懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

順番

2011-07-11 01:19:57 | バレエ
7月のBSプレミアムシアター。バレエ公演放送の2週めは、「パリ・オペラ座公演、『ドガの小さな踊り子』、『ランデヴー』他」。

第一週が、斬新なコンテ。パリ・オペラ座公演の『シッダールタ』。
(近未来的?な装置・衣装で、東南アジアの故事を描いた作品。ゴータマ・シッダールタの悟りに至る道を、スローモーションな柔らかい動きで独創的に表現した、叙事詩的なもの。)

これで、がつんと驚かされて、その後が、今回の「ドガの小さな踊り子」他。
こちらは、おしゃれな前世紀のパリの歓楽街の、踊り子その他の衣装に見とれる、もう少しオーソドックスな作品。舞踊は、前週のコンテより、クラシックの動きが楽しめる。

見るべき順番とは、あるもので、個人的には、この順番で、とっても良かった。

第一週が、「ドガの小さな踊り子」だったら、私はこんなにちゃんと見なかったかも。
なぜなら、以前にTV放送された同バレエ団の他の作品に、趣が似てるから。

先に、全く異質な舞台が見られて、改めてパリ・オペラ座の多彩な魅力の一片が、浮かび上がった。

それと、この所TV放送の多かった、英国ロイヤルバレエ団の公演に比べて、群舞の人が格段に上手いのが目に付いた。

第一週は、舞台の魅力に加えて、NHKのカメラワークも自分的には良いと思った。
って、公演を生で観てない者に、本当の判断は、できないのだけれど。

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