術系の事をやる人にはインスパイアされるものは少なからずありそうで、見て損はないかも。

(最初に出てるのは、アンナ・パブロワの瀕死の白鳥の写真かな。)

他にも、マリー・タリオーニの「ラ・シルフィード」、ファニー・エルスラー題材の、アンティークプリントとか(バレリーナが、絵画から男性のお部屋に抜け出して来てるような、イメージの絵かも。ちょっと面白い。)、・・

パブロ・ピカソが、表紙デザインした、バレエ・リュスのプログラム(!)とか。

良いのばっかり。

パブロ・ピカソが、バレエ・リュスの公演プログラムの絵を描いてたって知らなかった。

(そういえば、昔、寺山修司の主宰した演劇実験室「天井桟敷」の公演ポスターを、横尾忠則とかが手がけていた(これも、初めて見た時のインパクトは凄かった。)のに、状況が似てるかも。)

ジョルジュ・バルビエ版画の「ル・カルナヴァル」より「クラウンとコロンビーヌとアルルカン」ってのも、モダンな絵だけど、今にもダンサーが動き出しそうで、絵も可愛らしい。

藤田嗣治が、白鳥の湖の美術デザインを手がけたものもあるようで、そのデザイン画もあったり。牧バレエ団のバレエ衣装の展示もあるのかな。

コンサートや幾つかイベントの企画もあるようです。。(詳しくは、そごう美術館HP等でご確認ください。)


*横浜方面だと、今、寺山修司展もやってるのだけど。これは、自分には既知の内容が多いので。

ところで、田中未知さんが、寺山修司を撮った「質問」という映像小作品があったのだけど、寺山の回顧展において、これだけはあまり見た記憶がなく、これは内容が自分的には良かったので、どっかでやってほしかった。保存されてなかったりしたら。残念すぎ。

*薄井氏は、いいものをきちんと保存していて、後世の人に見せられるようになったから、良かったと思った。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする