懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

見る前、観た後・・・

2012-12-30 01:29:38 | バレエ
行って来ました、オーチャードホール。
シェフチェンコ記念キエフ・バレエ、フィリピエワ&マトヴィエンコ主演『ジゼル』。

好舞台、でも。
欲を言えば、もう一つ先が欲しい・・・。

そんな所でした。客観的には、そう思う私が贅沢なのだけど。
フィリピエワ、1幕も2幕も、舞台衣装が似合う、可憐な正統派の容姿。
終演後、カーテンコールの時、花束を胸元に持って白いウィリーのドレス姿でいるのが、
更に似合ってて。。

一方、光藍社さんの宣伝チラシで二人の『ジゼル』の写真を見た時から、
パートナーリングがどうか???、とは思っていたけれど。

フィリピエワの相手役は、やはりシドルスキーの方が、より良かったみたい・・・。
マトヴィとも、決して悪くはないのですが。

花のある主役二人で、スターの舞台だったけど、
恋の演技は、それぞれのお気に入りとした方が、さらにもっと舞台が良くなったんじゃないかと、惜しまれました。

フィリピエワは、前回ルジ・ガラで来日した時,シドルスキーとの古典が良かったので、私はリピーターになって今回来ました。
その時は、彼女は舞台に出てきた時から、晴れやかに外に向かって開く心で踊っていて、その気風がすばらしかった。
それで、もう一回見たいと思ってきたけど、
同じ舞台は二つとない、同じ感動も、なかなか無いと、思い知らされる結果でした。

舞台感想は、明日以降・・・・・(書けたらいいな~、と・・・・。)
終演後、フィリピエワが出まちのファンにサインしてるのを見かけました。
年齢不詳。

★文化村では、映画館(文化村ル・シネマ)の方で、マリー・アントワネットにまつわる映画、『マリーアントワネットに別れを告げて』の上映があって、こちらもお客さんが並んで、盛況。ま、土曜の渋谷だし。

アントワネットに心酔した女性が主人公。彼女が、王妃のお気に入り・ポリニャック夫人に嫉妬していると、フランス革命直後、王妃が彼女に、「ポリニャック夫人の身代わりになって欲しい」、と頼むという、気の毒な話。(解説が書いてあった)

これ、そのうち観にいこうかとも、一瞬思ったけど・・。画面はとてもきれい。でも、酷な話で、結末を知る度胸が足りない・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする