懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

世界フィギュア女子フリー、マカロワのマリリン

2012-04-02 00:54:31 | Weblog
クセーニャ・マカロワちゃんのマリリン・モンロー、その創造性が、キュートで可愛かったです~。もう、デレデレ。もう一回見たいな~。転んでスカートのなかが見えたのまでが、モンローの映画「7年目の浮気」で、地下鉄の通風口の上に立ってスカートが捲れるのを、手で押さえて「イヤ~ン」みたいな顔してた、モンローの有名な映画シーンを思わせた。
(って、ねらって転んだわけじゃないだろけど。)

モンローよりマカロワちゃんの天然の方が、私的には可愛かった。

今回、男子シングルの第3滑走の選手たちが、それぞれ競技ながら、1つの「作品」になってて、その創造性、独創性に、1つ1つに引き込まれたのと対照的に、女子はBGMレベルの曲の扱いで、創造性は、なさげなのが多かった。そんな中で、唯一の独創性。マカロワちゃんは、技は不調で、こっちも楽しんで見るに徹した。女子上位選手は、技術的にも、男子に比べて、「おっ、」というのがなかった。私は元来、男子フィギュアより女子の方が好きだったんだけど。

浅田選手は、別格のスターと言う感じ。この人のだけは、観てて涙が出たから、見てて心が動いたのね。今日はSPより大人っぽい、しっとりした動きで、紫の衣装の「愛の夢」にあってたかと。

後は、ロシアの2位のレオノワ選手位かな、上位選手で、音楽・衣装・振付・ヘアメーク、トータルコーディネートで出てきたのは。・・・以下自粛。

【男子】羽生選手だけが素晴らしかったわけでもなく、レイノルズ選手を皮切りに、テン選手からずっと、どこでお休みしようかと思っても、どの選手でも休憩できなくなって、チャンネル切れなくなってしまった。心のこもった演技陣。女子シングルを見るより、男子をもう一度見たいと思った。一つの作品に込めてるものが、なんでこうも女子と違うのか。

あとで冷静に観たら、技術的には、チャン選手は抜けてたんですね。リアルタイムで見たら、転倒でひやっとしたけど。それと、”独創性への評価点”って項目は、ないけど、独創性では、チャン選手が一番低くて、オーソドックスで、苦笑するほど一人だけ「普通」。

羽生選手の「ロミオ」、改めてみて、芸術性に限っては、ほんとに2度みても、やはり素晴らしかったです。大人には無い、10代の感性を見せつけて、ロミオとは何か、改めて教えられたような「ロミオとジュリエット」だった。何度か見ても、都度インスパイアされるものがありそう。競技なんだけど、芸術としてみても、独立した感動がある位の珍しいものだった。普通、日本人男性には、ロミオは難役のはずなんだけど。この人は、むしろ似合ってましたね。

他の選手も、それぞれに素晴らしい自分の世界を、完成度様々で見せ、羽生選手は、テンションの上がり方が突出してたかと。選曲もエキサイティングな曲で、有利だったけど、独自の感性は、やっぱり3位になって良かったな、と。
男子シングル、各選手の演目に目移りしながら、思いました。芸術監督が居るのかと誤解したくなるほど、それぞれ異なる世界で、似たような作品は、少なかった。

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